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ところ:天満屋アリスの広場前
概 要:
震災発生から本日で7ヶ月が経過しました。野田内閣は政争に明け暮れ、大企業優先・アメリカの追従の政治を強行しています。原発維持を宣言するなど、国民の思いは政治に届くことなく、住民本位の震災復興がなされているとは言えません。
県労会議は毎月11日を「イレブンアクション」デーと定め、震災からの復興と原発からの撤退を求める運動に取り組むことにしました。
本日の宣伝には10人が参加し、「ふくしまの子どもたちを放射能被害から守るため」の署名23筆を集めました。伊原事務局長は、「現在、学校や幼稚園などの除染は徐々に行われています。しかし、子どもたちが過ごすのは学校や園舎だけではありません。地域全体の除染が必要です。そのためにも専門家の助言を受けるなどして、1日でも早い除染に取り組んでもらいたい」と署名への協力を呼びかけました。「今回の原発事故は、地震・津波対策の強化を求める警告を無視し、原発は安全だという安全神話に固執したために起こった人災です。事故直後、どれだけの子どもたちが被ばくしたのでしょうか。今でも、線量は低いとはいえ、被ばくは続いています。政府は直ちに人体に影響はないとしていますが、実に無責任な発言です。検査・治療が受けられる体制を国の責任で整え、事故さえ起らなければ発生しなかった被害・損害の賠償を求めます」と力強く訴えました。
本日はシールアンケートも行いました。アンケートには13人が協力してくれました。原発に反対と答えたのは12人でした。「原発に対する不安は何ですか?」という質問に対して、「政治が信用できない」、「人体への影響」がそれぞれ5人と最も多く、続いて「首相が頼りない」が4人という結果でした。今回アンケートには高校生、大学生が中心になって協力してくれました。3.11の東日本大震災以降、若い人の間では政治への不信感がいっそう高まっているということを感じさせられました。
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と き:2011年10月7日(金)
ところ:天満屋アリスの広場前
概 要:
季節も秋に移り変わり、すごしやすい天候が続いています。憲法改悪反対岡山県共同センターは天満屋アリスの広場前で宣伝、署名を行いました。9人が参加し、18筆の署名を集めました。
県労会議の伊原事務局長がマイクを取り、「今政治はいったい何をしているのでしょうか。国会では政争に明け暮れるばかりで、震災からの復興を名目とした、大増税を国民に押し付けようとしています」と政治の姿勢を批判し、「この間、自公政権と民主党政権により、国民の暮らしや福祉は改悪され、人権よりも大企業の利益優先。基地問題をはじめ、アメリカいいなりの政策ばかりが行われました。非正規切り、残業代未払い、高すぎる国保料、就職難など私たちの暮らしがよくなる政策はなされてきませんでした。このような現状でやるべきことが庶民への大増税しょうか」と話しました。「憲法は政府や国会が尊重しなければならない最大のルールです。国民の権利を制限し、大企業の利益のため、アメリカとともに戦争ができる国に道を開くことは許されません。憲法を活かした救援・復興、一人ひとりが大切にされる社会を実現しましょう」と締めくくりました。
10月5日の報道では、防衛省は今年度の当初予算の0.6%を上乗せした4兆6906億円にのぼる2012年度予算案を提出しました。震災復興にお金が必要な時にこのようなことが許されるのでしょうか。みさんはどう考えますか?
