岡山県労働組合会議

はい、岡山県労会議です。086-221-0133

カテゴリ   青年部

と き:2011年10月22日(土)

ところ:池袋防災館

概 要:

  全国青年大集会の成功を目指して、岡山県内の労働組合、民主団体に結集する青年は連帯して全国青年大集会2011・岡山県実行委員会を立ち上げました。今回は中四国の青年団体との交流が企画され本大会に劣らず、大変盛り上がりました。岡山県からは9人の青年が参加しました。また、UE(全米電気ラジオ工労働組合)から2人が参加し、国際色のある交流企画となりました。

 池袋防災館では震災時に備えての避難訓練。そして、実際に震度6の地震を体験できます。まず、火災訓練を行いました。インストラクターの石橋さんは、「火災に巻き込まれた場合、まず落ち着いて、ハンカチなどを口にあて、姿勢を低くしてください。煙を吸い込むと呼吸困難に陥る危険性と肺が火傷する恐れがあります」と説明しました。説明後、火災で煙が充満した通路を想定した避難訓練を行いました。参加者からは、「煙で前が全く見えない」、「臭いがひどくて息苦しい」との意見がありました。

つづいて、心肺蘇生の訓練を参加者全員が受けました。石橋さんは、「運転免許試験で1度は講習を受けたことがあると思います。しかし、いざ心肺蘇生をする機会があるかと言えば、そうそうあっては困ります。心肺蘇生は日頃から訓練しておかないといざというときに対応ができません」と話し、「マニュアルでは意識確認→心肺蘇生→救急車となっていますが、まず119番通報をしてください。心肺蘇生が上手くできなければ、手遅れになってしまします。119番通報さえすれば、電話口で説明を受けることもできます」と説明しました。

震度6の地震を体験する前に石橋さんは、「過去の地震データから統計して、揺れは約3分間続くと予測されていました。東日本大震災は5分間横揺れが続きました。これはデータの予測を超えています。しかし、日頃からの防災対策で被害を最小限に抑えることはできます」と防災訓練を怠ってはならないと訴えました。今回の訓練は屋内で地震に遭遇した場合を想定していました。屋内で一番気を付けなければいけないのは、戸棚から食器などが落ちてくることや、戸棚自体が倒れてしまうことだそうです。また、地震が発生したからといって不用意に動くことは危険だとの説明がありました。

 池袋防災館での企画終了後、参加者全員での懇談会が開催されました。懇談会には総勢52人が参加し、中四国全体で連帯を強めることができました。

 

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と き:2011年10月14日(金)19:30~

ところ:県労会議会議室

概 要:

 第5回県労会議青年部が開催され、6人が参加しました。新しく自治労連青年部から新しい仲間を迎えることができ、一段と活気が出ました。

 経過報告後、前回に引き続き「学習の友」を使った学習を行いました。今回は学習の友9月号の「たたかって元気、要求してこそ労働組合」です。

「労働条件は放っておいたら悪くなる」こと、「要求は日常生活の中にある」ことを中心に学びました。1項ずつ輪読し、感想を出し合いました。長尾和孝さん(生協関連一般労組)は、「以前は生協関連一般労組が自分たちの要求を生協労組にまで上げることはありませんでした。しかし、いま自分たちの要求を自分たちの枠内にだけ留めず、要求を掲げることができるのは僕たちが組合でがんばってきたからこそだと思います」と感想を述べました。岩本陽輔さん(医労連)は、「自分たちが要求していることを自分たちから諦めたら意味が無い。途中であきらめてしまうと、問題が先送りになるだけで、何が悪いのかが見えてこない」と要求は握って放してはいけないとしました。岡崎加奈子さん(自治労連)は、「組合に加入して交渉してもいいことがない。学習してもお金を取られるだけでイヤだ。という考えに捕らわれた人が多いと思う。最初の一歩をどう踏んでもらうかの工夫を考えないといけない」と組合に人が集まらない悩みを話しました。坪井晶子さん(医療生協労組)は、「労働組合が存在していることが大切。要求を進めることだけではなく、現状よりも悪い状況をつくらせていないことも評価してもいいと思う」と話し、労働組合に人が集まらないことについて、「団交に参加する人を確保するのも大変。でも、団交に参加した人にしかわからないことがあると思います」と熱く語りました。

