月別 2012年2月
スケジュールを変更しました
新しいスケジュールはココ2012年2月9日~3月13日のスケジュール
3.17チラシ(ドキュメンタリー映画第4の革命)
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と き:2012年2月6日(月)12:15~
ところ:岡山駅前ビックカメラ前
概 要:
原水爆禁止岡山県・岡山市協議会は今年2回目の核兵器廃絶宣伝と署名活動を行いました。県労会議、自治労連、高教組、医労連、人権連、平和委員会の6団体から、12人が参加し、署名22筆を集めました。
中尾さん(平和委員会)は、「広島・長崎の被爆から68年、いまでも2万発の核兵器が貯蔵・配備されています。22万人の被爆者の平均年齢は75歳。高齢の被爆者は自分たちの命のあるうちに地球上から核兵器の廃絶をと闘い続けています」と訴えました。
若い人がたくさん署名に協力してくれました(^_^)/
県労会議の伊原事務局長は、「まもなく58回目の.3・1ビキニデーを迎えます。広島型原爆の1000倍の巨大な水爆実験で日本のマグロ漁船などが被曝し、犠牲者を出しました。このような悲劇が再び起こることは許せません」と核兵器廃絶への思いを話しました。
岡山県原水協の平井事務局長は、「昨年の2月から始まった『核兵器の全面禁止のアピール』署名は2010年のNPT再検討会議の確認の上に核兵器禁止条約の交渉開始を求めるものです。私たちの一筆1筆が国際政治を大きく動かしています。寄せられた署名は国連に届けます」と署名への協力を訴えました。
私たちが署名を集めていると、6人のアメリカ人が署名に応じてくれました。平和を願う思いは世界共通なのだと感じる場面でした。
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と き:2012年2月4日(土)13時00分~16時
ところ:勤労者福祉センター全館
概 要:
2月4日(土)に開催された岡山県地域人権問題研究集会第4分科会の概要を紹介します。第4分科会は「地域―住民自治の地域づくり」というテーマで開催され、30人が参加しました。
岡崎公彦さん(岡山市安心・安全ネットワーク推進室)は市民一人ひとりが支え合う地域をつくることが大切だとし、「①自分自身の努力で問題を解決する自助②地域で支え合う共助③公的な面での支援する公助」の3つのポイントを示しました。岡崎公彦さんは、「地域における人間関係が希薄化し、孤独死など様々な問題が発生しています。市民一人ひとりがお互いを認め合うことのできる社会を、市民の力でつくりましょう」と話しました。
武田英夫さん(元岡山県会議員)は被災地でのボランティア活動の経験を踏まえ、福祉・防災の視点から報告を行いました。「震災復興には住民の意思尊重の原則が貫かれなくてはいけません。実態から離れた議論は無意味です」とし、「被災者の様々な声を行政に反映させるためには、住民に直結する議会と議員の役割が重要です」と自治体と議会の姿勢が問われているとしました。
崎本とし子さん(地域がんケアサロン・たんぽぽカフェ世話役人)は、岡山県のがん対策推進条例について報告しました。「何らかの病気、例えばがんになったとき安心して治療が受けられる環境が整っているのかといえば残念ながらそうではありません。心身の苦痛だけでなく、経済的理由から治療を断念せざるを得ない人がいます」と話しました。「岡山市議会ではがん対策を所管する保健福祉員会で、困難ながん患者の置かれている現実を直視し、がん対策を推進することが必要だと議論を進めました。議員提案での条例化を進め、22011年2月議会で全会一致により可決され、2011年4月に政令市としはじめての〝がん対策推進条例″が施行されました」とし、当事者や関係者の声を重視することを貫いたことを訴えました。
住宅慎通さん(NPO法人地域人権みんなの会)は、安心・安全の地域づくりとNPOの関係について話しました。「NPO法人地域人権みんなの会では、本当に人間が大切にされる地域をどうつくっていくかという視点で、地域住民を中心としたきめ細かい人間関係の構築を目指しています」とし、「現在、一人でも安全で、安心して暮らせる高齢者住宅の整備、青年後見人制度を活用して将来の不安を取り除くという仕組などを検討中です」とこれからの展望を話しました。
町内会、民生委員、近所関係、教会など私たちの生きる社会には様々なコミュニティーがあります。そのどれもが地域に根差したものです。それらが協同で地域づくりにあたることが幅の広いサポート体制を敷くことができるのではないでしょうか。
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とき:2012年2月4日(土)10時30分~16時
ところ:勤労者福祉センター全館
2月4日(土)、県内27の民主団体・労働組合の実行委員会主催による岡山県地域人権問題研究集会が開かれました。集会には210人が参加、小畑隆資実行委員長(岡山大学名誉教授)の基調報告を受けて5つの分科会(福祉・教育・労働・住民自治・憲法)で「人権と連帯の花開く岡山にー憲法が輝く地域づくり」をテーマに報告・討論が行われました。
