カテゴリ 県民運動
と き:2014年5月16日(金)12:15~
ところ:中国電力岡山支社周辺
概 要:
原発ゼロをめざすイレブンアクションおかやまは87回目となる中電前行動を行いました。今回の行動は真夏日のような気温の中22人が参加し、脱原発を求める声を上げました。
出発前に伊原事務局長は、「マンガの『美味しんぼ』で主人公が鼻血を出す描写に閣僚や福島県知事から根拠がない、風評被害を招くと苦言が相次いでいる。森まさこ消費者相は、『根拠のない差別や偏見を助長する』と発言しています。しかし、2年前には、『被災者が鼻血を出している』と発言し、民主党を追及していた。このことからも政府の対応がいかにいい加減であるかがわかる」と述べました。
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と き:2014年5月8日(木)12:15~
ところ:ビックカメラ前
概 要
憲法改悪反対岡山県共同センターは定例の街頭宣伝・署名行動を行いました。今回の行動には10人が参加し、10筆の署名を集めました。
県労会議の弓田さんがマイクをとり、「安倍政権は憲法を踏みにじり、日本を戦争する国に作り変えようとしている。いま集団的自衛権の行使という言葉が、連日マスコミをにぎわせているが、結局のところ、海外で武力行使、戦争ができるようにするということにほかならない」と話しました。
そして、「憲法9条にノーベル平和賞をと日本人が運動し、正式にノーベル賞候補になった。日本は過去の侵略戦争の反省から、『再び戦争をしない』『海外で人の命を奪わない』『日本人も命を失わない』と決め、憲法9条をつくった。この憲法9条があったから、日本は世界から信頼を受けてきた。憲法の平和の立場を投げ捨てる必要は、まったくない」と訴えました。署名をしてくれた人の中には、「憲法は大切ですね。でも安倍首相の責任を追及するだけでは憲法の大切さが伝わらないのでは?」と親切に声をかけていただいた方もいました。
ただ、こんなに憲法が危ない時に、反応する人が少ないのは残念です。私たちの宣伝も工夫が必要ですが、市民の反応をどうとらえたらいいのでしょうか?賛成というわけではないと思いますが、黙って容認する雰囲気すらあるのは改悪反対運動の弱さの反映でしょうか?
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憲法集会2014.5.3
とき:2014年5月3日13時30分~
ところ;三木記念ホール
日本国憲法施行67周年、第38回目の憲法集会が5月3日、三木記念ホールで開かれました。
開会のあいさつは中富公一先生(岡山大学)
集会では新俳句人連盟岡山支部・三上史郎さんのお話と反戦俳句の紹介、岡山合唱団による「おばあちゃんの遺言2014」など反戦を綴った合唱、福島の原発事故から逃れて岡山に移住してきた人、また直接支援物資を送って福島県民の支援活動をしている岡山の4団体の活動を通して、憲法と政治を考えるシンポジウムなど、多彩な行事が集会を盛り上げました。
岡山合唱団の皆さん
シンポジウム「震災後、岡山で生きる」
福島原発事故から逃れ岡山へ移住、避難、保養に来た人たちを支援する皆さん
メインは小森陽一さん(東京大学大学院教授)のお話です。「安倍内閣はなぜ危険なのか、-その政治思想と手法を読む-」と題して、アメリカの軍事同盟国として、歴代政権が国民を騙しながら、憲法解釈によって自衛隊を海外派遣しようと立憲主義を踏みにじる「戦争する国づくり」にこそ安倍政権の「歴史的使命」があると強調しました。小森先生は冒頭に「なぜ安倍内閣が危険なのか?それは第2次安倍政権だから」だとして、「安倍内閣の支持率が高いのは、権力の側に代わる人がいないからだと」とその政権の危うさを説明しました。
小森陽一先生(東京大学大学院教授)
その上で、「1950年の朝鮮戦争からサンフランシスコ講和条約、旧安保条約まで日本再軍備の方向が狙われ、自由民主党は結党以来、一貫し自衛隊を海外に出す戦略をとってきた。しかし、憲法に違反した自衛隊の海外派兵を取り繕うほど、逆に自衛隊を個別的自衛権、専守防衛に縛り付け、歴代の法制局長官は自衛隊を戦闘地域に出せば、それは「憲法違反になる」と言い続けてきた。安倍政権の歴史的使命は自衛隊の軍隊化であり、集団的自衛権の行使を容認しようとすれば国民との対決点はますます先鋭化する」と述べました。安倍政権がやろうとしていることは、麻生太郎氏が「ナチスに学べ」と言ったように国民の知らないところで軍隊化を既成事実化し、閣議決定だけで派兵できる仕組みをつくることにあると話しました。