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ところ:勤労者福祉センター
概 要:
第82期岡山労働学校「女と男のジェンダー論教室」が開講されました。
岡山県労働者学習協会を代表して伊原会長があいさつをしました。「近年ジェンダーに対する意識が高まっています。いま、社会は男性を中心としており、女性の管理職や国会議員はほとんどいません。ジェンダーバッシングもはびこっています。しっかり学んで、それらに負けないだけの知識を蓄えてください」と受講者にエールを送りました。
その後、眞鍋彩紀さん(岡山県民青同盟県委員長)によるワンポイント講座が行われ、眞鍋彩紀さんは「マンガから見るジェンダー」と題して話をしました。「私はマンガが好きでよく読みます。特に気にっいているのは女性の働き方・生き方をテーマとしたマンガです」といくつかのマンガを紹介し、「この中にはドラマ化されたマンガもあります。しかし、ドラマになると仕事と恋愛のどちらを優先するのかが強調される、原作とはかけ離れた内容になっています。女性と仕事よりも女性と結婚を強調する社会に違和感を覚えます」と話しました。
岡山県労働者学習協会事務局長・長久啓太さんから今期カリキュラムの説明がなされました。「今期の講師は女性を中心とした講師陣となっています。ジェンダーとは社会的・文化的につくられた性を指します。このジェンダーを仕事、家族、歴史など様々な視点から学びましょう」と参加者に呼びかけました。
入学式では、受講者同士が交流しながら自己紹介をすることが恒例となっています。初参加者の人もおられ、交流は盛り上がりました。
最後に、82期運営員会から労働学校の紹介がありました。運営委員長の西本菜美さんは、「ジェンダーは自分の気付かない身近なところに隠れていると思います。受講生のみなさんと一緒に楽しく学んで、自分の周りのジェンダーをたくさん見つけてみようと思います。労働学校では受講者同士で討論もできます。自分の発見を共有できるはずです」としました。
労働学校は10月6日~12月15日の間、毎週木曜日18時30分から開校されます。講義終了後は「なごみ」という有志の交流タイムもあります。毎回の講義で新しい発見に出会うことができます。新しい視点で生き方を見つめてみましょう。
あなたもぜひ労働学校へ(^_^)/
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と き:2011年10月6日(木)12:15~
ところ:岡山駅ビックカメラ前
概 要:
原水爆禁止岡山県・岡山市実行委員会は、秋晴れのもと核兵器の廃絶を求める宣伝と署名活動を行いました。本日は18人が参加し、署名11筆を集めました。
原水爆禁止岡山県・岡山市実行委員会の平井代表は、「核兵器全面禁止に向かって具体的な協議へと足を踏み出すことは、ほんの一部の核保有国が決断すればすぐにでも可能です」と話し、「秋の国連総会の核軍縮問題の審議が10月3日からはじまりました。最大の焦点は核兵器禁止条約の交渉に速やかに踏みだすことです」と訴えました。日本政府は核兵器禁止条約の交渉には消極的態度をとり続けています。この点について平井代表は、「日本は国の安全をアメリカとの軍事同盟、とりわけアメリカの核の傘下に求める対米追従の姿勢があります」と話しました。「日本政府に対してアメリカ追従路線からの離脱を宣言し、国連総会で核兵器禁止条約の交渉開始の提案を行うなど、被爆国としてふさわしい役割の発揮を求めましょう」と締めくくりました。
国連総会が核兵器禁止条約の即時開始と速やかな締結への合意を生み出せるように、日本政府と世界各国に働きかけましょう。ぜひ、「核兵器全面禁止のアピール」署名に協力してください。
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と き:2011年10月5日(水)7時30分~
ところ:岡山駅ビックカメラ前
概 要:
10月になり肌寒い季節となりましたが、県労会議は定例の早朝宣伝を行いました。本日の宣伝には8人が参加し、出勤・通学途中のみなさんにティッシュ、チラシの配布を行いました。
伊原事務局長がマイクを握り、国家公務員法の分限免職(解雇)処分そして、年金・社会保障改悪について訴えました。「国から日本年金機構に年金業務はそのまま引き継がれ、年金制度には変化はありませんでした。しかし、運営主体を国から民営化するに当たり、社保庁職員の雇用を引き継ぐ規定は設けられませんでした。社保庁の分限免職は、行政組織の廃止を理由としたものです。これは一般企業でいう整理解雇にあたります」と説明し、「国民の信頼回復を最大限の課題に発足したのが日本年金機構です。しかし、多くの経験のある職員が排除され、新規採用等が繰り返されているために、経験と知識が蓄積されずサービスの低下が深刻化しています。また、年金機構職員の内6割が非正規職員です。研修やフォローが十分でなく、1年半経過した現在でも事務処理の誤りが多発しています」と民営化された職場の実態を話し、「国民年金の収納業務を民間委託して納付率アップを狙いましたが、年々納付率は低下し、2010年度は過去最低となりました。複雑な制度の理解なしに単に委託を単に拡大するだけでは、かえって信頼を損なうことになります。安定的な業務運営とサービスを確保し、経験者の雇用が不可欠です。また、従来通り国の機関が直接業務を行ってこそ信頼回復になります」と締めくくりました。
