とき:2010年9時30分~12時
ところ:倉敷市倉敷川河川敷公園
概要:県労倉敷が呼びかけた実行委員会主催の第81回倉敷地域メーデーは、五月晴れの中、「働くものの団結で生活と権利を守ろう、平和と民主主義を守ろう」をメインスローガンに倉敷川河川敷公園で開催され、十六団体三三〇名が参加し、盛大にとりくまれました。
倉敷医療生協労組の皆さん
平林実行委員長からは、「八時間労働制を要求したのが、メーデーの起源、先輩たちがたたかい長時間労働を禁止させたように、派遣労働を禁止し安定雇用を実現させ、大企業中心社会を変え、失業と貧困をなくそう」と呼びかけました。
お楽しみ抽選会の特賞はこの方に
その後、倉敷市長からのメッセージをはじめ来賓の方々があいさつをいただき、社会保障の充実、消費税の引き上げ反対、国鉄闘争のとりくみ、青年の就職問題など各界から決意表明がなされました。また、毎年恒例のお楽しみ抽選会も行われました。そして、大企業中心、アメリカ追随の政治では、国民生活、日本経済は深刻になるばかり、社会保障の充実、憲法が生かされ希望が持てる社会、国民要求の実現に向けて奮闘しようとのメーデー宣言を採択し、倉敷駅前までデモ行進し市民へアピールしました。
倉敷駅までデモ行進、デコレーションプラカードがよく目立ちます。
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とき:2010年5月1日(土)13時30分~
ところ:津山市山下児童公園
概要:70名が結集。集会後は商店街をデモ行進。商店街は不況のあおりを受けて、静かな通りとなっていました。司会は県労美作の宇谷さん。杭田議長があいさつを行いました。中央では3万人規模の集会。県中央は800人の集会を午前中に行いました。美作の集会は昼にするメーデーとして初めての試みだが、本日の締めの集会となった。完全失業率は戦後最悪であり、、普天間基地基地や、後期高齢者医療制度廃止などに全く積極的でない首相は退陣すべきだ。商店街に切実な要求を訴えていく。
あいさつをする杭田議長
来賓のあいさつは共産党津山市議団の久永市議会議員
有効求人倍率は戦後最悪であり、岡山が0.62、津山のハローワークは0.45だ。S38年から統計を散り始めて最低になっている。なぜこんなことになったのか。大企業は10年間に200兆円もため込んだいる。大企業は景気が悪いと言いながら、莫大な配当金を株主に回している。鳩山首相のお母さんが息子2人に1500万円づつ3000万円毎年、政治資金として提供していたという話があるが、汗水して働かない人たちが莫大なお金を受け取ることができる仕組みが問題だ。非正規の労働者が増えている。若い人の半数が非正規労働者であり、こうした人たちの労働が生み出した富がすべて、一握りの資産家や大企業の回る仕組みになっている。これを変えていく必要がある。岡山県の最低賃金は670円でありこれを引き上げていく必要がある。中小企業も大変だ。津山商工会議所の会員が年間で150社が退会している。つまり廃業している。中小企業の経営が守れるようにしなければならない。農村や林業も大変であり、林業では樹齢120年の材木が20年前は200万円だったが今は50万円になっている。林業も農業もやれなくなっている。根本から経済の仕組みを変えていく必要がある。大企業中心、アメリカべったりの経済のあり方を変えなければ日本の未来はない。働jくルールの確立、市域の経済を支えている中小企業の支援など、経済の根本を立て直し政治が求められている。
ぬいぐるみの組合員も登場
新婦人のみなさん
昨年を超えた参加者
連帯のメッセージ 日本共産党の仁比聡平さんんから、代読を国民救援会の倉地さん、激励電報は津山高専教職員組合執行委員長の大西準さん、
決意表明は高教組美作支部支部長の村上さん
集会後は商店街をデモ行進
静かな商店街でした
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とき:2010年5月1日(土)10時~12時
ところ:旭川河川敷相生橋東詰三光荘前
主催者:第81回岡山県中央メーデー実行委員会
概要:800人が参加したメーデー集会
第81回県中央メーデー実行委員長・花田県労議長のあいさつ

主催者あいさつをする花田実行委員長
