岡山県労働組合会議

はい、岡山県労会議です。086-221-0133

連想分類語  核兵器廃絶

と き:2012年5月12日(土)13:30~

ところ:勤労者福祉センター

概 要:

 

 岡山県原水協は2012年度総会を開催し、30人が出席しました。今回の総会には日本原水協から前川史朗さん(原水協通信編集長)を招いての記念講演も行われました。

 岡山県原水協代表委員の中尾元重さんは、「アメリカの核兵器に依存した体制をまず変えさせることが国際間で大きな問題となっています。変えさせるためは私たちの日常的な草の根の運動が大きくならなければいけません」と開会に先駆けて激励のあいさつを行いました。

 県原水協の平井事務局長は2011年度の運動のまとめで、「2011年3.1ビキニデー集会には12の県組織、地域原水協から21人が参加しました。参加者の62%が20~30代という若さにあふれた参加者でした。私たちの運動を若い世代に引き継いでいかないといけません」と青年の活動が活発になってきていることに触れました。2012年度方針案について、「“核兵器の全面禁止のアピール”署名を10月の国連総会に提出する予定です。岡山県原水協として石原知喜事務局次長を代表として派遣します。派遣の意義についての学習、NPT学習、原爆と人間パネル展などと併せて、全体で派遣募金運動にとりくみます」としました。その他、平和行進へのとりくみ。新署名20万筆を目標に署名活動にとりくむこと。原水爆禁止世界大会へのとりくみなど6つの方針が提案されました。

その後の発言・討論で各地域の活動報告に続き、石原知喜事務局次長は、「この間Peace Piece おかやま(PPO)での4年間の活動を通して、核兵器はとても恐ろしい兵器であり、核兵器が使われるようなことは2度とあってはならないと学びました。核兵器をなくしたいという思いはみんなが持っています。署名を集めることは核兵器の廃絶に確実につながっています」と決意を表明しました。

 「核兵器のない平和で公正な世界のために―いま私にできること―」というテーマで前川史朗さんによる記念講演は行われました。前川史朗さんは、「被爆67年を迎える2012年、核兵器をめぐる世界の動きは逆流や抵抗を含みながらも、核兵器全面禁止・廃絶の方向へと確実に流れています」と国際政治の場では核兵器禁止が99%を占めていることを紹介しました。情勢の大きな変化の背景には原水履き禁止運動の力があるとし、「2012年4月30日現在の新アピール署名の到達数は全国で178万9511筆です。この署名は地域を変え、日本の方向を正しくします」と私たちの草の根の運動には世界を変える力があると話しました。

 平和な世界を実現するためには一人ひとりができることをやっていくことが大切です。小さいかもしれませんが、私たちの運動が大きな変化につながります。

, , , ,

と き:2012年5月6日(日)13:00~

ところ:イトーヨーカドー前

概 要:

 Ring Link Zero実行委員会の呼びかけにより、「核兵器ゼロ全国青年いっせい行動デー」が全国各地で行われました。岡山では民主団体を中心とする青年9人が集まり、核兵器廃絶署名、折り鶴宣伝、シール投票を行いました。署名は6筆集めることができました。

 最初にマイクを取ったのは弓田盛樹さん(県労会議)で、「5月5日23時をもって国内で稼働している原発がなくなりました。子どもたちのためにも原発はなくさなければいけません。原発は核兵器と同じです。核兵器開発の延長線上で開発、普及されたのが原発です。そして、今なお世界には2万発以上の核兵器が存在します。核兵器と人類は共存できません。みなさんの思いを署名に寄せてください」と訴えました。

続いて、石原友喜さん(PPO)がマイクを握り、「僕たちはいま核兵器ゼロをめざす署名を集めています。世界にある2万発の核兵器はなくさないといけません。この署名は国連に届けます。みなさんの一人ひとりの思いが世界から核兵器をなくします」と署名への協力を呼びかけました。

 また、5月6日に国民平和大行進がスタートしました。東京・夢の島を出発して広島・平和記念公園まで3ヶ月間歩きつづけます。7月16日に岡山入りをします。誰でも、気軽に参加できます。みなさんのご声援をお願いします。

, , , ,

と き:2012年4月6日(金)12:15~

ところ:岡山駅前ビックカメラ前

概 要:

 