現在、職場の移動の激しさや競争による人間関係の希薄化によって、職場内での団結が失われています。特に弱い立場にある青年はなかなか時間をつくることが難しいと思います。しかし、会議を定例化し、どんなに少人数でも必ず開催することが青年部活性化への近道であると思います。今回の学習を通して、日頃どのような思いで組合活動に取り組んでいるのかメンバーの思いを知ることができたのではないでしょうか。

 学習後の協議の結果、県労会議青年部の再結成大会を2012年11月に行うことを目標とするとなりました。目標達成のためにも県労会議青年部の存在感を高めるよう積極的に行動することが求められます。

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とき:2011年10月9日(日)10時~15時

ところ:勤労者福祉センター5階体育集会室

概要:

岡山県労働組合会議は10月9日、第23回定期大会を勤労者福祉センターで開きました。冒頭、3月11日の震災犠牲者への黙祷から始まり、花田県労議長が挨拶に立ちました。「ジャパンドリームの実現として財界に歓迎された野田政権が誕生した。しかし、対立を装いながらの自公との事実上の連立は2大政党制の崩壊を示している。日本経済の根幹の問題でもある派遣法は議論もされない状態が続いており、税と社会保障の一体改革も含めて労働者・国民に負担と犠牲を求める政治が続いている。原発は未だに収束していないし、被害は拡大するばかりだ。原発ゼロの運動が盛り上がっているが、エネルギー政策をはじめ、県民の理解を深めるきめ細かい学習や運動を求められている」と話しました。

議長団選出までの司会の任に立つ後藤副議長

花田県労議長の挨拶

来賓挨拶では日本共産党の森脇県議が3点に絞って、①米軍の低空飛行問題では県民の運動が県を前向きに動かしている。②一方で県知事は子どもの教育問題で5年以内に10位の学力をめざすとして、学校のいじめや荒れの問題を学力にすり替えている。③地域主権改革で国は地方交付税で絞りながらも国の責任を県に押し付けている。と話しました。

来賓の森脇県議

 討論では議案を補強する立場から13人が発言し、討論のまとめを伊原事務局長が行った後、満場一致で提案された議案は採択されました。

 討論では、最賃問題での機敏で県労会議の組織を挙げた取り組みを生協労組の代議員が求め、特に2年に一度の最賃審議会委員の推薦ができなかったことは遺憾としました。また、地域労組からは谷本代議員がナイスプランニング【派遣会社】に雇用されたブラジル人労働者の労災隠しなどの労働実態の改善を求めて2度のストライキが実施された一連の経過が報告されました。組合員3名が参加して、闘争への協力が求められ参加者らは拍手で応えました。県労美作からは湘南運輸の職員が待遇改善を求めて相談があり、組合加入に結びつき学習をしながら組織の体制確立に力を入れていると、本人も含めた発言がされました。JMIUの代議員は組織強化と青年の学習強化で組織拡大をしたいと決意が語られました。自治労連からは震災支援の教訓から自治体の役割が見直されているとしながらも、公務員攻撃の中で公務員に対する間違った認識も広がっている、として市民に真実を知らせる運動を強化したいとの決意が述べられました。青年問題では平和活動を通じての青年運動の広がりと青年集会に向けての取り組みなど、非正規労働者の実態に迫るシールアンケート活動の結果なども紹介されました。

団結ガンバロウと大会方針を全会一致で決めました。

閉会挨拶を行う岩佐副議長

承認された大会議案はココ県労会議第23回定期大会議案(10月9日)

 どの発言も情勢を変えたいとする積極的な内容で、活気のある大会となりました。

と き:2011年9月24日(土)

ところ:岡山駅・ビックカメラ前

概 要:

