岡山県労働組合会議

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日付 2015年10月26日

とき:2015年10月24日(土)13時∼

ところ:おかやま西川原プラザ

10月24日、岡山市西川原プラザで岡山「被爆2世・3世の会」結成総会が開かれました。総会は70名近くの参加者であふれ、テレビ、新聞各社も取材に訪れ関心の高さを示しました。

準備会を代表し加百智津子さん(2世・総社市在住)は「被爆者の想いを私たちが力を合わせて引きついで行こう」と挨拶。志賀雅子さん(2世・水島在住)が経過、会則、会員拡大や、2世・3世検診の充実,会報の発行などの活動方針を提起し承認されました。

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結成会には県被爆者会土屋会長、津山2世の会木原会長、岡山県反核医師の会松岡会長が来賓として参加され、激励挨拶され、安斎育郎さん(立命館大學国際平和ミュージアム終身名誉館長)が記念講演を行いました。総会には全国6つの2世の会と被団協など13の団体個人からメッセージが寄せられ、ました。会の立ち上がりの支援募金約20万円が寄せられました。

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安斎育郎さんは「なぜ被爆2世・3世が自らを組織するのか」ということから話され、父母や祖父母の非人道的体験を語り継ぐ伝達者として特別の説得性・可能性があるとのべ、核兵器の非人道性を深く認識し、その使用を許さず、廃絶を求めるための組織として結成されたものと述べられました。

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安斎氏は「なぜ被爆2世・3世が自らを組織するのか」というテーマについて、その目的を3点にわたって説明しました。第1は世代を超えた放射線影響の可能性に対する不安について、体験や思いや知識を交流し、問題を理解するための基礎的な知識の獲得を通じて科学的に向き合い、不安の解消に向けて必要な社会的行動をとるためだとしました。第2は父母や祖父母が体験した非人間的な体験を子や孫として語り継ぎ、人々に核被害の特質を伝える伝承者としての役割を担う。第3は自分自身を苦しめた核兵器の非人道性を深く認識し、その使用を許さず、廃絶を求めるためだと、自身の考え方を原水爆禁止運動に関わり、放射線防護を研究してきたものとしての立場からもその目的の大切さを強調しました。さらに、どういう原則で運動を進めるのかとして、原水禁運動の教訓に照らして、その運動は政党や労働運動系列で分裂し、市民運動が遠ざかった経験があるが被爆2世・3世は人間の顔をした運動であり、改めて原点に帰り「核戦争阻止、核兵器廃絶、被爆者援護・連帯」の3本の旗を掲げ直そうと運動の意義を強調しました。最後は、その運動をしたたかに、しなやかに、「常に大原則を確認しつつ、応用問題は答えを押し付けず連帯の旗を掲げ続けよう」と訴えました。

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最後に山陽学園放送部の学生さんたち4人が登壇して、広島原爆ドームや長島愛生園の訪問活動を通じて平和と人権の取り組みを続けたいと決意を語りました。若い世代が被ばくの実相を引き継ごうとしている姿が印象に残るつどいとなりました。


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