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9.17-18 全労連青年部第24回定期大会

と き:2011年9月17日(土)~18日(日)

ところ:全労連会館

概 要:

 

 第24回目となる全労連青年部定期大会が、「つづけよう復興支援!なくそう原発!青年の力で安心して働き暮らせる社会をつくろう」をスローガンとして9月18日~19日の2日間開催されました。全国各地から青年部担当者が集い、これからの全労連青年部の運動について思いを共有しました。

 大会に先立って「3・11後の日本~私たちにできること~」と題した特別講演が井上久さん(全労連事務局次長)によって行われました。井上久さんは、「今回の震災は津波という今までにない震災です。生活の基盤である、住まい・仕事が崩壊。また、原発事故による放射能汚染の問題と大変な事態を招いています。私たちも全労連青年部ボランティアを行い復興支援に努めました」と話し、「いま震災を口実にした雇用の崩壊が進んでいます。そして、雇用の崩壊の危機は被災地だけの問題ではないことを忘れてはいけません。計画停電により最も影響を受けたのは非正規労働者です。大企業は計画停電を隠れみのとして派遣切り、賃金の引下げを行っていました。現在、福島原発の復旧作業を行っているのは手配師といわれる暴力団絡みの企業によって派遣された人たちです」と非正規で働く労働者の悲惨な現状を説明しました。最後に青年にしてもらいたいこととして3つのことを訴えました。「①直接的にできることだけが被災地支援ではありません。被災地の現状を知り、被災地域の青年と交流することも被災地支援です。②未来を担う青年として新しい経済社会を考えること。③それぞれの職場で団結して、職場を変えること」の3点を青年に伝えました。

 議長団・大会書記長・大会役員選出後、松山友幸さん(全労連青年部部長)があいさつをしました。「震災復興支援ボランティアに青年が積極的に取り組みました。また、原発ゼロをめざす運動は青年が中心となり奮闘しています。私たちの運動に確信をもって取り組みましょう」と参加者を激励しました。

来賓として田中悠さん(民青同盟中央委員長)と武田伸也さん(農民連青年部事務局)の2名があいさつをしました。田中悠さんは、「震災を口実に若者を使い捨てにすることは許されません。一人ひとりの願いをもちより社会を変える運動へとつなげましょう」と話し、武田伸也さんは、「これからの日本を支えていくのは青年です。自信を持って、自分たちの運動に取り組みましょう」と訴えました。

 五十嵐健一さん(全労連青年部副部長)から議案の提案が行われました。2011年度運動方針として、「①震災からの復興支援と原発ゼロの社会をめざして運動を進める。②誰もが安心して働ける社会の実現をめざし、ディーセントワークの実現を進める。③一人ひとりの青年の声を重視し、青年の様々な要求実現をめざす。④学習活動を進め、青年部活動の入り口として平和・核兵器廃絶運動を位置づける。⑤青年同士のつながりを活かし、すべての課題を組織強化拡大・次世代育成に結び付け、単産・地方青年部の活性化に努める」が提案されました。

 被災地からの活動報告が行われた後、全体討論に移りました。全体討論では全国各地の青年部から活動報告があり、今後の課題などの問題提起もあり充実した討論となりました。

自治労連:岡崎加奈子さん

高知県労青年部から、青年部として最賃体験を実施し、最賃審議会で発言をしたことの報告がありました。自治労連青年部からは、自治労連青年部としてボランティア活動に取り組んだこと、そして、公務員だから伝えることがなんであるかを模索しているとの今後の展望に対する発言がありました。道労青年部は、青年部運営員のスキルアップを図る活動に取り組んでいるとの報告がありました。この他多数の青年部から報告が行われました。どの青年部の報告も今後の青年部運動をどう展開していけばいいのかを見据えた報告でした。

 2日目は、2011年度役員選挙が行われました。新役員には、部長・松山友幸さん(自治労連)、副部長・細川善広さん(国公労連)、書記次長・大井信人さん(生協労連)、書記次長・佐藤聡さん(全教)がそれぞれ選出されました。

最後は団結がんばろーでキメました(^_^)/

 岡山県労会議からは弓田盛樹さんが全労連青年部・常任委員に推薦され承認されました。これからの県労会議青年部の運動の発展が楽しみです。県労会議青年部が青年運動の先頭となるようがんばります。

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