連想分類語 上関原発
と き:2013年2月15日(金)12:15~
ところ:中国電力岡山支社周辺
概 要
イレブンアクション岡山は27回目の原発抗議行動を行いました。朝から雨が降っており天候が心配されましたが、幸い雨は止み38人が参加しました。今回は「青い山脈」の替え歌を歌いながら抗議の声を上げました。
経済産業省の電力システム改革委員会は8日、電力システム改革の工程表を盛り込んだ報告書をまとめました。電力を家庭などに自由に売れる「小売の全面自由化」を3年後から開始し、電力会社から送配電部門を切り離し5~7年後には「発送電分離」に踏み切るとしました。これで、各家庭が料金や発電方法などで電力会社を自由に選ぶことのできる環境が整い、大手電力会社が地域ごとに独占する体制を崩すことができます。 この改革では電力会社に課せられていた「電力供給の義務」も2016年をめどになくすとなっており、競争原理主義に陥ることが危惧されます。
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と き:2013年2月8日(金)12:15~
ところ:中国電力岡山支社周辺
概 要
先週の金曜日は冬とは思えない暖かさでしたが、本日は打って変わり、花雪が降るほどの寒さとなりました。原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山は26回目となる原発再稼働抗議行動を行い、凍るような寒さにもかかわらず39人の仲間が集まりました。
東京電力が昨年2月、福島原発事故に際して現地調査を決めた国会事故調査委員会に、原子炉が入る建物の内部は明かりが射し、照明も使える状態であったにも関わらず、「真っ暗」と虚偽の報告をし、国会事故調査委員会の調査活動を妨害した疑いが強まっています。原発事故からまもなく2年が経過しようとしていますが、依然として原発事故の原因究明と被災者復興が進んでいません。そうした中、原発事故により放射能汚染されていない環境で生活する権利を奪われたとして、避難を余儀なくされている被災者たちが福島市内で記者会見し、「国と東電を相手に、原状回復と慰謝料を求める集団訴訟を福島地裁に起こす」と発表しました。東日本大震災から2年となる3月11日に提訴するとしています。この報道を受けて、Twitterなどには「東電は本当に加害者という意識が未だにない」「自分もこの会社を訴えたいくらいだ」という意見が溢れていました。
今回の行進では「花・春のうららの隅田川」の替え歌で、原発なくせと訴えました。
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と き:2013年1月25日(金)12:15~
ところ:中国電力岡山支社周辺
概 要
普段は雪が降らない岡山市に雪がちらつき、とても寒い一日となりました。原発ゼロをめざすイレブンアクションおかやまは今回で24回目となる中電前抗議行動を行い、23人が参加しました。幸い雪は止み晴れ間が出てきましたが、冷たい風に吹きつけられながらの行動となりました。
中国電力は1月23日に風力電力の買取り枠を従来の62万キロワットから、約1.6倍の100万㌔ワットに引き上げることを発表しました。現在までの契約分と、申し込みを受け付けた分で53万㌔ワットに達していますが、当面は上限に余裕が出るとしています。
ヨーロッパ最大の経済力を誇るドイツではすべての原発を2022年までに廃止することが決定されました。原発に代わるエネルギーとして、風力発電の普及に力点を置き、再生可能エネルギーの比率を2020年に35%、2050年に80%にするとの目標も設定されています。また、ドイツでは1998年から電力の自由化が実施されており、現在1000社以上の電力会社が存在し、好きな会社から自由に電力を買うことができます。3.11福島原発事故以降、価格は高くても自然エネルギーにより発電された電力を売電する会社を選択する人が急増し、400万世帯を超えたと言われています。ドイツで脱原発を提言したクラウス・テプファー元環境相は、「脱原発は容易ではない。政治の安定と決断力、実行力が求められる。私は国と産業界がそれを実現する成算があると確信している」と脱原発は可能であると自信を示しています。
3.11以降、日本でも自然エネルギーについて広く認知されるようになってきました。日本の優れた技術力を活かせば自然エネルギーで十分電力をまかなうことができるはずです。そのためには政治的な決断力とリーダーシップが不可欠です。そして、私たち国民一人ひとりの意識を変えていくことが大切です。
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と き:2013年1月18日(金)12:15~
ところ:中国電力岡山支社前
概 要
寒波が到来し県北では大雪警報が発令されました。急激に寒さが増し、県南ではマスクをしている人を多く見かけます。原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山は寒さに負けず、本日第23回目の抗議行動を行いました。今回の行動には33人が参加し、恒例の替え歌は「ゆきやこんこん」で、参加者みんなで歌いながら原発をなくすことを求めました。