上着を脱がれて熱がこもっても弁舌さわやか。分かりやすいと好評。ユーモアも。
10年前に9条の会ができたとき「憲法を変えた方がいい」という世論は6割だった。今は全く逆であり、草の根の運動が世論を変えた。我々が頑張ればマスコミも情報を出してくる。小森さんは「連休明けがまさに正念場であり、改憲策動を押し返す運動をさらに進めよう」と訴え、話を締めくくりました。
閉会のあいさつは三上雅弘委員長(高教組)
小森先生の話は歴史を遡りながらも、とても分かりやすく、難しい言葉もやさしく、安倍政権の狙いと矛盾がよくわかる内容でした。参加者は目の覚めるような話に勇気づけられ惜しみない拍手を送りました。
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と き:2014年5月2日(金)12:15~
ところ:中国電力岡山支社周辺
概 要
原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山は24人の参加で、85回目となる中国電力への抗議行動を行いました。本日は真夏のように暑い日でしたが、新緑の季節感じる清々しい気持ちになりました。
デモ出発前に伊原さんが情勢報告をし、「台湾の馬英九政権は新北市で進められている第4原子力発電所の建設を停止した。そして、将来的な稼働の是非は住民投票で決めることを表明している。台湾では原発建設の中止を求める声が高まっており、国民の要求に譲歩した形になる。しかし、日本の安部政権は国民の声を無視して原発を推進し続けている」と話しました。
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と き:2014年5月1日(木)10:00~
ところ:旭川河川敷
概 要
本日、第85回メーデーが開催され485人が参加しました。今年のメーデーは「戦争する国づくり」を進める安倍政権による暴走政治を阻止し、憲法が活きる安全・安心社会の実現、労働者・国民本位の政治転換を掲げました。
開会にあたり花田実行委員長があいさつを行い、「安倍政権は消費税増税をはじめ成長戦略における、労働者派遣法の改悪、残業代ゼロ制度など国民生活を破壊する新自由主義政策を推進めている。同時に、国民の知る権利を侵害する特定秘密保護法の強行成立、解釈改憲による集団的自衛権の行使など戦争する国づくりを進めている。今年のメーデーはこうした安倍政権の動きにストップをかける重要な節目になる」と話しました。
続いて、大月秀樹さん(岡山市経済局長)があいさつを行い、「いま日本経済は回復に向けて動き出している。しかし、消費税増税や雇用不振など厳しい状況が続いている。労働者のみなさんが安心して働き生活できる状況を生みだすように私たちも努めていく」と述べました。
その後、石村智子さん(日本共産党・中国ブロック国民運動委員長)が登壇し、「いま長時間労働、低賃金、パワハラなどで労働者を使いつぶしにするブラック企業が大きな問題になっている。安倍首相は労働法制を大改悪し、ブラック企業の後押しをしている。私たち日本共産党は、ブラック企業の無法を許さないブラック企業規制法案の制定を目指している。無法状態の働かせ方から、労働者の権利を守るためにともにがんばりましょう」と話しました。
最後に、西岡ひとみさん(JAL不当解雇撤回闘争大阪原告団)が壇上に上がり、「日本航空は経営悪化を理由に165名のパイロットと客室乗務員を整理解雇した。しかし、日本航空は整理解雇の翌年、約2000億円の利益を出している。整理解雇の必要があったとは思えない。いま格安航空の価格競争によって安全が脅かされている。ベテランパイロット、乗務員を職場に戻し安全な空を取り戻したい。5月15日には客室乗務員の高裁判決が出され、6月5日にはパイロットの高裁判決が出る。みなさんのご支援とご協力をお願いします」と訴えました。
来賓からのあいさつ終了後、各団体が登壇して訴えを行いました。
母親連絡会のみなさん(^_^)/
医労連のみなさん(*^^)v
高教組のみなさんヽ(^o^)丿
岡山市職労のみなさん(^O^)/
メーデー宣言を氷山さん(JMIU・富士鋼業支部)が読み上げ、満場一致の拍手で採択されました。
最後に、神宝さん(県国公議長)が、「労働法制の大改悪、改憲・集団的自衛権の行使は何としても阻止しないといけない。本日のメーデーを機に力を合わせてがんばろう」と閉会あいさつを行い、団結ガンバローで集会を閉じました。
その後、岡山駅前までデモ行進を行い、第85回岡山中央メーデーは終了しました。
働く者の賃金を引き上げよう! 労働法制の規制緩和を許すな 長時間労働をなくそう!と元気よくコールしながら歩きました。
