岡山県労働組合会議

はい、岡山県労会議です。086-221-0133

カテゴリ   賃金闘争

と き:2011年11月10日(木)18:30~

ところ:岡山医療生協 会館「コムコム」

概 要:

  岡山医療生協労組は2011年秋闘全員団交を行いました。今回、年末一時金要求に対して「11月15日までの回答延期」との回答で、有額回答を得ることができませんでした。

交渉参加者は真剣な面持です

橋本瑞代執行委員長は、「今回の岡山医療生活協同組合の対応には非常に怒りを感じます。働きがいのある職場をめざすとしながら、このような回答では私たちの労働は報われません」と理事会に対して抗議しました。医労連の川谷書記長は、「春闘時は震災直後であったが、有額回答が出た。約束していた回答指定日に回答しないことは不誠実です。労使関係を壊すような対応は許すことができない」と怒りを込めて抗議しました。交渉参加者からは、「今回の回答からは毎月1600万円の剰余を出せとの数字しか見えない」「累積損失が返せないのは私たちの責任ではない」との抗議が殺到しました。

働きがいのある職場をつくれと抗議する橋本瑞代執行委員長

理事会側からは、「一時金は経営状況に応じて変動します。要求通りに一時金を出すとしたら、再度理事会内で議論しなければいけない」との発言があり、有額回答は示されませんでした。

岡山医療生協労組は回答がないならストライキに訴えるしかないとして、団体交渉は決裂しました。

 回答指定日に回答できないという理事会の対応は労働組合軽視であり、このような対応は断じて許せないものです。森本忠春書記長は、「このような不誠実な回答は受け取ることができない。私たちは堂々とストライキに入ります」と理事会に通告しました。

次回団体交渉は11月15日(火)となりました。誠実回答が求められます。

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と き:2011年9月14日(水)12:15~

ところ:天満屋アリスの広場前

概 要:

 

 平成23年度地域別最低賃金額改定の答申が発表され、岡山地方最低賃金審議会は685円(+2円)と発表しました。加重平均737円(昨年730円)、岩手、宮城、福島は+1円でした。パート・臨時労組連絡会はこの結果を受けて、秋晴れの下で12人が集まり宣伝を行いました。

 県労会議の伊原事務局長は、「中央最賃答申を1円上回ったことは評価します。しかし、685円では年収200万円以下とされるワーキングプアーにも満たない額です。アルバイトの募集広告を見ても、時給750円~850円となっています。政府は段階的に最低賃金を2020年までに全国一律1000円まで引き上げるとしていますが、今のままの水準では実現不可能です」と現在の最低賃金が現実にそぐわないことを訴えました。「私たちは最賃審議会に対して、意見を求めましたが一切取り合ってもらうことができませんでした。専門部の委員推薦にあたって、県労会議が推薦した候補は除外され続けています。財界・大企業の言いなりになるのではなく、市民の意見に傾聴するという誠実な対応が最賃審議会に求められます」と話しました。

 岡山県では10月27日から答申最低賃金が発効されます。685円では生活が成り立たないことは明白です。世間には震災だからしかたないという風潮がありますが、「震災だから」ではすまされないのが私たち1人ひとりの現実ではないでしょうか。

報道発表(地域別最低賃金答申)

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とき:2011年8月31日(月)14時~

ところ:岡山労働局賃金室

概要:

 岡山県労働組合会議は8月29日に出された地方最賃答申に対する異議申し立てを行いました。申し立てには、花田雅行県労会議議長と伊原事務局長が出向き、大崎眞一郎岡山労働局長宛の異議申立書を労働局賃金室に提出しました。

 同時に、最賃審議会専門部の委員推薦にあたって、県労会議が推薦した候補が今回も除外された件で、厚生労働大臣へ審査請求を行いました。

 岡山労働局は最賃額の改定にあたって、8月29日付けで、「審議会の意見に関する公示」として、岡山地方最低賃金審議会が答申した685円(+2円)について、労働局が県内の使用者、労働者に意見を求めるとしましたものです。意見書は、「中央最賃答申を1円上回ったことは評価できるが、685円では年収200万円以下とされるワーキングプアーにも満たない額であり、1ヵ月労働176時間として年収1,446,072円にしかならない。これではまともな生活はできない。時間給1000円の最賃額を望む」とする異議申し立てをしました。

