カテゴリ 平和
と き:2014年10月9日(木)12:15~
ところ:岡山駅西口さんすて前
概 要:
憲法改悪反対共同センターは定例の宣伝・署名活動にとりくみました。本日は10人が参加、14筆の署名を集めました。
マイクを握ったのは弓田事務局次長で、「今多くの人が不況の中で、『仕事がない』『生活が苦しい』『放射能の影響が心配』など、多くの不安と苦しみを抱えている。こんなときこそ、憲法の理念に沿って、誰もが安心して平和に暮らせるように政治が力を発揮するときだ。ところが安倍政権は深刻な国民の声に耳を傾けず、貧困と格差を広げるような施策をどんどんすすめている。そして、憲法9条を投げ捨てて、『戦争できる国づくり』という危険な方向へ舵を切っている」とし、「集団的自衛権の行使容認、特定秘密保護法が強行的に進められ、高校生や若者からは、『戦争に行かされると思うと怖い』と言う声が寄せられている。軍備拡張競争による緊張関係がもたらす平和が果たして本当の平和だといえるのか。戦力をもち、武力で他国に迫ることはテロへの脅威を生み出す。真の抑止力は武力で脅かすことからは得られない。世界ではそのことに多くの人が気づいている。東アジアをはじめ、世界各地でいま平和の地域共同体を確立する動きが大きな流れとなっている。日本やアメリカなどの軍事同盟はいまや時代遅れだ。平和憲法を持つ国として、世界平和に向けて行動することこそ、過去の戦争に対する責任であり、こどもたちの未来への責任だ」と述べました。
今回の宣伝では、大阪のおばちゃんが「憲法を守る署名やろ、するで」と言って夫とともに署名に協力してくれました。軍隊を持った方がいいと高校生もいました。インターネットで知識を得ていると言っていましたが、基本は中国、北朝鮮脅威論でした。憲法を変えた方がいいとも言いました。「戦争したいのですか?」と聞くと「いや」と言います。「一度戦争すると止められないよ。日本が他国から攻められないのは憲法9条があるから」と話しましたが、納得しませんでした。
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とき:2014年10月1日(水)15時~
ところ:岡山市シティーミュージアム講義室
10月1日、映画「望郷の鐘」の山田火砂子監督を囲むつどいが岡山市シティミュージアム講義室で開かれました。
山田火砂子監督
つどいには中国残留孤児帰国者の方々や、孤児の国家賠償裁判の弁護団として奮闘された奥津・則武両弁護士、岡山市日中友好協会、日中友好協会と日本語教室に関係者、文学研究会の皆さん、民主団体、中国映画社の皆さん35名が参加して、山田監督のお話に耳を傾けました。監督の映画に掛ける情熱や残留孤児の父とも言われた山本慈昭さんの生き様への共感が伝わり、参加者からは「多くの人に戦争の愚かさ、むごさを知って欲しい」「満州残留孤児を知らない世代は多い」「親子で観て欲しい」と感想が語られました。
つどい後の懇親会
山田火砂子監督は82歳の高齢にもかかわらずお元気な方でした。これまでにも「はだしのゲン(実写版」「キムの十字架(アニメ)」「エンジェルがとんだ日(アニメ)」「石井のおとうさんありがとう」などの映画で知られています。べらんめえ調で反骨精神に溢れた語り口調はおよそ監督という先入観からはかけ離れた存在で、「ちょっと太り気味のすげーお婆ちゃん」という感じです。紹介されなければ分からない、というのが素直な印象です。
監督は児童書の「望郷の鐘」に出会い、終戦のわずか3カ月前の5月1日に満蒙開拓団が送り出されたことを知ったそうです。残留孤児の帰国に尽力した山本慈昭さんの生き様にも深く感銘を受けたと言います。約27万人の開拓団の人たちは8月の旧ソ連参戦で置き去りにされました。日本へ、故郷へ帰ろうと逃げまどい、飢えや寒さでたくさんの人が亡くなりました。多くの残留婦人、残留孤児をつくってしまった歴史の事実を政府は戦後も隠し続けました。
監督は「なぜ今、満蒙開拓団なのか。戦争の実体験をもつ監督はゼロ戦を格好良く描いた戦争映画を見て、劇場内でオイオイ泣いている若者たちを見て愕然とする。政府の武器輸出三原則の撤廃や憲法解釈による集団的自衛権容認もさることながら、若い人たちの戦争への憧れに危機感をもっている」と話されました。監督は続けて「戦争が格好いいはずは無い。戦争を知っている人も知らない人も、戦争とは悲惨なものであることを分かってほしい。平和な日本であり続けて欲しいから若者にこの映画を観てほしい」と訴え、「私は残留孤児をなかったことにする政府、官僚の感性のなさに怒りを感じる。大嫌いだ」と語気を強められるのを聞いて、多くの参加者が頷きました。つどいの後は日中友好協会の主催で懇親会も開かれ、自己紹介や映画への関わり、監督の失敗談や苦労話も入り混じって、上映会成功に向けた期待が膨らみ、心温まる時間が過ぎました。
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とき:2014年10月3日(金)12時15分~
ところ:中国電力岡山支社周辺