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と き:2014年4月30日(火)12:15~
ところ:岡山駅西口さんすて前
概 要
原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山は原発ゼロを求めて街頭宣伝、署名行動を行いました。本日の行動には13人が参加し、38筆の署名を集めました。
マイクを握ったのは伊原潔さんで、「福島第1原発事故が収束どころか、事故被害が拡大シ続けている。安倍政権は原発を重要なベースロード電源と位置付ける『エネルギー基本計画案』を閣議決定し、原発の再稼働と輸出に躍起になっている。日本経団連会長は、『いずれ原発の増設が必要になる』とまで発言している」とのべ、「国民の願いである原発ゼロ目標を投げ捨て、原発永久化を計るような計画は撤回しかない。そして、一部の人たちの儲けのために私たちの命を犠牲にすることは許すわけにはいかない」と訴えました。
本日署名をしてくれた大学生は、「テレビで原発の現実を知り、なくさないといけないと思った」と話してくれました。
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とき:2014年4月27日(日)10時~16時
ところ:おかやま西川原プラザ
4月27日(日)、子育て・教育のつどい2014がおかやま西川原プラザで開かれ、約80名が参加しました。
午前中は教科書や子どものこと、教員の働き方、学力テスト、障害児支援など5つの分科会で議論がされた後、午後からは「家族力が子どもを育てる」を演題に、団士郎さん(立命館大学大学院教授)が講演しました。
教科書問題の分科会
第1分科会「教科書のあり方を考える」では、少人数ながら小出隆司さん(子どもと教科書岡山県ネット21)の問題提起を受けて熱心な討論が行われました。歴史の真実を捻じ曲げる安倍政権お勧めの歴史教科書「育鵬社」と、これに対して歴史に忠実で多くの学校で採用されている「東京教科書」との違い、首長と教育委員会の権限を強めながら、採択委員会に校長の意向に沿った教師が送りこまれ、教科書を決めている実態が報告されました。2007年の教科書をめぐってすでに攻防が始まっている。実際に現場の教員でないと100冊以上もある教科書会社から選ぶことは困難であり、結論ありきの委員会となっていることは明白として、どうやって跳ね返す運動を展開するのかが議論となりました。その一つとして、「教育問題が教員任せになっている」との指摘が注目されました。
難波実行委員長の挨拶
午後から始まった団士郎さんの講演では、「人が育って、独立していく場としての家族は他人と暮らす能力が求められる」として、団さんは自らの経験をもとに「家族はどうしたらうまくやっていけるのか、子どもをきちんと育てたからといってうまくいくとは限らない」と切り出しました。長く家族心理臨床に携わった経験から、「何かあった時に専門家が必要な生き方はダメ。自分で治癒する能力が求められる。医療のような処方箋はない」と述べ、専門家の意見は役に立たない、と意外とも言える結論から話は始まりました。「家族には不合理なことがいっぱいある。うまくいっているようでも震災に会えば一変する。条件によって幸せは決まらない。合理的で幸せそうに見えても離婚などの話はいっぱいある。家族の幸せに因果関係はない。誰が悪いかを問題にせず、上手くいかないなら変更する勇気を持つことだ。キズを追わずに生きて来た人はいない」と大学の授業で学生からも学んだ経験を紹介し、自ら描いた漫画と事例に沿ったストーリーで分かりやすく説明しました。
田中事務局長の報告
講演をする団士郎さん(立命館大学大学院教授)
団さんは、まとめ的な話の中で「長年の家族関係に難題を抱えていると思っている人は主観が多い。小さな行動が伴ってきた変化は言い方の変化で書き換えが必ず起こる。反対に何かにこだわり、マイナス面語ることは何かを縛り、強化することになる」としながら、上手くいく方法もあるとして、主観に陥らず、こだわらず、変更する生き方を勧めました。
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とき:2014年4月26日(土)11時~
ところ:岡山駅さんすて
4月26日(土)11時~、秘密保護法廃止共同行動実行委員会の宣伝署名活動が行われました。宣伝には14名が参加して13筆の署名を集めました。
事務局長の伊原さんは、「秘密保護法が国民の安全を守るためなどという宣伝がまことしやかに流されているが、それはウソだ。秘密保護法は国民から情報を隠し、アメリカと一体となった戦争に道を開くものだ。憲法の基本的人権を侵害する稀代の悪法。また、恣意的な情報隠しも懸念される。何としても廃案にしよう」と訴えました。