 原水爆禁止岡山県・岡山市協議会は今年4回目の核兵器廃絶宣伝と署名活動を行いました。風は強かったですが、春の日差しを感じることができました。本日の宣伝には12人が参加し署名33筆を集めました。

 平井事務局長がマイクを取り、「私たちは核兵器の廃絶を求めて署名を集めています。みなさんからお寄せいただいた署名は、国連へと送られます」と署名への協力を呼びかけ、「世界189ヶ国の政府代表がニューヨーク・国連本部に集まり、核兵器のない世界の平和と安全を達成することを決めました」と世界は核兵器の廃絶に向けて動いていることをアピールしました。「しかし、アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国のほか、インド、パキスタン、北朝鮮が核兵器の保有を表明しています。また、核兵器を廃絶することについて、核兵器は抑止力であり、核兵器があるから世界平和の均衡が保たれていると拒否しています」と話し、「日本は世界で唯一、原爆の悲惨さを経験した国です。今も20万人を超える被爆者が心と体の傷に苦しんでいます。日本が核兵器廃絶を訴える先頭に立ち、声を上げていかなくてはいけません」と締めくくりました。

写真の説明をする平井事務局長

 春休みということもあり、多くの学生が署名に協力してくれました。署名をしてくれた高校生は、「核兵器はなくさないといけないです。がんばってください」と私たちの活動を応援してくれました。

 本日の宣伝には核兵器の悲惨さを訴えるパネルを置きました。多くの人から注目を得ました。

, , , ,

と き:2012年2月29日(水)~3月1日(木)

ところ:静岡県

概 要:

 「核兵器のない世界へ、非核平和の日本、核被害の根絶をめざして」をテーマに2012年3・1ビキニデーが静岡県で2日間に渡り開催されました。岡山県代表団は21人が参加し、全体で1100人が参加しました。

うたごえのみなさんによるオープニング

 全体集会開催にあたり笠井貴美代さん(新婦人会長)があいさつを行い、「平和を願う私たちの草の根の運動が世界を変えています。みなさんがんばりましょう」と集会参加者に励ましのメッセージを伝えました。政党からは日本共産党・参議院議員田村智子さんがあいさつを行いました。

笠井貴美代さん(新婦人会長)

 安井正和さん(原水爆禁止日本協議会事務局長)が基調報告で、「①原爆展のとりくみを軸に地域ぐるみの署名に踏み出す②日本政府が核兵器禁止条約の交渉を支持するなど、被爆国にふさわしい役割を果たさせること③核兵器のない平和で公正な世界を掲げる運動として、核被害の克服、原発ゼロの運動をはじめ、平和、基地、格差、環境など国民的な共同と連帯を発展させること」の3点を行動提起しました。最後に、「すべての自治体での原爆展と住民ぐるみの署名、日常的な被爆者支援の運動、5月6日からはじまる国民平和大行進など、一つひとつの前進をバネにして8月の原水爆禁止2012年世界大会へとつなぎ、核兵器のない世界への確かな扉をひらく年にするために、日本と世界の運動の先頭に立って奮闘しましょう」と話し、新たな行動に踏み出すことの決意を表しました。

 海外代表メンバーの発言で印象的だったのは、カラ・フローレスーメイズさん(われらグアム人代表)の発言です。カラさんは、「沖縄にある米軍基地をグアムに移転すれば基地問題が解決するというわけではありません。軍隊をなくすことこそが本当に大切なことです」と話しました。

 その後、各県の代表団が壇上へ上がり、リレートークを行いました。登壇した岡山県代団は、「核兵器廃絶新アピール署名」に全市町村の首長・議長の賛同を得たことを発言しました。兵庫県原水協として登壇した青年・岸輝彦さん(兵商連)は、「県内の青年団体と個人が共同して、核兵器廃絶、原発ゼロをめざす〝ゼロこねっと″を結成しました」と青年の活躍を紹介しました。全体集会終了後は、各分科会に分かれて「3・1ビキニデー」について各々学びました。

 2日目は久保山愛吉墓参平和行進が行われ、パレードには1500人が参加しました。その後、焼津文化センターで「被災58周年3・1ビキニデー集会」が開催され、1800人が参加しました。

