5.3憲法記念日 岡山県県民のつどい
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とき:2011年5月3日(火・祝)13時30分~16時30分
ところ:岡山市・三木記念ホール
概要:
憲法記念日の5月3日、憲法のつどい岡山県実行委員会は三木記念ホールで「輝け日本国憲法!集会」を開催しました。35回となる今年の集会は、恒例の岡山大学職員合唱団や岡山合唱団の合唱、詩人会議の詩の朗読の後、で2年越しとなった松元ヒロさんの憲法や安保条約をテーマにしたお笑いライブをはじめ、休憩を挟んで、「民主党政権と日本国憲法」と題して小畑隆資さん(オバタタカヨシ)の講演が行われました。岡山合唱団からは「憲法104条」という合唱曲を披露され、憲法にはないが、「あればいいな」と思わせる条文が曲になっていました。
松元ヒロさんは、新しい持ちネタ・アンポ君を発表し、「僕・アンポ君は1951年9月8日に生まれました。長男は憲法君です。二男は何処でもそうだけど、チャランポランです。お姉ちゃんはサンフランシスコ講和条約です。お姉ちゃんは華々しかった。同じ日に生まれました。アメリカの庇護のもとに生まれました。サンフランシスコ条約が100ヵ国と3000人の聴衆の前で49カ国がサインをしてめでたく生まれました。同じサンフランシスコで生まれた僕は、アメリカ側からはたった4人、日本からは只一人がサインをして、こっそりと生まれました。その時にサインしたのが吉田茂さんです。若い人たちは知らないでしょう。年取った人はもう忘れたでしょう」と紹介すると、会場は爆笑です。
松本ヒロさんのライブ
また、世相を風刺しながら、福島原発の事故を題材に、「原子力発電は核分裂をエネルギーに変える前に、人間を分裂させます。何処もそうです。沖縄の基地問題と同じです」と、お金で住民を買収して反対・賛成派に分裂させる原発政策の怖さを面白く語り、参加者の共感を誘いました。毎回、政治と憲法が笑いと共に身近に感じさせる松元ヒロさんの話術には「感心」以上の凄ささえ感じられます。
記念講演をする小畑隆資さん(岡山大学名誉教授)
記念講演をした小畑隆資さんは、「民主党政権は地域主権改革と言いながら、規制緩和で自由を主張することで憲法からの権力者の規制緩和を実現しようとしている。権力者の自由を縛っていた憲法の規定を取っ払おうとしている」と話し、民主党政権の危険なたくらみを暴露しました。