社保庁職員の解雇、JALの解雇もルールを無視した乱暴な大量解雇です。公務員の乱暴な解雇がまかり通り、大企業でもルールを無視した解雇が許されると解雇の規制はなくなってしまいます。官民の区別なく「解雇の自由化」という財界の狙いは何としても阻止しなければなりません。
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と き:2011年10月2日(日)11:00~3日(月)12:30
ところ:鷲羽山ハイランドホテル
概 要:
2日目の初級講座では「青年は労働組合に何を求めるか」をテーマとしたパネルディスカッションが行われました。五十嵐建一さん(全労連)をコディネーターとし、平野竜也さん(岐阜県労連)、龍尾由美子さん(愛知労連)、弓田盛樹さん(岡山県労会議)の3人をパネラーとして迎えました。
平野竜也さんは、「建交労の書記長や岐阜教祖の役員などから、男女の出会いの場を提供してほしいとの要請がありました。そこで、恋するBBQという企画を立てました」と話しました。「せっかくやるのだから労働組合がない職場の人にも参加してもらいたいと思い、実行委員会形式で参加を呼びかけました。第1回実行委員会では女性参加者が少ないことが指摘され、職場訪問が必要となりました。初めはどうなることかと不安でしたが、実行委員は臆することなくどんどん職場に入り、青年にチラシを配っていました。ある実行委員は早朝、職場の前でチラシを配っていました。労働組合は内にこもり気味ですが、それではいけないということを痛感しました」と恋するBBQの実践から話をしました。
龍尾由美子さんは9月に静岡県で開催した「サマーセミナー」の経験から話をしました。サマーセミナーは青年アンケートで浮き彫りになった「学びたい」、「交流したい」という2つの要求を発端にスタートしたと説明し、「青年の間では自分を知ってほしい、話したいという要求が年々強くなっていると思います。要求はないのではなく、出し方を知らないのではないでしょうか」と青年の実態にも触れました。「サマーセミナーでは青年たちに役割を幅広く分け、すべてを一任しました。そうすることで、それぞれの青年の力が予想以上に発揮され、誰もが必ず1つは、誰にも負けない個性を持っているということに気が付きます」と経験を話しました。また、龍尾由美子さんは「聞く」ことよりも「実感」して覚えることが大切だとし、「仲間と実際に議論したことの方がより心に残ります。サマーセミナーでは分科会に模擬団交を取り入れ、青年に議論の場を提供しています」としました。
弓田盛樹さんは、インターネットを通じての組織活動について話しました。「ホームページによる活動報告だけではなく、facebookやtwitterを利用した活動報告にも取り組んでいます」と話し、「当初はインターネット・ツールを利用することには抵抗がありました。しかし、労働組合は開かれた場でなければいけないと思い、幅広い人たちに私たちの活動を知らせることを目指して取り組みを開始しました」と話しました。
会場からは、「恋するBBQ、サマーセミナーにおいて次の世代の担い手としての青年はいくせいできているのですか」という質問が出ました。
この質問に対して平野竜也さんは、「参加者1人ひとりに組合活動に興味を持ってもらうことは大切です。しかし、色んな人が集まれる環境をつくることがより重要だと感じています。団塊世代の方が20代のときにどのような運動されていたのかは詳しくは知りません。しかし、労働組合活動と通じて他の職場の人との出会いがあったという話をよく聞きます。そういった意味では恋するBBQは成功したと言えると思います」と回答しました。
龍尾由美子さんは、「サマーセミナーでは必ずしも労働組合的な学習にこだわらず、知りたいこと・やりたいことを柔軟に取り入れています。遊びを大切にし、企画から当日の運営までのすべてを青年が担いました。すると中心となるリーダー的な青年が自然発生的に生まれます。そういった意味では成功していると思います」としました。
最後に「青年は労働組合に何を求めるか」についてそれぞれ話しました。平野竜也さんは、「要求は多様です。労働組合ってこんなこともやる。岐阜県労連・全労連には色々な職場の仲間が集まっているからこそできることがあるのではないでしょうか。何より、青年の要求は出会いから始まるかもしれません」とまとめました。龍尾由美子さんは、「労働組合は特殊な団体ではなく、身近なものであると理解されないといけません。いくつになっても、思いを共有できる場所と仲間の存在が求められているのだと思います」としました。弓田盛樹さんは、「青年の間には労働組合ってダサい、暗い、事務所が汚いというイメージが蔓延しているのではないでしょうか。カフェのようにおしゃれでスタイリッシュな場所。なおかつ、仕事や生活をめぐる1人ひとりの切実な願いを持ち寄ることができる場所であることが求められていると思います」と話しました。