主催者を代表してあいさつをする中島純男議長(岡山県地域人権運動連絡協議会)
小畑先生は民主党の地域主権改革に触れながら、「自民党の地域分権が上からの押し付けであるのに対して、民主党の地域主権改革はやりたいものから手を挙げてというもので、憲法に保障された国民の権利の保障と政治の責任を放棄するものだ」としました。その上で、「国民の立場から人権を確立する闘いが必要であり、地方から運動を起こしていく。これまでのような要求運動だけでは実現できない」と90分間、途切れることなく熱弁をふるいました。
基調報告をする小畑隆資実行委員長
午後からは行われた労働の分科会には21人が参加しました。公立保育園の様子を報告した平松さんは、「保育職員の定員が少なく臨時職員に支えられており、保育要求に応えきれてない。職場の実態解決のために臨時職員が組合をつくり闘いを始めている。組合の運動だけは地方行政の壁を破れない」と話しました。県労会議地域労組の藤田さんは、「派遣労働法が改悪され、中国人やブラジル人の人権が侵されている。地域労組が抱えている争議の中でも、人権回復の闘いは国際的な課題でもある。裁判になれば財政的にも厳しい。非正規労働の労働条件改善が叫ばれながらも放置されている」と法律の不備を指摘しました。県国公の宮地さんは、「公務員削減や業務の地方移譲が進んでいるが、日本の公務員は少ない。赤字の原因でもない。政府は公務員バッシングをしながら、規制緩和と地方移譲を進めている。国の責任放棄で国民の権利が侵害されている。犠牲となった国民の怒りは窓口に立つ公務員に向けられている」と、早朝宣伝や関係部局への要請行動など具体的な闘いにも触れながら政府の対応を批判しました。
会場いっぱいの参加者
討議を踏まえて分科会責任者の小畑先生は、「それぞれの闘いが縦と横で繋がり、効果的な闘いに発展させることが重要だ。苦労しているだけでは国民に理解されない。労働組合の役割や市民の運動を重ねて国民的合意を形成するような運動の経験を重ね、発展的な方向を見出すことが重要」とまとめました。
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みさんは「学習の友」という雑誌を知っていますか?「学習の友」は働く人のための月刊雑誌です。政治経済、社会情勢、労働者の権利についてわかりやすく書いてあります。ときには、私たちは何のために生きるのかといった哲学的なことにも触れます。そして、「学習の友」の一番いいところは、みんなで読むと楽しさが膨らむという点です。一人で読むのもいいですが、みんなで読むことで内容の理解がより深まります。
第3回岡山「学習の友」読書会が下記日程で開催されます。面白いこと間違いなしの読書会です(^_^)/みなさんの参加をお待ちしています。
と き:2月9日(木)19:00~20:30
ところ:岡山県労働組合会議会議室(岡山市勤労者福祉センター3F)
参加費:無料
※終了後、有志で夕食をとります(*^^)v
【主催&お問い合わせ先】岡山県労働者学習協会 TEL&FAX 086-232-3738
【共催】:岡山県労働組合会議
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と き:2012年2月1日(水)7:45~
ところ:岡山駅ビックカメラ前
概 要:
いよいよ春闘の始まりです。県労会議は早朝宣伝で春闘への決意を訴えました。本日の宣伝には7人が参加し、チラシを配布しました。
伊原事務局長は、「いま、全労働者の38.7%は非正規労働者だと言われています。はたして、これから社会に出て行く若者たちにまともな仕事があるのか心配です。2009年9月の政権交代は国民の自民党政治を変えてほしいという願いの現れです。ところが民主党野田政権は、当時の自公政権よりもさらに悪い政治を行っています。国民の期待と公約を完全に裏切り、自民党よりも自民党らしい政治を行っています。これでは、若い人たちが希望を持てる社会にはなりません」と話しました。消費税増税について、「消費税が今の5%に引き上げられて以降、会社員の給与は削減され続け、正社員から派遣や契約社員などへの置き換えが進みまし。年収200万円以下の労働者は、全体の4人に1人で、1100万人もいます。国民の収入が減っているにもかかわらず消費税増税をすることは許せません」と力強く訴えました。政府は消費税増税を「社会保障の財源確保のため」と言っていますが、社会保障は拡充どころか、年金支給額の削減、支給開始年齢の繰り延べ、医療費の窓口負担の値上げなどの改悪を行おうとしています。最後に伊原事務局長は、「私たちは増税を許さず、すべての労働者の賃上げを目指して2012年春闘を闘います。みなさんのご支援とご協力をお願いします」と締めくくりました。
2月になり寒さが一段と増してきました。インフルエンザも流行っていますので体調管理には十分注意しましょう。
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