沖縄普天間基地の即時撤去問題は選挙公約詐欺と言われても仕方がない。10万人の集会は即時撤去の意思表示をした。岩国集会23日。岡山からも参加を。闘えば要求は前進できる。JRの採用差別事件は雇用の問題は残っているが解決に向けて前進している。詳細な挨拶はココ第81回メーデー花田議長のあいさつ128KB
来賓のあいさつ
青空の中でメーデーにお祝い。高谷市長からのメッセージを代読
岡山市経済局長 甲斐充氏
勤労者の皆さんとご一緒に活力ある社会に実現に向けて頑張りたいと挨拶
働く人々の祭典お祝い、憲法擁護、貧困解消、社会保障改悪反対、安全安心、平和な社会の実現を求めて結集されたことに敬意を表する。経済は依然として厳しい。昨年10月0.67倍から今年3月が0.78倍、幾分持ち直したが有効求人倍率が回復してない。雇用に結び付かない。緊急雇用事業等の施策実施をしているが厳しい。勤労者の皆さんと活力ある社会に向けて努力し街づくりに貢献したい。メーデーの発展を
垣内雄一日本共産党岡山県委員会国民運動委員長
国民との共同した力で国民が主人公の政治を挨拶
連帯のあいさつを送る。政治を変えたいという国民の力が政権交代を実現。鳩山内閣は国民を裏切っている。正社員が当たり前の社会に向けて労働者派遣法の抜本改正に向けて運動しいくこと。大企業の巨大な内部留保を社会に還元する必要がある。日本経済の健全な発展が望まれている。普天間基地9万人以上が結集した。鳩山首相は基地地撤去をアメリカに迫るべきだ。小沢幹事長のお金の問題に国民の関心が集まっている。新しい政治への模索が始まっている。国民主人公の政治に向けて共にがんばろう。
土曜日ということもあって、昨年より多くの組合員が集まりました。
青空の下、絶好のメーデー日和でした。
*団体からの訴えでは
1.国労岡山闘争団から柴田さんが、国家的不当労働行為が24年目に入ったことを伝え、感謝とお礼を述べた。超党派で政党が政府との交渉を詰めた、4月9日政府は人道上の問題として解決案を受けるとした。この政府案を国労が受諾して政治解決の入口に立った。越えなければならないハードル。4者4団体はクリアー、国労は全会一致した。受諾書の提出、裁判所の和解協定提出。最大の課題は200名の雇用の問題、採用希望をしている。政府はJRに要請するとしているがJRは拒否している。団結の強化が必要。完全な決着に向けて頑張る。
JR採用差別事件から24年目、裁判を闘う国鉄闘争団の柴田さん
2.平和委員会から。日米安保条約50年。普天間基地問題は鳩山政権の存亡の危機となっている。この基地はイラクやアフガニスタンに軍隊を送ってきた。SACO合意で辺野古に移転が決まったが、沖縄県民は杭一本打たせなかった。沖縄に駐留する軍隊によって20万件の凶悪犯罪が発生している。日米安保条約の是非が問われる状況になっている。5月9日には沖縄から講師を招き県民集会を開く。6月15日には再び学習会を計画している。また、核兵器廃絶に向けてNPT再検討会議を成功させる日本国民としての役割が必要であり、岡山から被爆者29人、全国で1500人の代表が2日からニューヨークで大運動を展開する。鳩山内閣は沖縄県民と全国国民の声を聞け。非核の政府をつくりましょうと訴えました。
安保条約改定から50年、この条約の破棄なくして日本の平和はない、と県平和委員会の大西さん
3.自治労連は非正規職員の採用問題に関する訴えを行いました。4人に一人が非正規職員になっている実態を保育園や納税の現場からわかりやすく訴えました。賃下げ、失業、雇止めが社会問題になっていて、公的ワーキングプアーの実態を歌と寸劇で紹介。政令市になって1年。市民も職員も置き去りにされていると訴えました。
市民のももっちは市の職員の中で非正規労働者の多さにびっくりしました
4.県医労連は新入職員を歓迎して紹介。働く者の命と健康、国民の医療を守るために奮闘することを表明し、岩本書記次長は一人ベンセレモスを歌って自らと集会参加者を鼓舞しました。
岩本県医労連書記次長は一人でベンセレイモスを歌いあげました。
5.高教組の寸劇は、20年来の運動で公立高校の授業料が実質無償化になりましたが、実際には安心して学校に行ける制度になっていないことを訴える。授業料が無くなっても、様々な教育負担金が必要になっている。授業料は個人負担ではなく、社会に責任で教育が受けられるようにしたいと訴えました。