修了証が受講者に授与されました。
今回の初級講座では考えさせられることの多い内容でした。全国各地から集まった仲間たちもそれは同じです。参加した青年それぞれが労働組合運動の担い手としてどう成長するのかを考えさせられたのではないでしょうか。
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とき:2011年10月4日15時~
ところ:議会棟205応接室
概要:
10月4日、米軍機の低空飛行問題で県労会議など4団体7名が岡山県に対して、県民の生活と安全を守る立場からの飛行禁止を求めました。この申し入れは、9月26日午後2時45分頃に岡山県南の人口密集地を米軍機が2機、西から東に轟音と共に低空で飛び去ったことを受けて、政府と在日米軍に飛行禁止と3月に起こった津山市内の民家の土蔵崩壊事件に対して早急に損害賠償をするように岡山県に求めたものです。申し入れは岡山県労会議、岡山県平和委員会、平和・民主・革新をめざす岡山の会、安保破棄諸要求関越岡山県実行委員会が連名で行いました。
申し入れ書を手渡す花田県労会議議長
この申し入れに対応した危機管理室の小倉危機管理課課長は、「県民から情報が寄せられ国に伝えている」と話しました。参加者から、「県は国と米軍に抗議すべき。低空飛行という認識があるのか?問題に対する認識は如何か?」等の質問が相次ぎましたが、小倉課長は、「国に伝えている」との返事を繰り返しました。また、3月発生した津山市の民家の土蔵崩壊に関しては、「国には早く返事をいただけるよう催促している」と話しました。事件後6ヵ月も経過して本人にも県民にも何らの説明もなく政府の対応は無責任であり、県がしっかりと要請を行うよう再度申し入れました。
話し合いの様子
県革新懇の氏平さんは「県に責任は重い。県民の生活といのちを守ることは危機管理室の重要な任務であり、国と米軍に対して厳しく意見を言って欲しい。沖縄県でできていることがなぜ岡山でできないのか。低空飛行かどうかも県が調べるべきではないか。県民は怒っており、この声に応えるのが責任だ」と厳しく危機管理室の姿勢を追求しました。
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と き:2011年10月2日(日)11:00~3日(月)12:30
ところ:鷲羽山ハイランドホテル
概 要:
青年組合員を対象とした初級教育講座が「しっかり学べる、いっぱい話せる」をスローガンに、倉敷鷲羽山ワイランドホテルで開催されました。
県労会議議長・花田雅行さんは、「倉敷市は文化と歴史のある街です。気候も穏やかで過ごしやすい地域です。今日から2日間しっかり学びましょう」と開催地岡山県を代表してあいさつをしました。
全労連を代表して柴田真佐子副議長があいさつをし、「初級講座は3回目を迎えました。これからの組合運動の担い手として、若いみなさんにはしっかり学んでもらいです。2日間がんばりましょう」と参加者にエールを送りました。
講義①では、熊谷金道さん(労働総研代表理事、元全労連議長・事務局長、国公労連書記長)が「人間らしく生き働くことと労働組合~全労連の20年を振り返って」と題して講演を行いました。
熊谷金道さんは、「私は昔炭鉱現場で働いていました。とても過酷な仕事で、炭鉱が潰れることもありいのちの危険もあります。そのような光景を見て、私は何とかしたいと思うようになりました。労働組合で団結して闘えば変えることができると、運動に参加することで知りました」と自身の体験を話しました。また、「いま、成果主義賃金により労働者の意欲は低下しています。また、非正規労働者の低すぎる賃金と不安定な雇用のあり方が問題視されています。多くの人は労働組合に賃金・雇用問題の解決を求めています」と労働組合に求められていることについて話し、「賃金・雇用の問題についてのとりくみは進んでいます。しかし、非正規労働者の問題については、問題意識はあるもののとりくみが進んでいません。これからの労働組合には、正規・非正規の枠を越えた運動が求められます」と会場に訴えました。熊谷金道さんは、みんなが参加できる場としての労働組合が大切だとし、「労働組合の運動は仲間たちのいる職場が中心です。仲間たちの要求をつかむことが運動の出発点です。その上で、産別・支部・分会が県労連との連帯を強めることができる組合は大きな力を発揮します。経験主義にとらわれない、大きな運動を展開していきましょう」と締めくくりました。
続いて、中嶌聡さん(地域労組おおさか青年部)を講師とし、「労働法を通じて社会を考える」と題した講義②が行われました。
中嶌聡さんは、「労働組合は労働者が経験と知恵を出し合い、仲間と一緒になって編み出した最強の選択肢です。それまでは泣寝入りをするか、キレる(破壊行動に出る)しかありませんでした。今のわかものたちの置かれている環境も同じではないでしょうか」と話し、「まじめに働いていたとしても、全体の約半数は非正規という現実があります。正社員になれたとしても、長時間労働・サービス残業・パワハラに多くのわかものが直面しています。しかし、ほとんどの青年労働者はそれが当たり前だと思っています。私たちは泣寝入るでもキレるでもなく、働くルールを知り組合に加盟して「正しくキレよう」と呼びかけています」と活動報告を踏まえ説明しました。また、「賃金とは何か」という基礎的な学習が最も大切だとし、「地域労組おおさか青年部では、賃金とは何かという学習を行いました。その他、資本主義社会の構造などについても学習しています」と話し、わかものだからこそ学習することが大切だとしました。