被災地では復興は立ち遅れ、放射能の不安に苦しみ続けています。それにもかかわらず、東電は昨年12月に避難区域外の福島県内32市町村の住民に対して精神的などの追加基準を示すとともに、一律賠償を打ち切るとの方針を明らかにしました。被災地からは怒りの声が上がっています。一方、敦賀原発などをもつ原発専門業会社の二本原子力発電は原発を動かしていないにもかかわらず、今年度上半期の純利益が過去最高の209億円になりました。東京電力・関西電力など5つの電力会社が契約を結び、送電されていないにもかかわらず「基本料」として約760億円を支払っています。この費用は各家庭の電気料金に含まれ、利用者が負担しています。
福島原発事故以来、これまで知ることができなかった原発の闇が明らかになってきました。原発事故によって下水汚泥や焼却灰なのどの放射性廃棄物が大量に発生し、処分場どころか、一時保管場所すら見つからないケースが発生しています。汚染廃棄物を抱える自治体や農家などからは悲鳴が上がっており、政府は解決のめどを全く立てることができないでいます。一度排出した核廃棄物はその後数万年規模の管理を必要とします。現在は青森の六ケ所村の保管施設で管理されていますが、すでに保管できる許容量は限界に達しています。解決策はただ一つ。放射性廃棄物を出さないこと。そのためには直ちに原発を止めるしかありません。
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と き:2012年12月21日(金)12:15~
ところ:中電岡山支社周辺
内 容
原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山は、年内最後となる第21回目の原発建設・再稼働に抗議する抗議を中電岡山支社前で行いました。今回は41人が参加し、「鉄腕アトム」の替え歌に合わせて中国電力に抗議しました。
12月18日、「安全性の確認された原子力発電所を地元自治体の理解を得て再稼働していく必要がある」との見解を経団連は示しました。自民党が選挙で圧勝し、早速再稼働の具体的道筋を示すように政府に要求しています。自民党の安部氏は「脱衣原発依存症」「原発ゼロは無責任」と主張し、原発維持を容認しています。
すでに原発からは2万4千㌧もの使用済み核燃料が排出されており、貯蔵プールはあと数年で満杯になります。「即時原発ゼロ」こそが最も現実的で責任ある対応です。
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と き:2012年12月14日(金)12:15~
ところ:中電岡山支社周辺
内 容
原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山は、20回目となる原発建設・再稼働に抗議する抗議を中電岡山支社前で行いました。今回は16人が参加し、「サンタが町にやってくる」の替え歌に合わせて中国電力に抗議しました。
東京電力は、新潟県の柏崎刈羽原発5号機の使用済み核燃料プールに保管していた燃料集合体1体が曲がって接触していたことを発表しました。結句燃料が損傷するなどの異常は見つかってはいませんが、接触していたまま原子炉に入れて運転されていた可能性があり、燃料損傷事故につながる危険がありました。同原発関係者は、使用前の燃料集合体に金属製のカバーを取り付ける作業で過剰な力をかけていたことが原因で、燃料が接触した可能性があると言っています。この燃料は95年から2000年まで原子炉で使われていました。すると、10年以上は曲がった状態で使用されていた可能性があります。
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と き:2012年10月26日(金)12:15~
ところ:中電岡山支社周辺
概 要:
原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山は、13回目となる原発建設・再稼働に抗議する抗議を中電岡山支社前で行いました。今回は39人が参加し、「しあわせなら手をたたこう」の替え歌に合わせて中国電力に抗議ました。
東京電力が福島第1原発事故後、青森県東通村に対し、7600万円支払っていたことが朝日新聞の調べで分かりました。東電は東通原発の建設費として処理していますが、経済産業省は「寄付金に近い」と判断しています。東電は事故後、同じ名目でとなりの青森県六ケ所村にも約2億7千万円を支払っています。東電は今年の5月、賠償に伴うコスト削減として、寄付金の廃止を表明していました。
※予告
原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山実行委員会― フィールドワークPart3―
鳥取県北栄町(ホクエイチョウ)風力発電の見学で自治体と住民の取り組みを聞こう
11月22日(木)9時出発 鳥取県倉吉で町並み見学と食事 15時~北栄町風力発電の見学