 最賃答申に対する異議申し立てはここ岡山2011.8.31最賃異議申出

 専門部委員推薦除外に審査請求はここ11年8月31日最賃専門委員任命不服審査請求

 

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と き:2011年8月26日

ところ:天満屋アリスの広場前

概 要:

パート・臨時労組連絡会は晴天の下、天満屋アリスの広場前で最賃引き上げの宣伝・署名行動を行いました。宣伝には8人が参加をして、14筆の署名を集めました。震災支援募金が1,045円集まりました。

 現在、岡山県の最低賃金は683円です。中央最賃審議会は7月26日に答申を行い、平均6円引き上げ答申を行いました。岡山県の最賃引上げはわずか1円です。伊原事務局長は、「みなさんは最低賃金をご存知でしょうか。岡山県の最低賃金は現在683円です。しかし、アルバイトの時給を見ると800~850円となっていないでしょうか。また、みなさんの給与を時給換算すると最低賃金以上の水準になってはずです」と最賃額が現実と乖離していることを指摘しました。「ワーキングプアの増加、高校や大学を卒業しても就職先が見つからない状況は異常であり、最賃の引き上げこそ日本経済を立て直すことにつながります」と力強く締めくくりました。

 署名をしてくれた50代女性は、「最低賃金が683円なのは低すぎる。私たちの生活のために頑張ってください」と励ましの言葉をくれました。

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とき:2011年8月17日(水)12時15分~45分

ところ:天満屋アリスの広場前

概要:

 パート・臨時労組連絡会は8月17日(木)、昼休みの時間を利用して天満屋アリスの広場前で最賃引き上げの宣伝・署名行動を行いました。宣伝には10人が参加をして、16筆の署名を集めました。若い人が積極的に応じてくれました。

 

岡山県の最賃額は683円です。中央最賃審議会は7月26日に答申を行い、平均6円引き上げ答申を行いました。岡山県はわずか1円です。本来ならば政府と財界が合意した成長戦略に基づいて、早期に800円の時間給実現のために大幅な引き上げが求められるところですが、こうした答申となって原因は、財界が震災に伴う景気の陰りを理由に引き上げを渋り、この主張に公益委員が引きずられた結果と思われます。8月16日には21地方最賃の答申が出されましたが、結果は中央最賃答申とほぼ同額か+1円~+4円の範囲の不当な答申となりました。特徴的な回答は北海道が14円(705)、東京16円(837)、神奈川18円(836)、埼玉9円(759)、広島6円(710)、山口3円(684円)となっています。このような回答では被災県の復興に水を差すだけで、政府の姿勢が弱腰になっていることを示しています。岡山労働局に問い合わせたところ、8月末には答申を出す予定と担当官は話しています。

 宣伝では、「最賃の引き上げは、各事業所の賃金が上がらない中でも、全国一斉に底上げがされれば景気浮上に大きな効果があります。高校や大学を卒業しても就職先が見つからない今の日本経済は異常であり、最賃の引き上げで日本経済を立て直そう」と訴えました。

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と き:2011年7月13日(水)12:15~

ところ:天満屋アリスの広場前

概 要:

  梅雨明けを迎え、岡山県では最高気温が30度を超える日々が続いています。7月も半ば、いよいよこれからが夏本番です。岡山県労会議は最賃宣伝を天満屋アリスの広場前で行いました。本日は14人が参加し、署名7筆を集めました。

