日付 2011年5月31日
とき:2011年5月31日(火)朝7時45分~8時15分
ところ:岡山県合同庁舎前
概要:
震災復興の財源確保を理由とした公務員賃金削減案が政府と連合との間で合意されました。岡山県労会議公務共闘は、公務員賃金が削減されれば被災地の公務員のみならず、地方公務員や民間賃金にも影響して、景気はさらに悪化するとして5月31日から3日間、門前や駅頭で早朝宣伝を計画しました。
初日に行った合同庁舎前の宣伝では県労公務共闘の組合員をはじめ支援の仲間が18名参加して、労働局や農政局、自衛隊の職員にチラシ300枚を配布しました。「公務員賃金削減・消費税増税反対」と書かれた横断幕を掲げ、「岡山県労会議です。おはようございます」と声を掛けながら、チラシを手渡しました。
労働局要請などで顔なじみの職員に声を掛けると、「おはようございます。ご苦労様」と返事が返ってきました。玄関口に掲げた横断幕を横目で見ながらチラシをひろげる職員もいて、これまでの宣伝では見られない光景が印象的でした。県国公の組合員が全面に立って、チラシを配布していると顔なじみの職員が声を掛けてくる場面もあり、充分な手応えを感じることができました。
宣伝をはじめた直後に通りかかった車から若い男性が、横断幕を見ながら、「(公務員賃金削減は)当然のことじゃろがー!」と罵声を浴びせる一幕もあり、問答無用の世論の風潮を象徴するかのようでした。公務共闘では今年に入ってから、地域主権改革に反対で3ヵ月間連続の駅前早朝宣伝を行い運動が前進しています。今回の宣伝では公務共闘組合員が15名参加して運動の先頭に立ち、「震災復興を理由に制度改悪をいっきに進めようとする政府の狙いを許さない」と奮闘しています。
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