 2日目の集会では第5福竜丸乗組員の大石又七さんが被災証言を行い、「原発事故も第5福竜丸事件も同じです。被災当時、何が起こったのか全く分からなかった。政府は高濃度の放射能を浴びているにもかかわらず、心配ないといっていた。このことは福島原発事故と全く同じです。日本政府は進歩していない」と力を込めて話しました。また、安斎育郎さん(世界大会実行委員会議長団)が講演を行い、「広島・長崎・福島・ビキニの被害を経験した日本が、核兵器ゼロの世界を切り開く力を発揮しなければいけません」としました。

 今回の3・1ビキニデー集会はこれからの運動への新たな展望を感じることのできる集会でした。岡山県からも、核兵器廃絶、原発ゼロの声をあげ、世論を作っていきましょう。

, , , , ,

と き:2012年2月6日(月)12:15~

ところ:岡山駅前ビックカメラ前

概 要:

  原水爆禁止岡山県・岡山市協議会は今年2回目の核兵器廃絶宣伝と署名活動を行いました。県労会議、自治労連、高教組、医労連、人権連、平和委員会の6団体から、12人が参加し、署名22筆を集めました。

 中尾さん(平和委員会)は、「広島・長崎の被爆から68年、いまでも2万発の核兵器が貯蔵・配備されています。22万人の被爆者の平均年齢は75歳。高齢の被爆者は自分たちの命のあるうちに地球上から核兵器の廃絶をと闘い続けています」と訴えました。

若い人がたくさん署名に協力してくれました(^_^)/

県労会議の伊原事務局長は、「まもなく58回目の.3・1ビキニデーを迎えます。広島型原爆の1000倍の巨大な水爆実験で日本のマグロ漁船などが被曝し、犠牲者を出しました。このような悲劇が再び起こることは許せません」と核兵器廃絶への思いを話しました。

岡山県原水協の平井事務局長は、「昨年の2月から始まった『核兵器の全面禁止のアピール』署名は2010年のNPT再検討会議の確認の上に核兵器禁止条約の交渉開始を求めるものです。私たちの一筆1筆が国際政治を大きく動かしています。寄せられた署名は国連に届けます」と署名への協力を訴えました。

 私たちが署名を集めていると、6人のアメリカ人が署名に応じてくれました。平和を願う思いは世界共通なのだと感じる場面でした。

, ,

と き:2012年1月6日(金)12:15~

ところ:岡山駅前ビックカメラ前

概 要:

原水爆禁止岡山県・岡山市実行委員会は新年最初の核兵器廃絶宣伝と署名活動を行いました。風が強く寒さも厳しい中、17人が参加し署名37筆を集めました。

マイクをとった平井事務局長は、「昨年2月からスタートした〝核兵器全面禁止のアピール署名″は東日本大震災と原発事故が起こる中でも全国各地でとりくまれ、10月には国連総会第1委員会に自治体首長の766人を含む102万9301人分の署名を提出することができました」と私たちの署名が国際政治を動かすことを話しました。

「日本原水協は日本政府に対し、核兵器全面禁止条約を提唱すること、アメリカの核の傘から離脱し、核密約をすべて破棄し、非核三原則を厳守するよう求めてきました。しかし、昨年日本が提案し採択された決議には核兵器禁止という文字はありませんでした。それは、日本政府がアメリカの核兵器や核戦略に、日本の平和や安全を頼っているからです」と核の傘をやめさせ、非核平和へ日本を変えることを訴えました。

核兵器全面禁止は世界のゆるぎない流れです。核兵器のない世界へ歴史のページを開くのは、そのために努力する多くの国の政府と私たち市民社会の草の根の運動です。

, , , ,

と き:2011年11月16日(水)12:15~

ところ:岡山駅前ビックカメラ前

概 要:

  朝晩がすっかり冷え込んできました。季節は冬になろうとしていますが、原水爆禁止岡山県・岡山市実行委員会は核兵器廃絶宣伝を元気に行いました。本日は11人が参加しました。

 平井代表がマイクをとり、「一昨年のオバマ大統領のプラハ演説以降、核兵器廃絶の流れは全世界に広がりました。こうした情勢をつくりだしたのは、私たち被爆国の草の根の声です」と署名の力が世界を動かしたと力強くアピールしました。「核兵器は人間と共生できません。核兵器は人類と地球上のすべての生物にとって脅威です。核の惨事を防ぐ唯一の方法は核兵器の廃絶しかありません」と話しました。また、「私たちの行っている署名は、国連パン・ギムン事務総長も賛同している核兵器全面禁止のアピール署名です」と署名への協力を訴えました。