 暑さに負けることなく伊原事務局長はマイクを握り、「現在岡山県の最低賃金は683円です。最低賃金では普通に働いても、生活保護水準を満たしません。そのため、普通に働いて生活するより、生活保護を受けて生活しているという社会問題も起こっています」と話しました。7月11日から岡山地方最賃審議会が開始されました。県労会議は最低賃金1000円の実現を求めて意見書を今後提出します。伊原事務局長は、「人間らしいまともな生活を送るためには最低でも月23万円が必要だとされています。どうか皆さんの思いを署名に込めてください」と訴えました。

 また、今回の宣伝からシールアンケートを取り入れることにしました。本日のシールアンケートには13人の方々が協力してくれました。アンケート結果は「岡山県の最低賃金はいくらか知っていますか?」という問いに対して、13人の内6人が知らないと回答しました。「職場での悩みは?」という問いに対しては、「給料が安い」、「休みが取れない」、「人間関係について」にそれぞれ4人が回答しています。「残業が多い」と3人が回答しました。

シールアンケートの様子

アンケートに回答してくれた30代会社員の方は、「サービス残業が多い上に、休みが取れないため体力的にきつい」と話してくれました。また、20代男性は、「最低賃金が683円だとは知らなかった」との話してくれました。

 今回のシールアンケートの結果、6人もの人が、最低賃金がいくらであるかを知らないと回答していることには驚きました。これでは、最低賃金を1000円に引き上げることの必要性を感じとることはできないのではないでしょうか。今後も継続してシールアンケートに取り組み、対話を深めることで課題を明確にしていこうと思います。

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と き:2011年6月28日(火)12:15~

ところ:天満屋アリスの広場前

概 要: 

 真夏のように暑い日が続くなか、岡山県労会議は天満屋アリスの広場前で最低賃金の引き上げを求める街頭宣伝を行い、署名を集めました。本日は11人が参加し、23筆の署名を集めることが出来ました。

 伊原事務局長がマイクを取り、「人間らしいまともな生活を送るためには最低でも23万円必要とされています。現在岡山県の最低賃金は683円です。これではまともなは生活できません」とし、「政府は2020年までに段階的に最低賃金を1000円に引き上げるとしています。しかし、働く貧困層といわれるワーキングプアの数は1100万人に達しています。また、特に若者の貧困が拡大しており、一刻を争います。将来の担い手となる若者のためにも、最低賃金1000円の実現を求める署名に協力してください」と訴えました。

署名に協力してくれた80代男性は、「今の政府の役人は二世議員や政党助成金をもらっているのだから庶民の感覚がわかるわけがない」と政府に対する怒りを表しました。

県労会議は最低賃金1000円を早期に実現するため、国・自治体に対して働き続けます。世論を反映するために、最賃引き上げを求める署名への協力をお願いします。

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とき:2011年5月31日(火)朝7時45分~8時15分

ところ:岡山県合同庁舎前

概要:

 震災復興の財源確保を理由とした公務員賃金削減案が政府と連合との間で合意されました。岡山県労会議公務共闘は、公務員賃金が削減されれば被災地の公務員のみならず、地方公務員や民間賃金にも影響して、景気はさらに悪化するとして5月31日から3日間、門前や駅頭で早朝宣伝を計画しました。

 初日に行った合同庁舎前の宣伝では県労公務共闘の組合員をはじめ支援の仲間が18名参加して、労働局や農政局、自衛隊の職員にチラシ300枚を配布しました。「公務員賃金削減・消費税増税反対」と書かれた横断幕を掲げ、「岡山県労会議です。おはようございます」と声を掛けながら、チラシを手渡しました。

 労働局要請などで顔なじみの職員に声を掛けると、「おはようございます。ご苦労様」と返事が返ってきました。玄関口に掲げた横断幕を横目で見ながらチラシをひろげる職員もいて、これまでの宣伝では見られない光景が印象的でした。県国公の組合員が全面に立って、チラシを配布していると顔なじみの職員が声を掛けてくる場面もあり、充分な手応えを感じることができました。