定例の金曜イレブンアクションが取り組まれました。心配された雨もなく、27人が参加しました。9月28日に川内原発再稼働反対集会が開かれ7500人が参加しています。御嶽山の噴火によって火山爆発と原発の関係が注目される左近ですが、安倍首相は9月29日から開かれている臨時国会でも再稼働の固執しています。普通の感覚ではよほどのことがない限り再稼働には慎重な姿勢を見せていいのではないでしょうか。
国会の論戦を見ても、質問に答えない、或いは噛み合わなくても「それは当たらない」と言ってはぐらかす異常な政治姿勢です。それでいて義理押しの姿勢は変わらない。分かっているのは憲法を踏みにじっても平気な答弁。世界のどう思われようと従軍慰安婦問題はなかったことにしたいようです。いったい、河野談話を継承する意思があるのかないのか国民には分かりません。
さてさて、原発ゼロの取り組みも9月に実行委員会で取り組んだ「科学者とベコ屋が語るエネルギーといのち」の講演会から早、一週間が過ぎました。390人が参加しましたが、参加された方々は一様に感動の言葉をアンケートに残されました。電力会社5社は太陽光発電などの固定価格買い取りを拒否し始めました。理由は「電源が不安定になることが予想されるから」だそうだ。一方で火力発電所をつくり、小売りも含めて儲けには余念がなさそうですが、妨害を始めたのは新たな戦略があるのではないでしょうか?送電線や自然エネルギー買い取りにに関わる受給システムの透明性なくして、にわかには信じがたい話です。情報公開が求められます。
今日はみんなで「線路はつづくよ どこまでもの替え歌」を歌いながら力強くデモ行進を行いました。
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と き:2014年9月11日(木)12:15~
コース:シンフォニー前~中国銀行岡山駅前
概 要
原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山は、9月23日に行われるさようなら原発中央集会に連帯してデモ行進を行いました。本日のデモ行進には95人が参加し、原発ゼロを訴えました。
出発前のミニ集会で花田雅行さんが代表して挨拶を行いました。花田さんは、「昨日、原子力規制員会は、川内原発は安全基準を満たしていると発表した。しかし、川内原発の近くには活断層があり、地震の危険性が高いことが明らかになっている。未だに福島第一原発事故の原因は未だに究明されておらず、復興の目処さえたっていない。こうした現実を考えると原発を再稼働することは許されない。原発ゼロを求めて声を上げていこう」と話しました。
参加者は、「川内原発の再稼働反対!」「子どもたちの未来を守ろう!」「経済よりもいのちを大切にしろ!」と声を大にしてコールしました。
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とき:2014年8月21日(木)12時15分~
ところ:ビックカメラ前(ドラッグストアーマツモトキヨシ前)
岡山県安保破棄実行委員会は8月21日、オスプレイの購入・飛行に反対する署名に取り組みました。参加者は9人でした。
普天間基地の辺野古移設反対の署名をと考えましたが、本土にも共通する課題で訴えながら米軍基地問題を訴えました。
準備をしているといきなりリクルートスーツ姿の若い女性が署名をするために、机に広げた署名用紙に記入してくれました。「沖縄辺野古の基地建設の事ご存知ですか?」と尋ねると、「知っています。許せない。頑張って」と返事。「こりゃすごい。今日はいいぞ」と思いつつマイクで訴えましたが、結果は9筆でした。
韓国の女性が代表の中尾さんに「平和大切。韓国人ですがいいですか?」と署名をしてくれたそうだ。「日本には自衛隊がいますね」と聞かれ、中尾さんは「違憲の軍隊です」と答えたそうだ。さすが中尾さんです。うっかりと「専守防衛、個別的自衛権」などと言ってしまいそうですが、はっきりと言っていただきました。
それにしても日差しがきついです。人県連の吉岡さんが「暑いね、汗がじわっと出る」と言われたので、「広島に比べて我々は幸せ」と言いながら変な理屈だな?と思い返した次第です。
本当は「災害になれば運動もできない。広島や京都の分まで頑張ろう」と言うべきでした。今日は密かにカンパを送ろうと決意したしだいです。もう少し署名を集めたいところです。
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と き:2014年8月27日(水)12:15~
ところ:アリスの広場前
概 要
STOP!秘密保護法廃止岡山県共同行動実行委員会は街頭宣伝を行いました。今回の行動には10人が参加し、署名30筆を集めました。
マイクを握ったのは伊原潔さんで、「年内も秘密保護法が施行される。この法律は集団的自衛権と一体のもので、日本を戦争できる国へと作り変えることが目的だ。何が秘密であるのかも秘密で、何も知らないまま秘密に触れたということで逮捕されることもありうる。まさに国民の目と耳、口をふさぐための法律だ。このまままだといつの日か、みなさんの子どもや孫が戦地に駆り出される日が来ることになる。戦前の悲劇を繰り返させないためにも、反対の声をあげよう」と訴えました。
ある市民の人は、「私は自民党支持だが、自民党を支持している人の多くも集団的自衛権には反対している人が多い」との意見を聞かせてくれました。