宣伝用の横断幕をジーッと見ながら署名をしてくれる人、無関心を装う人など様々ですが、昨年、法律が通る前と比較して、人々の間にはあきらめ感が漂っているのがよく分かりました。グッズも工夫したつもりでしたが、反応が弱かったというのが印象です。
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とき:2014年4月25日(金)18時40分~
ところ:国際交流センター5階会議室
4月25日(金)、国鉄労働組合岡山地本は福知山脱線事故から9年を迎えたその教訓を公共交通機関の安全運行に活かそうと集会を開きました。集会冒頭には国労合唱団「じれん」がJAL争議団歌「あの空に帰ろう」を歌い集会に花を添えました。
じれん合唱団
集亡くなった方々へ黙とうを捧げた後、後藤委員長が9年前の事故の原因究明と徹底した安全対策を求め、差別と選別の社員教育や国労敵視の会社運営を批判しました。集会に際し、記念講演を行った国労本部業務部長の小池敏哉さんは64名の参加者を前に、「JR北海道事故はなぜ起きたか」というテーマで話し、公共交通機関として絶対にあってはならない安全軽視の実態をつぶさに語りました。また、この問題の裏には会社の隠蔽体質と労使協調の労働組合との異常な癒着があると話しました。
後藤委員長
小池敏哉業務部長
小池さんは、「JR北海道の不祥事は国鉄の分割民営化がもたらしたものであり、地理的、過疎化という条件の中で、自動車との競争という激烈な過当競争の中で生まれた厳しい経営環境が拍車をかけた」と前置きしました。さらに、「当初からJRの安全運行を求めて闘う国労差別が他の会社と比べても激しく、発足時から事故を誘発する要因を抱えていた」と説明しました。小池さんは具体的な事例に触れ、「JR北海道は2011年5月にトンネル内で特急・スーパー大空14号脱線事故で起きた車両火災、乗客78人と車掌1人が負傷する事故が発生した。しかしそれは、その後に起こる重大事故を予兆していた」と話しました。 2013年には発火・発煙事故が頻発し、9月に貨物列車の脱線事故が発生したがデータの改ざん、メンテナンスの放置が発覚しています。2度の業務改善命令と「監督命令「刑事告発」へと発展したことを受けて、国労が要求する団交を拒否されていましたが、「JR北海道緊急安全対策委員会」が設置されたことを契機に、やっと「労使合同会議」が開催されました。この経過に至る中で小池さんは、「労使合同会議は1時間程度の議論でほとんど経過説明に終わっている。議論も十分進まない中、経営側が突然、労使合意文書なるものを出してきた。幕引きをしようとする意図が見え見えだった。しかも、この内容さえ非公開にされた」と話しました。このように、事故後も国交省の監督命令が出された後でも、隠蔽と国労拒否の姿勢は変わっていないと話しました。小池さんは「国労は今後も企業風土の改革、技術の人材の育成できる職場、安全への投資と要員の確保、現場の意見反映などを求めて闘っていく」と決意を述べました。
国労岡山地本の片岡書記長は、「JRは福知山脱線事故以前の経営体質に戻ろうとしている。事故後、安全憲章が定められたが、今では人減らし合理化が進められ、利用者へのサービス低下など儲け優先の経営が続けられている」として、事故の教訓を活かせるように地域の仲間と力を合わせて、さらに運動を前進させる決意を述べました。
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と き:2014年4月25日(金)12:15~
ところ:中国電力岡山支社周辺
概 要
原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山は27人の参加で、86回目となる中国電力への抗議行動を行いました。
デモ出発前に伊原さんは、「国連のIPCC(気象変動に関する政府間パネル)は脱原発で温暖対策が可能だとした報告書を公表した。これまで太陽光や原子力など温室効果ガスの排出が少ない低酸素エネルギーを急増させれば、温暖化の悪影響を抑えられるとしていた。しかし、今回原子力を抜きでもそれは可能と指摘を改めた。原子力を温暖化対策として必要とする声が大きくなる中、原子力なしの選択肢が成り立つことを示している」と話しました。
参加者は、「再稼働反対」「中国電力は諦めろ」と抗議しました。
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