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と き:2012年8月31日(金)12:00~
ところ:中国電力岡山支社周辺
概 要:
原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山は、第6回目となる中国電力岡山支社抗議行動を行いました。今回は40人が参加し、新しい顔ぶれもありました。
今回歌った替え歌は「ももたろう」「めだかの学校」の2曲です。歌に合わせながら原発ゼロをアピールしました。参加者は「原発反対」「原発NO!」のプレートやうちわを持って歩きました。
今回初めてイレブンアクション岡山のとりくみに参加した年配女性は脱原発運動への関心が高く、私たちの運動に共感を示してくれました。
9月からは開始時刻を変更し、12時15分~45分とします。一人でも多くの方の参加を待っています(^_^)/
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と き:2012年8月3日(金)12:00~
ところ:中国電力岡山支社前
概 要:
原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山実行委員会は中国電力岡山支社前で原発反対を訴えて抗議行動を毎週金曜日のお昼休みに展開しています。抗議行動にはイレブンアクション岡山の仲間、一般市民の方も含めて、60名が参加しました。各自が作成したパネルを掲げて岡山支社に向かって抗議の声を挙げました。
今回の行動は中電支社を参加者で列を作り、5周回るというデモ行進の形での行動になりました。「原発をなくせ!」「子どもの健康を守れ!」「再稼働を許すな!」と参加者は思い思いに抗議の声を挙げていました。
今回の行動には、東京から岡山に家族そろって移住してきた女性が子供を連れて参加していました。岡山に移住した理由について、「放射能の影響が心配だ」と話してくれました。これからも全国と連帯してたたかっていきましょう。
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と き:2011年11月12日~13日
ところ:山口県上関市
概 要:
祝島の全体像
東日本大震災による原発事故は日本だけでなく世界を震撼させました。ドイツでは国内にある原発17基の全廃を柱とする原子力法改正案を閣議決定されました。また、イタリアでは原発からの撤退が国民投票により決定されました。しかし、日本政府は未だに原発に固執し続けています。岡山県人権連は現在原発の建設を巡り、反対運動が盛んに行われている祝島を視察し、現地の状況を知るための企画を開催しました。今回の企画には7人が参加し、なぜ日本は原発に固執するのかを学びました。
真剣な面持ちで講義をされる田中照久さん
上関町にある漁村・四代からフェリーで祝島まで移動しました。途中、四代で風景を撮影していると、「勝手に写真を撮るな!お前らは勝手なことしか書かない。とっとと帰れ」と地元漁師の方に罵られました。後にわかったことですが、四代は上関原発建設を巡り賛成派と反対派が大きく対立していることから住民はかなり敏感になっているそうです。
祝島到着後、講師に田中照久さんを迎え学習を開始しました。田中照久さんは、「私はこれまで、原発推進派の人たちと意見交換をしました。そこからわかったのは原発を推進するのは単純にお金のためだということです」と力を込めて話し、「原発工事に着工すれば1機ごとに85億円の誘致交付金が国から支払われます。上関町では年間約2億円の税収があり、今年の予算は40億円が計上されました。上関町の税収状況ではありえないことです。これは建設工事に着工する前から交付金が支払われるシステムを政府が作っているためです」とひとたび原発を誘致すると決めると、抜け出せなくする政府の思惑について説明しました。
上関原発建設予定地
原発推進派の人たちの実情について、「上関は小さな町です。地域のリーダーが原発推進派だとその地域に所属している人は嫌でも反対できない風潮があります。また、ある推進派の人は原発がこんなに恐ろしいものだとは思わなかったと本音を聞かせてくれたこともあります」と話しました。「上関は昔から海運業で栄えてきました。現在も75%が自然海岸で自然環境が優れていることから、海外からは生物多様性ホットスポットとして保護することが求められていること。中国電力は島根原発の点検漏れの多さから最低ランクの安全性と言われているに反省の姿勢が全くないこと。何より、原発の技術は未完成で、津波・地震に対する対策が十分でない」と原発をつくってはいけない理由を話しました。
野田首相は福島原発事故がどれだけ深刻な事態を招いているかを知っているはずなのに、原発推進を改めません。普通なら原発がどれほど危険であるかを考え、建設に反対するはずです。原発からの利益を優先する財界・大企業のしわ寄せが、弱い立場の地方に押し付けら、さらに弱い立場の住民が巻き込まれるという資本主義社会の矛盾を肌で感じるひと時でした。
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