全国青年大集会・岡谷山県実行委員会は全国青年大集会に先駆けて、社会人・学生の生活実態アンケートを行いました。この日の宣伝には5人の青年が参加しました。3人の学生がアンケートに回答してくれ、対話が進みました。

 アンケートに回答してくれた女子学生は、「就職ができるかどうか気になる」と将来に対する不安を話してくれました。また、「就職先に労働組合があるかどうかが気になる」とも話してくれました。また、「いま哲学や社会学に興味がある。働くルールについて学んでみたい」と話してくれた学生もいました。労働組合や民主団体の活動にも興味があると話してくれたので、実行委員の坪井晶子さんは全国青年大集会について説明すると同時に、私たちの活動について話を進めました。

 全国青年大集会・岡山県実行委員会は岡山県の労働組合をはじめとし、民青同盟などに加盟する青年の共闘組織として結成されました。実行委員の中務愛子さんは、「全国青年大集会まであと1ケ月を切っていますが、宣伝・アンケート、参加呼びかけにこれからも取り組みます。多くの青年に参加してもらいたいです」と意気込みを話しました。

 全国青年大集会は2011年10月23日(日)に東京・明治公園にて開催されます。青年のみなさんの参加をお待ちしています。

http://blogs.yahoo.co.jp/seinen_koyou_syukai/32718250.html

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と き:2011年9月17日(土)~18日(日)

ところ:全労連会館

概 要:

 

 第24回目となる全労連青年部定期大会が、「つづけよう復興支援!なくそう原発!青年の力で安心して働き暮らせる社会をつくろう」をスローガンとして9月18日~19日の2日間開催されました。全国各地から青年部担当者が集い、これからの全労連青年部の運動について思いを共有しました。

 大会に先立って「3・11後の日本~私たちにできること~」と題した特別講演が井上久さん(全労連事務局次長)によって行われました。井上久さんは、「今回の震災は津波という今までにない震災です。生活の基盤である、住まい・仕事が崩壊。また、原発事故による放射能汚染の問題と大変な事態を招いています。私たちも全労連青年部ボランティアを行い復興支援に努めました」と話し、「いま震災を口実にした雇用の崩壊が進んでいます。そして、雇用の崩壊の危機は被災地だけの問題ではないことを忘れてはいけません。計画停電により最も影響を受けたのは非正規労働者です。大企業は計画停電を隠れみのとして派遣切り、賃金の引下げを行っていました。現在、福島原発の復旧作業を行っているのは手配師といわれる暴力団絡みの企業によって派遣された人たちです」と非正規で働く労働者の悲惨な現状を説明しました。最後に青年にしてもらいたいこととして3つのことを訴えました。「①直接的にできることだけが被災地支援ではありません。被災地の現状を知り、被災地域の青年と交流することも被災地支援です。②未来を担う青年として新しい経済社会を考えること。③それぞれの職場で団結して、職場を変えること」の3点を青年に伝えました。

 議長団・大会書記長・大会役員選出後、松山友幸さん(全労連青年部部長)があいさつをしました。「震災復興支援ボランティアに青年が積極的に取り組みました。また、原発ゼロをめざす運動は青年が中心となり奮闘しています。私たちの運動に確信をもって取り組みましょう」と参加者を激励しました。

来賓として田中悠さん(民青同盟中央委員長)と武田伸也さん(農民連青年部事務局)の2名があいさつをしました。田中悠さんは、「震災を口実に若者を使い捨てにすることは許されません。一人ひとりの願いをもちより社会を変える運動へとつなげましょう」と話し、武田伸也さんは、「これからの日本を支えていくのは青年です。自信を持って、自分たちの運動に取り組みましょう」と訴えました。

 五十嵐健一さん(全労連青年部副部長)から議案の提案が行われました。2011年度運動方針として、「①震災からの復興支援と原発ゼロの社会をめざして運動を進める。②誰もが安心して働ける社会の実現をめざし、ディーセントワークの実現を進める。③一人ひとりの青年の声を重視し、青年の様々な要求実現をめざす。④学習活動を進め、青年部活動の入り口として平和・核兵器廃絶運動を位置づける。⑤青年同士のつながりを活かし、すべての課題を組織強化拡大・次世代育成に結び付け、単産・地方青年部の活性化に努める」が提案されました。