すべての教育負担を無償化にと訴える高教組の寸劇団
プラカード点の結果発表
最優秀賞5点の発表
プラカードの部:林精研労組①、林精研労組②、民商
デコレーションの部:市職労
横断幕の部:生活と健康を守る会
力作のプラカード、デコレーションが38点並びました
メーデー宣言の提案を放送スタッフユニオンの國富裕司さんが行いました。
宣言文はココ第81回県中央メーデー宣言108KB
閉会の挨拶は県国公・萩野議長
団結頑張ろうで閉会
歌唱指導は岡山合唱団の皆さんでした。
司会の県新婦人・岡村さん(左)、林精研労組・森本さんお疲れ様でした。
集会後はデモ行進で要求を訴えました。
力強くシュプレヒコール医労連の皆さんと
行進する保育士さんたち
JMIU岡山地本の参加者
行進団先頭の花田議長
岡山市職労の皆さん
国労岡山地本に皆さん
人権連、生健会の皆さん
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伝統と変化のはざまで、マサイ戦士ジャクソン・オレナレイヨたちの挑戦
とき:2010年6月18日(金)17時30分開場、18時30分~21時30分
ところ:西川アイプラザ5階ホール
参加費:500円(当日700円)
案内:第1部、ケニア・ランドセル報告~ハタチの夢、世界の子どもたちの夢
2010年2月、岡山市の成人式の実行委員4人が、たくさんの人たちの思いでと心のこもったランドセル80個をケニア・ナイロビのキべラスラムにあるマゴソスクールの1年制、2年生に手渡しました。その時に見た・感じたケニアの現実と子どもたちの日常を報告します。
第2部、近藤ヒロミライブ、アフリカの民族音楽
第3部、映像とトーク「伝統と変化のはざまで~マサイ戦士ジャクソン・オレナレヨたちの挑戦」
問い合わせ:「ウエポ~ケニア~の風」実行委員会、電話086-232-9714
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とき:2010年4月29日(木・祝)午後2時~5時
ところ:岡山県総合福祉会館1階大ホール
主催:日本共産党中国ブロック
概要:民主党政権が4月1日から戸別所得補償制度のモデル事業を実施していますが、補償額が低すぎて展望が開けない、という声が広がっています。日本共産党は価格保障と所得補償の充実と輸入自由化ストップで日本の農業の再生を農業政策の中で訴えています。今日の農業問題を深く掘り下げ、日本農業の展望を切り開こう、という企画。4人のパネリストの報告の後、参加者からの質問や意見に基づいて意見交換するスタイルで進行しました。パネリストのJA岡山中央農業振興部長の山本隆氏、九蟠商事取締役の岡崎三千男氏、生協広島専務理事の横山弘成氏、日本共産党農林・農民局長の紙智子参議院議員の4人がそれぞれの立場で取り組みや問題点をお話しされました。コーディネーターとして日本共産党鳥取県委員会の岩永尚之書記長が担当されました。問題点は概ね次の4点です。①米の所得補償15,000円は保障額が低いだけでなく、中国地方のように山間地帯多いところでは小規模経営となり、コストが多くかかり10㌃当たりの生産費が平均で35,000円高いこと②過剰米対策が見えず、政府は備蓄調整として100万トンを確保しているが、備蓄期間を過ぎれば市場に出すので、これは買い上げとして150万トンまで引き上げる必要がある③山間地帯だけでなく、集落の農営とかの対策、農地、耕作地の環境に果たしている役割、或いは就農者の確保などの問題に対する対策は緊急課題となっていること④米だけでなく、果汁などの農園対策もコスト対策が求められている。全体として輸入自由化を止めること、営農を食べていける産業にすることなどの対策が求められていることが深く理解できました。
司会は日本原基地抗議行動に支援に来られた岩永さんです。(鳥取県)
鳥取県からもバスでシンポジウムに参加されていました。
左がJA岡山中央会農業振興部長、右は九蟠商事(有)代表取締
右に紙智子参議院議員、真中が横山弘成広島生協専務理事
農産物の輸入自由化にストップを!環境に配慮した農政の展望を開くこと、民主党政権の前進面をさらに伸ばす政策と国民との共同の運動をご一緒にと話す紙智子議員
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とき:2010年4月28日(木)7時45分~8時15分