 本日は1時間にも満たない短時間でしたが18筆の署名を集めました。「がんばってください」と署名に協力してくれた人がおり、とても励まされました。

, ,

と き:2011年10月28日(金)12:15~

ところ:天満屋アリスの広場前

概 要:

  原水爆禁止岡山県・岡山市実行委員会は気持ちのいい秋晴れの中で、核兵器の廃絶を求める宣伝と署名活動を行いました。本日は16人が参加し、署名43筆を集めました。

 原水爆禁止岡山県・岡山市実行委員会を代表して平井昭夫さんがマイクを握りました。国連では毎年10月24からの一週間が「軍縮週間」として決め、全世界に軍縮の運動を広げることを呼びかけています。平井昭夫さんは、「いま、核兵器のない世界の平和と安全のための枠組みが必要とされ、核兵器禁止条約の交渉開始が求められています。いまや、核兵器禁止条約は国際政治の焦点です」と話しました。10月3日から始まった国連軍縮議論で「軍縮にも民主主義革命と法の支配が及んでいる」と原水爆禁止岡山県・岡山市実行委員会の運動が高く評価されています。「国連に加盟する大多数の国が核兵器の廃絶のために核兵器禁止条約をつくることが必要という共通認識に立っています。私たちの草の根の運動は世界から高く評価されています。核兵器全面禁止のアピール署名は核軍縮に民主主義をもたらす署名でもあるのです」と署名への協力を訴えました。

 本日署名に協力してくれた人の中に、がんばってくださいと5000円カンパをしてくれた人がいました。私たちの運動が県民のみなさんに少しずつ認識され始めたことを感じる場面でした。

,

と き:2011年8月7日~9日

ところ:長崎市民会館体育館・文化ホール

概 要:

8月7日から9日の3日間、原水爆禁止世界大会の本大会が長崎で開催されました。長崎大会には7800人が参加し、会場は盛り上がりを見せました。

7日の開会総会では、うたごえのみなさんによる「原爆を許すまじ」の合唱が行われました。また、開会総会執行議長である全日本民医連の藤末守さんは「東日本大震災による被災地でも核兵器禁止・廃絶、自然エネルギーへの転換を求めて平和行進が行われました。被災者本位の復興。福島原発事故からの1日も早い収束と自然エネルギーへの転換を求めともに連帯しましょう」と参加者に呼びかけました。

 長崎市長は、「東日本大震災に続く原発事故はノーモアヒバクシャを訴え続ける長崎市民に大きなショックを与えました。なぜ被爆国である日本で再び放射能による悲劇が繰り返されたのか私自身疑問でなりません」とし、「原発は絶対に安全であるという安全神話が国民を思考停止に状態にしていたとするなら、核兵器は使われないという神話があり、世界の多くの人々を思考停止にしているのではないでしょうか。福島原発事故のように取り返しのつかない状況になってからでは遅いのです」と会場に訴えました。

その後、被爆者からの訴え、国連・政府代表者の発言が続きました。大会参加者は「社会動かす力の根源は人間一人ひとりです。私たちの運動は小さいかもしれませんが、決して無力ではないのだ」と連帯を強めました。

2日目は各分科会に分かれて集会が行われました。青年企画として「青年のひろば」が開催されました。全国から100人を超える青年が参加し、パネルディスカッションと被爆者訪問に分かれて学習を行いました。パネルディスカッションでは岡山県から竹永さん、東京から新屋さん、ノルウェーからラースさんをゲストして、討論形式で集会が進みました。

竹永さんはユーモアを交えながら、「あるとき祖母から、広島で原爆に合い、被ばくした事実を聞かされ、自分が被ばく三世であると知りました。何かしなければならいと思い、平和行進に県内通し行進者として参加しました。それ以降、平和活動に取り組みようになりました」と話しました。新屋さんは、「世界大会に初めて参加し、被爆者の話を初めて聞きました。そのとき被爆者の方と戦争をなくすこと、あらゆる兵器をなくすことを約束しました」と話し、「昨年NPT再検討会議に参加し、パンギムンさんの話を直接聞くことができ、あなた方の力が必要ですと言われたときに自分が必要とされていると思ったことが平和活動に参加するきっかけになりました」と述べました。ラースさんは、「今回初めて世界大会に参加しましたが、青年が多いことにとても驚かされました。私が所属している核兵器廃絶を目指す団体では、青年を対象としたコンサートを開き、核兵器の廃絶を訴えたりしています」と話しました。