 被災地からの活動報告が行われた後、全体討論に移りました。全体討論では全国各地の青年部から活動報告があり、今後の課題などの問題提起もあり充実した討論となりました。

自治労連:岡崎加奈子さん

高知県労青年部から、青年部として最賃体験を実施し、最賃審議会で発言をしたことの報告がありました。自治労連青年部からは、自治労連青年部としてボランティア活動に取り組んだこと、そして、公務員だから伝えることがなんであるかを模索しているとの今後の展望に対する発言がありました。道労青年部は、青年部運営員のスキルアップを図る活動に取り組んでいるとの報告がありました。この他多数の青年部から報告が行われました。どの青年部の報告も今後の青年部運動をどう展開していけばいいのかを見据えた報告でした。

 2日目は、2011年度役員選挙が行われました。新役員には、部長・松山友幸さん(自治労連)、副部長・細川善広さん(国公労連)、書記次長・大井信人さん(生協労連)、書記次長・佐藤聡さん(全教)がそれぞれ選出されました。

最後は団結がんばろーでキメました(^_^)/

 岡山県労会議からは弓田盛樹さんが全労連青年部・常任委員に推薦され承認されました。これからの県労会議青年部の運動の発展が楽しみです。県労会議青年部が青年運動の先頭となるようがんばります。

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と き:2011年9月9日(金)19:30~

ところ:県労会議会議室

概 要:

 第4回県労会議青年部準備会が9月9日(金)に開催されました。各組合から8人の青年が参加しました。

 県労会議青年部再開に向けて活動を始めて、6ヶ月を迎えようとしています。この間の県労会議青年部準備会では交流を中心としてきました。回を重ねるごとに参加者も増え、参加者同士の交流も深まってきています。そこで、第4回からは学習を取り入れることにしました。今回は「学習の友」を活用して「労働組合の作り方」について一緒になって考えました。

学習の友を1章づつ輪読し、それぞれが感じたこと、考えさせられたことを分かち合いました。みなさんの要求は何ですかという問いに対して、垣内啓さんは、「職場は人材不足で大変です。人を増やしてもらいたい」と答えました。芳原祐輔さんは、「臨時・派遣の社員は期間が満了すると辞めてしまうため、技術の継承ができない。技術を教えても辞められたら意味が無い」と話しました。また、内田和隆さんは、「仕事を早く終わらせたい。そして、週休3日制を導入してもらいたい」と話しました。どの要求にも共通しているのは職場に人手が不足していることだと思います。現在、医療・福祉・保育などの職場でも人材不足が訴えられています。この点は全労働者に共通す課題ではないでしょうか。

今回から始めた学習は「学習」を通して、自分自身の要求に気が付くことを目指しています。まだまだ、未熟な県労会議青年部ですが共通の要求で一致できれば、ナショナルセンターとしての県労会議青年部の存在意義とやりがいが共有できるのではないでしょうか。

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と き:2011年10月23日(日)

ところ:東京・明治公園

概 要:11:00~分科会

     13:00~メイン集会

     15:00~アピールウォーク

 来る、10月23日(日)東京明治公園にて全国青年大集会が開催されます。『「震災だから」じゃすまされない!まともな仕事と人間らしい生活を!』をテーマとして、全国各地から青年が集結します。

 失業・就職難、解雇や内定取り消し、長時間労働、低賃金。若者の間には「何とかしたいっ!」という思いがあふれています。3.11東日本大震災による福島原発事故以降、日本は大きく変わろうとしています。国民の74%は原発ゼロに賛成という世論調査の結果も出ています。しかし、政府のあり方はどうでしょうか。新しく首相となった野田佳彦首相は、「原発を推進していく」とはっきり発言しています。さらに震災を口実に「消費税増税」、「法人税減税」、「日米同盟強化」を実施するとしています。国民の声を聞く気がないことが明白になりました。