 宣伝をはじめた直後に通りかかった車から若い男性が、横断幕を見ながら、「(公務員賃金削減は)当然のことじゃろがー!」と罵声を浴びせる一幕もあり、問答無用の世論の風潮を象徴するかのようでした。公務共闘では今年に入ってから、地域主権改革に反対で3ヵ月間連続の駅前早朝宣伝を行い運動が前進しています。今回の宣伝では公務共闘組合員が15名参加して運動の先頭に立ち、「震災復興を理由に制度改悪をいっきに進めようとする政府の狙いを許さない」と奮闘しています。

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とき:2011年5月13日(金)18:30~

ところ:勤労者福祉センター4階第2会議室

概要:

岡山県労会議パート・臨時労働組合連絡会は最賃体験スタート集会を開催しました。講師には障害者の生活と権利を守る岡山県連絡協議会より吉野正一さんを迎えました。

開会のあいさつをする伊原事務局長

開会にあたって県労会議の伊原事務局長があいさつしました。伊原事務局長は「今東日本大震災の影響で賃上げどころではないという風潮があります。しかし、このような状況の中でも政府は最賃引き上げのため中小企業支援予算を組みました。その背景には私たちの粘り強い運動があります」と情勢を報告し、「最賃体験をすることでこれでは生活できないことがわかると思います。その経験を賃上げ運動に活かしましょう」と集会参加者に呼びかけました。                                    その後、吉野正一さんが〝人間発達には欠かせない働く権利を考える″と題して講演を行いました。吉野正一さんは、「国連は障害とは社会から負わされた生きることの困難性であり、完全にまたは部分的に社会生活ができないことと説明しています。しかし、日本では継続的に日常生活または社会生活に相当な制限を受ける者とされています。世界基準と比べると日本は大きく遅れています」と日本の状況を説明されました。

講師の吉野正一さん

障害者の就労問題について、「障害者の給与に対して生産効率が悪いという理由での減額支給、減額分保障がないという障害者差別がまかり通っています。また、福祉就労した障碍者に対して低い工賃であるにも関わらず、応益負担だとして施設利用料を負担させています。障害者の就労保証、最賃保障が全く確立できていません」と力強く訴えました。最後に吉野正一さんは、「健常者のみなさんが抱えている苦難を解決することが、私たち障害者の苦難を解決することになります」とし組合運動への期待感を表しました。最低賃金1000円を実現するため、県労会議は引き続いて運動を行います。                                                                                           

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とき:2011年4月20日12時15分~45分

ところ:天満屋アリスの広場前

概要:

 岡山県労働組合会議のパート・臨時労組連絡会は4月20日の昼休み、最低賃金の引き上げを求める署名・宣伝を天満屋アリスの広場前で行いました。この行動には12人が参加をして、13筆の署名を集めることができました。宣伝では、「政府が最賃引き上げの支援策を発表しました。最低賃金が700円に満たない岡山の審議に注目が集まっています。これまでの経過を見る限り、683円から700円への引き上げは厳しいですが県民の声を集めて実現しましょう」と訴えました。

署名をしてくれた年配の男性は若い時の苦労話をしてくれました

労働局に問い合わせたところ、「今年の審議会日程はまだ決まっていない」ということでしたが、審議が始まるまでの運動が重要です。署名をしてくれた女性は、「残業をしても払ってくれなかった」と雇用破壊の実態を話してくれました。県労会議の労働相談でも、労働基準法無視の違法な実態が浮き彫りになっています。背景には深刻な経済不況があり、最賃の引き上げによる景気の底上げがますます重要になっています。政府は震災を利用して、復興税や消費税など新たな国民負担を打ち出しています。一方でマスコミも手伝って、企業責任を曖昧にするテレビ報道が繰り返されています。復興財源としての企業とお金持ちの優遇税制の見直しや、大企業の内部留保に議論が及ばないように、「がんばれ日本や日本はひとつ」などの宣伝を繰り返し、新たな国民負担を誘導する宣伝が毎日流されています。このまま、増税を容認する世論形成が進み、増税が強行されるならば日本経済はどん底になってしまいます。景気を底上げする運動として、最賃を足がかりに、新たな増税に反対する国民の声を大きく広げたいと考えています。

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