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と き:2014年7月25日(金)12:15~
ところ:中国電力岡山支社周辺
概 要
最高気温が37℃という猛暑の中、原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山は99回目となる中電前抗議行動を行いました。いよいよ、次回の行動で100回目となります。今回の行動には24人が参加しました。
出発前に伊原潔さんは、「福島原発に設置された組み立て式の汚染水タンクに中古品が使われていたことが明らかになった。タンクからの汚染水漏洩問題を審議した昨年9月の衆院経済産業委員会で東電の広瀬社長は、『組み立て式は接合部から漏れる可能性はあるが施工が早いので、メーカーに発注して造った』と強調していた。新規製造の前に中古品が導入されていたことには一切触れられていなかった。さらに、広瀬社長は今月毎日新聞の取材に対して、『ずいぶんふり話ですよね。にわかには記憶はない』と答えている」と話しました。
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と き:2014年7月18日(金)9:00~
コース:東区区役所~岡山県庁
概 要
平和行進3日目は東区区役所から出発しました。本日から、海外代表のソフィアさんが行進に加わります。
出発式では、市議会議員の竹永光恵さんがマイクを取り、「集団的自衛権の行使、特定秘密保護法など戦争する国づくりが進められている。こんなことは絶対に許せない」と訴えました。
その後、東区区長の藤原健さんがマイクをとり、「平和を実現するためにも平和行進をがんばってもらいたい。私たちも皆さんと同様の思いだ」とあいさつしました。
本日から参加のソフィアさんは、「アメリカはいま間違った戦争を繰り返している。そして、日本はその片棒を担がされようとしている。そんなことを許してはならない。ヒロシマ、ナガサキの悲劇を繰り返させないために声をあげていきましょう」と話しました。
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と き:2014年7月4日(金)12:15~
ところ:表町商店街
概 要
原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山は96回目となる抗議行動を行いました。今週は町商店街を40人が参加してパレード。「原発はいらない」という抗議の気持ちを歌に合わせて訴えました。
出発前のミニ集会で伊原潔さんは、「九州電力川内原発の再稼働反対を訴える市民団体が、6月28に東京で集会を開き、5500人が参加した。原子力規制委員会では再稼働ありきの審議がされており、秋にも再稼働される可能性がある。東京での集会終了後はデモ行進が行われ、原宿や表参道で再稼働反対の声響いたとのこと。岡山からも声をあげていこう」と話しました。
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と き:2014年7月2日(水)13:50~
ところ:水島公民館
概 要:
7月2日(水)、倉敷医療生活協同組合社保平和共闘会議の学習会が開かれ、伊藤真さん(伊藤塾長・弁護士)が「今、憲法を考える」をテーマに講演をしました。会場となった水島公民館には330人が集まりました。
伊藤さんは、1日に閣議決定された集団的自衛権や解釈改憲に触れて、人権を基調とした憲法の理念と原理、自民党の改憲草案の目的などについて丁寧に話し、現行憲法に沿って「不断の努力で憲法に保障された自由及び権利を保持しよう」と呼びかけました。まず、集団的自衛権の行使が安倍首相の思いつきで閣議決定されたのではなく、「自民党の改憲草案に沿って、アメリカの期待に応える憲法に変えたい」という流れの中にあることを知る必要があると強調しました。その上で、「私たち自身が憲法を学び使いこなして、主体的に生きる事やおかしいことには、はっきりと声を上げることが大切」と話しました。戦前の教訓から、平和主義に真っ向から襲いかかる戦争の惨禍を防ぐためには、権力者の差別・選別の支配を見抜くことだとして、マルチン・ニーメラ―牧師の告白や戦争プロパガンダとして知られるアーサー・ポンソンビーの「戦時の嘘10戒」を紹介しました。伊藤さんは10年前から積極的非暴力平和主義を唱え「軍事力だけが国際貢献ではない」と訴えてきましたが、最近になって安倍首相が「積極的平和主義」として軍事による国際貢献を主張していることを批判しました。
さらに、憲法9条における自衛隊は「普通の軍隊ではない。9条は自衛官の命を守っている」として、憲法には交戦権の否認、武力行使否定の原則があるために、「自衛の時以外は敵国兵士を殺傷できず、集団的自衛権の行使も攻撃的兵器の保有も禁止されている」と現憲法の権力者を縛る日本国憲法の特徴を話し、「日本の憲法が世界の近代憲法の正統派の流れを継承しているものであり、人類の英知の結晶だと」話しました。
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