いま全国の仲間が「このままではだめだ」と、様々な形で立ち上がっています。「震災だから」と国民を苦しめる政府・財界に黙っているわけにはいきません。私たち自身の未来をつかむために、10月23日、東京明治公園に集まりましょう。

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と き:2011年8月28日(日)

ところ:くらしき健康福祉プラザ・プラザホール

概 要:

 10月23日に開催される全国青年大集会2011に向けて、青年集会in岡山「明日をつくろう!自分らしく生きることのできる社会をめざして」が岡山県倉敷市で開催されました。講師に日本共産党国民運動委員会の筒井晴彦さんを招いて、「労働時間の短縮」とテーマとして話してもらいました。集会には38人が参加し、充実した集会になりました。

 講演前に青年を代表して松坂純也さん(岡山民主商工会)が青年活動の展望について発言しました。

松坂純也さんは自身が派遣切りに合い苦しい状況に追い込まれた経験を踏まえて、「私は以前、派遣社員として働いていた職場を派遣切りになりました。ネットカフェで寝泊まりし、公園で時間をつぶす日々が続きました。このままではいけないと思い生活保護の申請に行きました。そこで生活保護にもルールがあることを知らされ、現実の厳しさを思い知りました」と話し、「あるときホッスペース21の存在を知らされ、そこで民青と出合いました。民青の仲間に出会うことがなかったら今の僕はなかったと思います。この仲間と一緒に青年運動を盛り上げていきたいです」と希望に満ちた発言に会場からは拍手が鳴り響きました。

 講演で筒井晴彦さんは、「労働時間の短縮は、人間的な生活を実現するうえできわめて重要な課題です。しかし、働くルールの全体像をつかむことがとても重要になります」とし、「働くルールを最も確立しているのはヨーロッパです。ヨーロッパではEU基本権憲章により、雇用の継続が基本とされています。この基本により、①正規雇用(期間の定めのない雇用契約)があたりまえ。②非正規でも正規雇用と給与・社会保障などすべて同じ待遇。③解雇規制法があり、簡単には解雇できない。④手厚い社会保障により失業しても生活が守られます」とヨーロッパの実例を紹介しました。「日本では年中自動車の生産を行っている職場にも派遣社員がいます。しかし、この実態があるのは日本だけです。また、日本では公的間にも契約社員などの非正規労働者がいますが、ベルギーとスペインでは禁止されています。このように国際的基準で日本をみると日本がどれだけ世界基準とかけ離れているかがわかります」と話しました。講演の締めくくりとして、「ヨーロッパには労働者と社会をつなぐルールがあります。ルールを作り外部から企業を規制しているのです。しかし、このルールは労働者が闘わなければ作ることはできません。闘ってこそルールができるのです」と話しました。

 講演終了後、全国青年大集会への参加呼びかけがあり、青年自身がこれからの自分たちの生き方、働き方を考えることを決意する集会決議が発表されました。

 集会終了後、筒井晴彦さんを交えての感想交流会が持たれました。感想交流会には15人の青年が参加し、日頃の自分たちの働き方、また職場の実態について交流しました。「青年が積極的に運動に結集するためにはどうしたらいいのか」という発言を受け、筒井晴彦さんは、「職場の問題は団体交渉で解決できます。しかし、その人個人が根本に抱え苦しんでいる問題までは解決できません。やはり、その人自身が自立し、自身の中に羅針盤を持つことがなにより必要です」と話しました。

 今回の青年集会のテーマは「労働時間の短縮」としたことは大きな前進になったと思います。働き方について考えることを今回一回きりで終わらせるのではなく、継続した青年運動にしたいと思います。青年が自分で自分の生き方・働き方を考えることが結集につながると思います。

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と き:2011年8月12日(金)19:30~

ところ:県労会議会議室

概 要:

 第3回目となる県労会議青年部準備会が開催され、8人が参加しました。

今回の青年部では主に自分たちの活動について交流をしました。JUIUの垣内さんは、「7月にボーリング大会を開催しました。40人が参加してとても盛り上がりました」と青年の交流が活発であることを話しました。橋本さんは、「2日目の平和行進に参加しました。県内で最長のコースでしたが歩ききることができました」と来年は県内通し行進をしてみたいと冗談交じりに話しました。芳原さんは、「7月に行ったボーリング大会には主催者側として参加しました。ボーリング大会が成功してよかったです」と達成感を表しました。