ところ:岡山駅ビックカメラ・コンビニサンクス前
概要:第81回岡山県中央メーデー実行委員会は、今年も5月1日に旭川河川敷相生橋東詰でメーデー集会を行い、要求を掲げてデモ行進を行います。メーデー実行委員会は8時間労働制を掲げて闘ってきたメーデーの歴史に照らして、今回のメーデーは政治、経済、制度改善を求める労働者・国民の要求を前進させる絶好の機会になるとして、協力と理解を求めました。沖縄の普天間基地見られる平和の課題、或いは後期高齢者医療制度廃止の公約を反故にする政治姿勢、景気回復のためには、労働条件の改善や大企業の内部留保にメスを入れる必要があるにも関わらず放置している問題など、挙げればきりがありませんが、労働者・国民の闘いが求められています。7月の参議院選挙では有権者の国民生活を守る立場での賢い一票が求められている、と訴えました。
訴えをする伊原事務局長
参加者は7人でしたが、500枚のチラシ・ティッシュを配布する奮闘でした。
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年間3万人が自殺する社会を考える
とき:2010年5月15日(土)13時30分~4時30分
ところ:岡山大学創立50周年記念会館
参加費:無料(ただし定員400名)
企画:講演とシンポジウム
テーマ:脅かされる生存権
記念講演:斎藤 貴男 氏(ジャーナリスト)
案内:国や自治体の政策によってできる対策、自殺を思いとどまり、生き続けていくことを支えるための有効な対策、残された家族を支えるシステムなどを一緒に考えてみませんか?
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県労会議では「映画いのちの山河」が別紙チラシのとおり、①5月16日(日)岡山医療生協コムコムホール、②5月18日(火)倉敷健康福祉プラザ、③5月21日(金)岡山県天神山文化プラザ、④5月23日(日)倉敷医療生協会館で上映されるにあたって、チラシを赤旗新聞に入れています。県労組合員は700円で制作協力券を販売していますのでご利用ください。
チラシはココいのちの山河チラシ表104KB
上映時間はこちらのチラシいのちの山河チラシ裏123KB
詳しくは下記へへお尋ねください。
連絡先:県労会議℡086-221-0133
自治労連岡山県本部℡086-223-0911
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とき:2010年4月26日(月)12時~13時
ところ:天満屋アリスの広場前
概要:定例となっている消費税増税反対の署名・宣伝行動は、6人が参加して42筆の署名を集めることができました。署名をしていただけた人の中には「大企業にお金が集まっていると知りました。なぜ庶民から取るのか。間違っている」「鳩山首相にはがっかりした」「免税店が3000万円から1000万円になったことを知らなかった。突然に税務署が来てびっくりした。それから、消費税をもらうようにした。どうしたらいいのか?」「消費税をとらなかったら財源はどうするのか?」など、様々な声が聞かれました。
免税店の引き下げを知らない自営業者の女性に、大企業の戻し税の話をすると驚いていました。
財源をどうするのか?聞いてきた年配の女性に、財源は大企業にあると話すと署名に応じてくれました。
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とき:2010年4月25日(日)12時15分~13時
ところ:岡山駅ビックカメラ前
概要
安保破棄岡山県実行委員会は4月25日、沖縄県で普天間基地の即時撤去を求めて開かれる10万人集会に連帯して、昼過ぎの駅前で署名宣伝行動を行いました。街には赤・白のハナミズキが咲き始め、雨があがった岡山市の街並みを明るく彩っています。駅前宣伝に集まった実行委員会のメンバーは、次々に行き交う買い物客や通行人に、普天間基地の即時撤去を求める署名入りチラシの入ったティッシュを配り、署名を訴えました。宣伝カーからは県労会議の伊原事務局長と県平和委員会の中尾氏、共産党県委員会の垣内雄一国民大運動委員長がマイクを握って訴えました。
署名してくれた家族の皆さん
