日付 2013年3月29日
と き:2013年3月29日(金)12:15~
ところ:中国電力岡山支社前
概 要
原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山は33回目になる中電前抗議行動を行いました。本日は暖かくて春らしい気持のいい天気でした。参加者は34人で、童謡「おたまじゃくしは蛙の子」の替え歌に合わせて「原発をなくせ!」と声を上げました。
今回はじめて参加された女性は、「原発は危険。私は福島原発が事故を起こす以前から原発には反対の立場をとっていた。原発をなくすためにがんばりましょう」とコメントされていました。
原発推進派の人達は、「原発が無くなれば電力が不足する」と言っています。しかし。昨年の夏、冷房等の使用で電力供給が間に合わないのではないかと報道されていましたが、電力は不足することなく乗り切ることができました。
また、原発では多くの労働者が働いています。しかし、被ばくした労働者全体の95パーセント以上は「下請労働者」と言われる人たちです。ウランの鉱山や使用済み燃料の再処理工場においても、大勢の人たちが放射線を浴びながら働いています。労働者の被ばくなくして原発は動かないのです。こうした理由からも原発はなくすしかありません。
抗議行動ニュースはこちら中国電力岡山支社抗議行動ニュース13.3.29
替え歌はこちらオタマジャクシは蛙の子の替え歌2
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とき;2013年3月28日(木)18時40分~20時
ところ:国際交流センター7階ホール
国労は3月28日、JAL不当解雇撤回全国キャラバンの岡山入りを受けて集会を開き、地域の仲間80名が結集しました。県労会議は同日午後2時から行われた駅前での宣伝行動も含めて集会成功のために奮闘しました。
後藤委員長(国労)
あの空に帰ろうを全員で合唱
集会では国鉄岡山合唱団じれんの「あの空に帰ろう」の合唱の後、国労後藤委員長の挨拶を受けて、原告団から清田均さん(パイロット)と斉藤良子(客室乗務員)さんから訴えが行われました。清田さんはこれまでの経過を振り返り、高裁に向けた決意を語りましたが、JAL経営者の空の安全を軽視して利益を優先する体質には怒りを押し殺し、静かに語りかけました。
「自分たちはなんとしても職場に帰り、パワハラが横行して口答えもできず黙って職場を去っていく社員を救いたい。空の安全を守るのは航空労組連絡会に加盟する我々であり、なんとしても裁判に勝ちたい」と話しました。清田さんは裁判の過程で明らかになったとして、「経営再建の過程で経営陣はどんなことをしても労働組合を職場から追い出す。希望退職から漏れても放置しない」と語った経営陣のメモの内容を紹介しました。「現在JALでは3年間安全訓練が行われておらず(経費がかかるため)、安全軽視はこんなところからも見えている」と紹介しました。
清田均さん
斉藤良子さん
斉藤さんは「一貫した組合に対する嫌がらせが続いたが、やめようと思ったことはない」と語り、組合員であることを誇りにしていることが伝わってきました。
支援団体の組合員の意識なども比較しながら、日頃の運動のあり方を振り返り反省させられる思いでした。お二人とも背筋をピンと伸ばして語る姿がとても印象的でした。最後は集会アピールを採択し、集会参加者は2人を囲んで集合写真を撮るなど、支援の運動を広げようと決意も新たにしました。
アピールはココ2013.3.28公共交通の安全を守り、解雇自由な社会を許さないアピール
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と き:2013年3月28日(木)18:30~
ところ:岡山市勤労者福祉センター
概 要
85期労働学校が5月から開校されます。岡山県労働者学習協会は長安めぐみさん(香川大学男女共同参画推進室副室長)を講師に招き、「学び、気づき、変革していくために -生き生きと働くためのジェンダー学習」というテーマの85期労働学校プレ講座を開催しました。講座には様々な職業の人が立場を越えて集まり、14人が参加しました。
労働学校運営委員長・西本菜美さん
いつも楽しそうです(^_^)/
長安めぐみさんは冒頭でお茶の水大学を発足した保井コノの生涯を紹介し、「保井コノは日本の女性で初めて理科研究生となった人。研究意欲が強く、アメリカに留学をしますが、結婚をせず、生涯研究を続けると言う暗黙の誓約のもとだった。当時の時代背景からすると女を捨てるということを意味した」し、「女性の歴史は社会参画への歴史だった」と話しました。
「1945年、日本女性に平和と平等、幸福追求と自己決定権が日本国憲法9条・24条・13条で初めて認められた。1967年には女性差別を国際社会が認め是正しようとし、女子に対する差別撤廃に関する宣言が出された。そして、1979年には国際的な女性の地位向上のムーブメントの最兆期を迎え、どんな時も、どんな場所でも、性別によるあらゆる差別をなくすために、『女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約』が採択された」と説明しました。1979年に採択されたこの条約は「世界女性の憲法」「男女平等の国際基準」と言われています。
しかし、日本では女性差別撤廃のとりくみがまだまだ不十分と言われています。長安めぐみさんの解説によれば、賛成一般労働者の所定内給与額を100とした場合、女性の所定内所得は70.6%、非正規で働く女性の場合54.7%になります。また、正規として女性が継続して働いた場合の生涯賃金は2億7645万円になり、育児休業を1年間利用した場合でも2億5737万円もの金額になります。しかし、出産後、いったん仕事を辞めて、他企業で再就職した場合は1憶7709万円になり継続して働いた場合と比較すると9936万円もの差があります。
長安めぐみさんは、「仕事を辞めるか、休むか。子供を産むか、産まないか。これは女性にとって大きな運命の分かれ目。一人ひとりが大切な社会の支え手。パートナーである男性の責任も大きい。しっかり話し合うことを大切に」とまとめました。
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