岡山県労働組合会議

はい、岡山県労会議です。086-221-0133

日付 2010年2月14日

とき:2010年2月13日13時30分~17時

ところ:生涯学習センター

主催:子どもの権利を確立し、民主教育をすすめる岡山県民の会

基調報告:田中博 氏

シンポジスト:関籐 香代子さん(岡山生活と健康を守る会事務局次長)、平松 康子さん(保育士/仮称)、大谷 浩司さん(子どもと教育・くらしを守る岡山県教職員の会事務局長)、藤本 洋子さん(養護教員/仮称)、岩佐 仁志さん(岡山県高等学校教職員組合執行委員長)、石井 信行さん(コーディネーター)

5人のシンポジストは学校現場や保育園、生活支援などの中で起こっている子どもたちの状況を詳しく説明されました。親の愛情に恵まれない子どもたち、言葉を教えてもらってない子ども、弁当がコンビニのおにぎりの子どもたち、ゲームばかりでコミニュケーションが取れない子どもたち、親の貧困がダイレクトに子どもの食事、教育費に影響している実態が語られました。

岩佐高教組委員長は高校教育の中で政治的支援の必要性、教育界の貧困さ、高教組が取り組む修学援助金などについて話しました。

「日本の未来はどうなるのか?貧困な子どもたちは日本の政治を正しく導けるのか?」ちょっと寒くなる感じでしたが、この取り組みは必ず未来を救うことができると感じたシンポジウムでした。

         

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とき:2010年2月13日(土)10時~12時30分

ところ:ゆるびの舘

講演:石口俊一弁護士(広島生存権裁判弁護団長)

演題:「歴史的勝利判決から半世紀ー憲法25条は今ー」

  講演する石口弁護士

朝日訴訟が社会保障における裁判の基礎になっていることや、社会保障制度の前進のためには一つひとつの裁判で、裁判官が憲法に則して、政府の後ろ向きの見解を覆すことが大切だ。例え、裁判に負けても社会保障制度を発展させることができるとさまざまな裁判例でお話しされました。また、障害者の方や生活保護の裁判が如何に原告の困難を伴うものであるかを説明されました。憲法9条の会の運動などもされ、学生時代の先輩が裁判官をされているなど、現場でのポーカーフェイスにもかかわらず絆があり、社会保障制度の前進に手応えを感じているなどのお話はユニークでした。

いつも総会に出席され、自身の講演料なども法人にカンパされている朝日健二さん。

東京から総会に駆けつけてくださった小川政亮先生(日本社会事業大学名誉教授)

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