5.1岡山県中央メーデー
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とき:2011年5月1日(日)10時~12時
ところ:岡山市旭川河川敷東詰・三光荘前
花田実行委員長(県労議長)の挨拶はココ第82回岡山県中央メーデーあいさつ147kb
メーデー宣言はココ第82回メーデー宣言31kb
概要:
5月1日(水)、第82回岡山県中央メーデーが旭川河川敷東詰・三光荘前で開催されました。今年のメーデーは東日本大震災の復興をテーマに、労働者・国民に負担を押し付ける復興政策し、大企業の内部留保の活用などを求めるスローガンを掲げて取り組まれ、600人が参加しました。
メーデーを盛り上げてくれた岡山合唱団のみなさん
民青同盟の皆さん
学習協の参加者
開会宣言を行う槇尾県労おかやま議長
プラカード展の出展作品
実行委員長の花田雅行県労会議議長は、「まず、震災で亡くなられた方々に心からお悔やみ申し上げます。会場の皆さんに黙祷を呼び掛けます。震災の支援を継続する必要がある。この震災を利用して、公務員賃金の引き下げや復興税・消費税増税などの国民負担が議論されている。大企業の内部留保や政党助成金、思いやり予算がどうして議論されないのか。財源論を巡っては私たちが声を上げていく必要がある。マスコミも国民負担を誘導する宣伝を毎日流している。遺憾だ。岡山でもしっかりとした防災対策を進めていく必要がある。メーデーの歴史的スローガンである労働時間の短縮などを進め、今回のメーデーをエネルギー政策の転換などについても考える機会としたい」と挨拶しました。岡山市の高次経済局長は高谷市長のメッセージを代読するとして、東日本大震災で亡くなられた皆様に心から哀悼と被災者へのお見舞いが述べられた後、「岡山市は消防の支援をはじめ給水車・支援物資の搬送など行ってきた。被災者の支援に全力を上げる。市民の取り組みに敬意を表する。震災を理由に過度に自粛をするのではなく、地域の活性化と被災地支援を両立することだ。メーデーでも震災復興をテーマに掲げられていることに敬意を表す。景気は弱い動きとなり、学卒者の就職も厳しいが活力ある社会をつくるために一緒に努力したい」と述べました。
メーデー宣伝採択後、空に舞った色とりどりの風船
日本共産党からは森脇県議が「今回の震災が教えていることは地域のきずな、支え合うことの大切さ、24時間社会やエネルギー政策、大量消費の社会のあり方ではないか?被災地の雇用や労働問題は極めて深刻。切実の要望を政府に届けるのは労働組合の活動だと考える」と挨拶を行いました。各団体からの報告では、農民連がTPP参加反対を訴え、医労連が震災支援と同時に医療介護の拡充を求めて発言。岡山高教組は教師の多忙な日常を解消して、安心して働ける教育を実現しようと訴えました。自治労連・岡山市職労は原発反対ライブでエネルギー政策の転換を求めました。商団連からは岡山民商が消費税増税反対を訴えました。集会の後段ではJMIUの大島さんがメーデー宣言を読み上げると、「震災復興支援を」と印刷された色とりどりの風船が空に舞い上がりました。
岡山県国公・生協労組おかやまの集会参加者
シュプレヒコールでデモ行進をする県労議長など第1梯団
横断幕を掲げて行進
思い思いのプラカードを持って
民主団体の皆さん
岡山市職労を先頭に第2梯団
第82回岡山県中央メーデーは、自粛の声も上がりましたが、震災復興を掲げて、労働者の団結を呼びかけようと、日曜日にも関わらず例年と同様の集会となり、整然と集会を成功させました。集会後は横断幕を先頭にデモ行進を行い、働く者の要求をしっかりと訴えました。