岡山県労働組合会議

はい、岡山県労会議です。086-221-0133

日付 2010年10月12日

とき:2010年10月9日18時30分~

ところ:岡山県民主会館2F会議室

講演のテーマ「シベリア鉄道から見えてきたもの」

概要

2010年10月7日、岡山県AALA連帯委員会は総会を開き、2009年度の総括と2010年の方針を全会一致で採択しました。今年は日本AALAが創立55周年を迎えるが、民族自決・民主主義・社会進歩のために闘うアジア・アフリカ・ラテンアメリカ諸国民と連帯して活動してきた。民族解放と非同盟、世界平和を目的としたAALAの理念は、今や国連加盟192ヵ国中、非同盟首脳会議に参加する134ヵ国の政治外交方針にすえられ、国際政治の本流となって世界を動かすまでになった。また、1955年4月にアジアやアフリカの29ヵ国がインドネシアのバンドンに集まって「アジア・アフリカ会議」(通称:バンドン会議)開き、バンドン10原則を掲げた。この原則は今日の「国連憲章による平和秩序を守ろう」という非同盟運動や平和の地域共同体づくりの精神が受け継がれているとしました。今年は岡山のAALAが再建10周年を迎えることから10周年の集い開催をめざし、キューバのコーヒーを販売・普及して国際連帯活動に寄与する事業活動を方針としました。

総括と方針を提起する田中事務局長(中央頭下向き)

総会後は幹事の脇本延子さんの「シベリア鉄道の旅から見えてきたもの」とする旅紀行がスライド写真で紹介され、ソ連時代の面影を色濃く残すウラジオストクやシベリア抑留で知られるイルクーツク、猛暑で火事が続き煙に覆われるモスクワの街などの様子が写真とともに説明されました。見渡す限りの平原で、日本人からすればもったいないくらい広大な土地は手つかずで、畑にもなっていません。シベリア鉄道ものんびりとしていて、事故があってもアナウンスもされないとのことでした。また、ロシアの人たちは短命で男性は50代、女性は70代が寿命、とにかくみんな太っていると話しました。脇本さんは「世界の指導者は経済対策が一番重要としているが、先進資本主義国の地球環境破壊はすさまじい」、と地球温暖化からくるシベリア鉄道周辺の火事の多さから実感したと語りました。

スライド写真を見せながら説明する脇本さん(正面右)

Find it!

Theme Design by devolux.org

アーカイブ

To top