道行く人の中には「沖縄はアメリカの戦略基地だから基地は必要」と話す人や「沖縄は日本じゃない」という年配の女性など、テレビなどを通じて基地は必要、とする評論家の言葉通りの反応を示す人たちもいました。しかし、多くの人達は「沖縄県民は長い間、米軍の犠牲になって苦労をされてきた。もう、基地はいらないのではないか」と話す人や、「岩国基地を知っている、なくさなくちゃ」と3人で署名してくれた女子高校生たちもいて、この運動が支持されていることがよくわかりました。平和に関心のある若い人たちが集団で署名してくれる姿が印象的でした。この日の署名は45分間で63筆を集め、18人が参加するなど、これまであまり経験したことがない異色の顔触れと人数の構成となりました。少し、平均年齢が気にはなりましたが、心地いい春の宣伝日和でした。用意した500のチラシは30分でなくなりました。
若い2人連れの女性たちもまっすぐに署名の前に進み出てくれました。
最後はちょっと恥ずかしいと思う人以外で集合写真
頑張りました。
沖縄県では9万人の大集会
読み谷村運動広場
「米軍普天間飛行場の早期閉鎖・返還と県内移設に反対し、国外・県外移設を求める県民大会」(実行委員会主催)が25日午後3時すぎ、読谷村運動広場で行われた。普天間飛行場の県内移設の反対を訴える超党派の大会は初めて。 県議会が2月に全会一致で可決した意見書に基づき、日米両政府に県内移設の断念を求める大会決議を採択した。大会実行委員会は、渋滞で会場に到着できなかった人(1万人試算)を含め9万人が参加したと発表した。
大会であいさつに立った仲井真弘多知事は「政府は1日も早く普天間の危険性を除去してほしい。ネバーギブアップで、公約に沿った形でしっかりやってほしい」と述べ、先の衆院選で鳩山由紀夫首相が約束した県外・国外移設の履行を求めた。さらに「普天間問題は沖縄だけの問題ではなない。過重な基地負担の軽減に手を差し伸べてほしい」と呼び掛け、日米安保をめぐる本質的な議論を深めるよう全国に向けて訴えた。
県内移設の反対を県民の総意として訴えた大会は、5月末の決着を目指した政府の移設先見直し作業に大きな影響を及ぼす。参加者は大会のシンボルカラーである「黄色」のTシャツや小物、ステッカーを身に付け、県内移設に傾く政府に「イエローカード」の意思表示を発信した。【琉球新報電子版】
【大会決議文】
普天間飛行場の返還は平成8年日米特別行動委員会(SACO)合意から13年経過した今なお実現を見ることはなく、その危険性は放置されたままです。
しかも、平成16年(2004年)8月13日に発生した沖縄国際大学構内への米軍海兵隊所属CH53D大型輸送機ヘリコプターの墜落事故は、市街地に位置し、住宅や学校等が密集する普天間飛行場の危険極まりない現実を明らかにしました。一歩間違えば大惨事を引き起こしかねず「世界一危険な飛行場」の存在を改めて内外に明らかにしています。しかも、平成18年(2006年)の在日米軍再編協議では同飛行場の全面返還を合意しており、県民や宜野湾市民は、最も危険な普天間飛行場を早期に全面返還し、政府の責任において跡地利用等課題解決を求めているのです。
私たち沖縄県民は、去る大戦の悲惨な教訓から戦後一貫して「命どぅ宝」、基地のない平和で安全な沖縄を希求してきました。にも関わらずSACO合意の「普天間飛行場条件つき返還」は新たな基地の県内移設に他なりません。
県民の意思はこれまで行われた住民投票や県民大会、各種世論調査などで明確に示され、移設先とされた名護市辺野古沿岸域は国の天然記念物で、国際保護獣のジュゴンをはじめとする希少生物をはぐくむ貴重な海域であり、また新たなサンゴ群落が見つかるなど世界にも類をみない美しい海域であることが確認されています。
名護市長は、辺野古の海上及び陸上への基地建設に反対しています。また、勝連半島沖埋め立て案についてはうるま市長・市議会ともに反対を表明しています。
よって、私たち沖縄県民は、県民の生命・財産・生活環境を守る立場から、日米両政府が普天間飛行場を早期に閉鎖・返還するとともに、県内移設を断念し、国外・県外に移設されるよう強く求めるものです。
以上決議する。
2010年4月25日
4・25県民大会
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