原水爆禁止世界大会に参加した坪井さんと中務さんからの報告がありました。坪井さんは、「夏の取り組みは平和行進と、広島大会に参加したことです。私も2日目の平和行進に医療生協労組として参加し、仲間と一緒に歩くことができてとてもよかったです」とし、「広島では被爆者証言を聞きました。『原爆が投下された8月6日ではなく、投下時間の8時15分を意識してください』との被爆者からの訴えに胸を打たれました。広島大会には40人近くの青年が参加し平和運動の広がりを感じました」と話しました。広島大会、長崎大会と参加した中務さんは、「長崎では青年企画としてリンク・リンク・ゼロが開催され、全国から100人以上の青年が集まりました。講師の人が『私たちにはお金はありませんが、人脈があります。一人ひとりのつながりを通して活動を大きくすることができます』と話したことがとても印象に残りました。来年は県労青年部全員で参加しましょう」と訴えました。

後半は、青年部活動をどう進めるかについての議論になり、「飲み会には参加しても、学習会には全く人が来ない」、「独自の企画で何をするのか検討しているが、案も出ず、ギスギスした状態になっている」などの意見が出ました青年の悩みは深く、どれも一足飛びに解決できないものばかりでしたが、各自に問題意識が定着しつつあることから有意義な議論になったと思います。

 9月11日(日)に岡山県でも脱原発県民集会を開催します。県労青年部ももちろん参加します。<(`^´)>

多くの青年の参加をお待ちしています。

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と き:2011年8月5日~6日

ところ:広島県立総合体育館・グリーンアリーナ

概 要: 

 8月5日から6日の2日間、Peace Peace おかやまを通じて47人の青年が水爆禁止世界大会・広島大会に参加しました。

気分は遠足(笑)

被爆者証言を聞く会が開かれ、各県から合わせて100人以上の青年が集結しました。

松尾さん、中西さん、森本さんの3人から当時の惨状を話してもらいました。

中西さんは決して忘れることのできない経験として、「必死の思いで逃げていると瓦礫の下から私の名前を呼ぶ声が聞こえました。顔は火傷により黒い風船のようになっていました。名前を聞くとなんと私の同級生で友達でした。私にはどうすることもできずその場を離れました」と話しました。

松尾さんは、「爆風で飛ばされ気が付いたら瓦礫の下でした。やっとの思いで這い出た私は、瓦礫の下に残された子供の救助に回りました。しかし、火の手が回ってきたので子供を残して逃げなければならなくなりました。これはとても辛いことでした」と涙ながらに話しました。

森本さんは、「何万人という人が原爆で亡くなりました。日本は被爆国として核兵器廃絶運動の先頭にいます。にもかかわらずどうして原発が日本にあるのか理解ができません」と訴えました。

また、原爆による被ばく患者にたいする差別について松尾さんは、「包帯を巻いて仕事をしていましたが、病気が移ると言われその場を退かなければならなくなりました。親しい友人はこっそりと食事をもってきてくれたりしましたがとても辛かったです」と話しました。

青年からは、「実際に話を聞いたことを忘れずに、運動につなげなければならない」、「原爆が投下された事実を伝えていかなければいけない」などの感想がありました。

 その後、平和委員会の谷口さんを先頭として、原爆碑めぐりを行いました。

案内をする岡山県平和委員会の谷口朋美さん

 翌日、原水爆禁止世界大会・広島デーが開催されました。各国で核兵器廃絶運動に取り組んでいる団体の代表者から発言があり、「ノーモアヒロシマ・ノーモアナガサキ・ノーモアヒバクシャ」と決意を改めました。

参加した青年は、「貴重な経験になりました。平和に対する意識を高めることができました」、「世界各地での運動を知ることが出来て感動しました」との声がありました。

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