参加者から「どうしたら青年が平和運動に関心を抱いてくれるのか」という質問が出され、竹永さんは、「みんな色々なところで色々なことに取り組んでいます。活動をしているのは自分だけではありません。肩の力を抜いて、目の前のことを一つひとつ積み上げることが運動を広げていくと思います」と話し参加者から共感を得ました。

今回「青年のひろば」に参加し、青年の多さに驚きました。また、青年同士の交流を通して各団体の取り組みを聞くことで、いい刺激を受けることが出来たのではないでしょうか。

 3日目の閉会総会では、被爆者、各被害者が、「私たち被爆者は被爆者として生きていくしかありません。被爆国である日本で、原発事故によって再び悲劇が繰り返されたことは本当にショックです」と訴えました。

東日本大震災による被災地からは、「東日本大震災からの復興にはみなさんの協力が不可欠です」、「原発・核兵器に依存しない世界を作りましょう」との訴えには、盛んな拍手が起こりました。

原発とエネルギーの問題について愛媛大学伊方原発を考える会の中山さんから訴えがありました。中山さんは、「私は長崎で生まれ育ち、原爆を中心とした平和教育を受け、核兵器・戦争は絶対に許せないと思ってきました。しかし、原発に関しては怖いけど仕方がないと思っていました。これは私個人の意見ではなくい若者全体の意見ではないでしょうか。若者は今、原発は怖い。しかし、原発がなければ生きられないのではないかというジレンマの中に生きています。このジレンマを突破するには真実を知ることです」とし、「私たちは原発立地県として伊方原発を考える会を発足しました。学習を重ねていく中で、今の人間の技術では原発は使えないこと。自然エネルギーを最大限に活用していくことが今の現実には則していることを知りました。一部の人の利益を優先するのではなく、精一杯生きている私たち国民を守る社会をつくりましょう」と力強く話し、会場からエールが送られました。

フィナーレでは参加者全員で「We shall overcome」を合唱しました。

今回の世界大会には被災地からも多数の人が参加していました。核兵器廃絶、戦争のない平和な世界を求める思いを共有すると同時に、被災地に連帯した大会になったのではないでしょうか。

, , ,

とき:2010年2月28日(日)~3月1日(月)

ところ:静岡県焼津市

県労会議から延吉事務局員(後列正面)が参加しました。分科会で報告した藪井さんは右端の男性です。笠岡の報告は全国の仲間に感動を与えました。

概要:「3・1ビキニデー」日本原水協全国集会が2月28日から2日間、静岡市焼津市で開かれ、岡山から8人が参加しました。28日の全体集会では全国から1200人が参加しました。5月開かれるNPT(核不拡散条約)再検討会議までに1200万の署名を集めて、2010年を契機に核兵器なくす転換点にしようと呼びかけられ、参加者は決意に満ちた交流を行いました。岡山から参加した高梁市職労の岡崎加奈子さんは「市役所の職員に声をかけ、土・日曜日はみんなで署名行動をしている。住民1割の署名を集めたい」と元気いっぱいの抱負を語りました。また、笠岡市職労の藪井さんは分科会で「91名の賛同署名を得たことが運動に火をつけたこと。市民の過半数である2万7千人の署名をやりぬきたい。とにかく足を踏み出すことが大事」と特別報告を行いました。全体集会では高草木博事務局長が基調報告を行い、「日米が核抑止力論に立つなか、国連総会で核兵器禁止条約の交渉開始提案に124カ国が賛成している。核保有国に決断を迫る人々の更なる圧力・運動を」と訴えました。また、焼津市の清水市長が「平和市長会議のメンバーとしてNPTに参加します。広島・長崎に次いで水爆の犠牲者をだした当市として、今後も核兵器廃絶に向けて頑張る」あいさつがあり、会場は大きな拍手に包まれました。

全体集会の様子。会場いっぱいに歌声が響きました。

, ,

<< Latest posts

Find it!

Theme Design by devolux.org

アーカイブ

To top