講義終了後、班に分かれて討論が行われました。討論の中心となったのは、なぜ青年は労働組合に結集しないのかということでした。労働組合の組織率が低下し、運動の先頭に立っている活動家の高齢化が深刻な問題となっているいまを反映した内容でした。ある組合からは、「職場に青年がいないため青年部を組織できない。背景には、採用枠の削減がある。採用される青年は最長で3年契約の非正規労働者ばかり。今後は、非正規の青年の組織化に努めたい」という意見がありました。この意見は多くの人からの共感がありました。しかし、組織拡大の中では最重要課題であるにもかかわらず、ほとんどとりくみが進んでいないのも事実です。今後は県労連レベルでのとりくみ強化とサポートが必要だと意見がまとまりました。
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と き:2011年9月24日(土)
ところ:岡山駅・ビックカメラ前
概 要:
全国青年大集会・岡谷山県実行委員会は全国青年大集会に先駆けて、社会人・学生の生活実態アンケートを行いました。この日の宣伝には5人の青年が参加しました。3人の学生がアンケートに回答してくれ、対話が進みました。
アンケートに回答してくれた女子学生は、「就職ができるかどうか気になる」と将来に対する不安を話してくれました。また、「就職先に労働組合があるかどうかが気になる」とも話してくれました。また、「いま哲学や社会学に興味がある。働くルールについて学んでみたい」と話してくれた学生もいました。労働組合や民主団体の活動にも興味があると話してくれたので、実行委員の坪井晶子さんは全国青年大集会について説明すると同時に、私たちの活動について話を進めました。
全国青年大集会・岡山県実行委員会は岡山県の労働組合をはじめとし、民青同盟などに加盟する青年の共闘組織として結成されました。実行委員の中務愛子さんは、「全国青年大集会まであと1ケ月を切っていますが、宣伝・アンケート、参加呼びかけにこれからも取り組みます。多くの青年に参加してもらいたいです」と意気込みを話しました。
全国青年大集会は2011年10月23日(日)に東京・明治公園にて開催されます。青年のみなさんの参加をお待ちしています。
http://blogs.yahoo.co.jp/seinen_koyou_syukai/32718250.html
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と き:2011年9月22日(木)12:00~
ところ:天満屋アリスの広場前
概 要:
岡山市消費税をなくす各界連絡会は秋晴れの下で、宣伝・署名活動を行いました。本日の宣伝には8人が参加し、28筆の署名を集めました。
岡山民主商工会の代表がマイクを取り、「野田新政権は消費税増税を実行しようとしています。大手新聞、テレビ報道では消費税増税を実施しなければ震災からの復興はもとより、年金などの社会保障の財源が確保できないとし、消費税増税を迫っています」と訴え、「本当にそれで日本はよくなるのでしょうか。消費税を実施した場合、低所得者の負担はより大きくなります。国民の懐が締まり、日本経済の妨げとなります。雇用がより不安定になり、若者の就職が困難になります」と消費税増税に反対しました。
世界では「富裕層」への増税が当然となっています。欧州では、資産家自らが自分たちへの増税を求めています。フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモロ会長は、「資産の売却を前提に、増税を富裕層に求めることから始めるべき」と主張。また、ドイツの資産家グループは、「財政赤字の打開策は国民に痛手となる歳出削減ではなく富裕層への増税を」と提言しています。しかし、日本経団連をはじめとする財界は消費税を増税し、その上で法人税をさらに減税することを求めています。
署名に協力してくれた人は、「これ以上消費税が上がると生活できない。頑張ってください」と私たちの運動を応援してくれました。また、「消費税を増税しなければ年金や社会保障の財源が確保できないのではないか」という意見がありましたが、消費税を増税しても年金を含む社会保障の財源をまかなうことは不可能だと説明すると、「私も勉強します」と署名に協力してくれました。
税制の大原則は「生活費に税金をかけないこと」、「能力に応じて公平に税金を負担すること」とです。この原則を踏まえた税制によって財源を確保すべきです。国民いじめと思える消費税増税はやめ、大企業・資産家へ増税により応分の負担を求めることは当然です。
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