カテゴリ 県民運動
と き:2013年7月19日(金)12:15~
ところ:中国電力岡山支社周辺
概 要
真夏日の下、49回目を迎えた金曜イレブンアクション。今回の行動には28人が参加し、「原発ゼロ」「再稼働反対」と訴えました。本日は「もしもピアノが弾けたなら」の替え歌を歌いました。
原子力規制委員会によって原子力発電所の安全性を審査する際の新規制基準が策定され、7月8日から施行されました。そして、施行当日から電力会社による審査申請も相次ぎ、原発再稼働の動きが強まっています。
こうした動きについて、「3.11以前の状態に戻っただけ」「何も変わってはいない」という意見や、「初めから再稼働ありきで新基準が作られている」などという意見もあります。また、安倍首相は成長戦略に「原発の輸出」を位置づけ、すでにトルコと基本合意まで取り付けています。
最新の世論調査では56%が原発再稼働に反対しており、58%が輸出に反対しています。国民の思いなど関係なく進んでいく政治にストップをかけましょう。明後日21日は参議院選挙の投票日です。みなさんの思いを選挙で表明してください。
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とき:2013年7月17日(水)
ところ:備前市~岡山市東区役所
7月17日(水)、平和行進2日目は備前市役所からの出発です。出発の9時前から備前市役所の職員の皆さんも参加して、出発集会が開かれました。地元を代表して中西市議が挨拶を行い、「B級グルメのカキお好みを召し上がりましたか?」と備前市の宣伝をしながら、「備前市と言えば備前焼だが、戦争中には備前焼の手りゅう弾がつくられた。実際には使われなかったようだが、平和だからこそ備前焼を楽しむ事ができる。今日は元気いっぱい頑張りましょう」と焼き物を手にかざしながら話しました。
中西市議
続いて、吉村武司市長が紹介され、「平和行進を歓迎し、実行委員会の努力に敬意を表します。世界で唯一の被爆国は今年で68年を迎えた。恒久平和の確立が私たちの責務。原発事故以来、核の危険性が取りざたされている。軍事目的の核兵器はあってはならない。備前市はH20年12月に非核平和都市宣言、一昨年は平和市長会議に参加した。核兵器のない平和な社会を未来の子ども達に継承していかなければならない。平和行進を通じて熱い志の輪が広がる事を期待しています」と備前市を代表して挨拶をしました。
吉村市長
吉村市長さんのお話を聞く行進団
次に、尾川直行議長は「平和行進は戦争と核兵器のない社会を実現するための意義深い行動。世界には多くの国に核兵器が存在している。道のりは遠い。核の過ちを繰り返してはならない」と行進団を激励しました。また、市長・議長からはペナントや金一封が送られました。
尾川議長
地元自治会から石橋昭彦さんも「政治は歴史を逆戻りさせようとしている。戦場に息子を送るようなことは絶対にしてはいけない。核兵器は二度と使ってはならない」と力強く挨拶しました。
石橋さん
東京から通し行進の村田澄男さんは「5月6日に東京夢の島を出発して、今日で73日になる。多くの自治体から激励を受けた。その力で頑張れる。非核平和都市宣言は素晴らしい。核兵器を一日も早く失くすために奮闘したい」とお礼と決意を述べました。
中島さん(左)、村田さん(右)
行進団はその後、瀬戸内市、赤磐市を訪問し、職員の皆さんが用意された湯茶の接待や区長さんからの挨拶を受けながら、岡山市入りして東区役所に到着しました。
赤磐市でも激励を受けました。
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とき:2013年7月16日(火)12時~17時
ところ:岡山県備前市寒河
7月16日(月)国民平和大行進は兵庫県から岡山県に引き継がれました。引き継ぎ場所となった寒河のバス亭では、岡山原水協から120人が出迎えました。兵庫県の行進団が到着すると早速、引き継ぎ集会となりました。
兵庫県の行進団
司会の平井さん(岡山県原水協事務局長)が兵庫原水協代表の梶本事務局長を紹介すると、梶本さんは西岡代表のメッセージを読み上げ、「9名の県内通し行進者と雷雨、交通渋滞の中を何とか岡山県に引き継いだ。参議院選挙と知事選挙があり、覚悟はしていたが兵庫にとっては痛手だった。しかし、行進参加者も沿道募金も昨年を上回った。岡山の皆さん、元気で広島に引き継いで下さい。長崎でお会いできることを楽しみにしています」と紹介しました。
梶本さん
岡山県を代表して母親連絡会の河重寛子さんは、「不安定な天気が続きますが、皆さん元気ですか?平和行進は岡山県に引き継がれました。参議院選挙の真っただ中、安倍政権は新規制基準を梃子に原発を再稼働しようとしている。福島第1原発は地下水が溢れ、汚染が広がっている。15万人もの人達が避難生活をしている。日本は核兵器を持とうと思えば1年以内につくれると、昨年、自民党幹事長・石破茂氏はこう言った。これが原発再稼働にしがみ付く本当の理由だ。核と人類は共存できない。2013年原水爆禁止世界大会を成功させましょう」と挨拶しました。
河重寛子さん
続いて、東京から通し行進者と奮闘している村田澄男さんが紹介されました。村田さんは元養護老人ホームの職員で定年退職を機に全国通し行進に挑戦されています。フィリピンからの全国通し行進者のマラヤ・ファブロスさんは膝の半月板損傷でドクターストップとなり行進を断念されています。村田さんは、「65歳になる。兵庫県では10人の通し行進者がいた。多くの人達が行進し、自治体でも歓迎してくれた。この行進が県民の共感を得て自治体をも動かしている事に感動している。兵庫県は知事選挙の最中であり、幸いタスキがオレンジで選挙のシンボルカラーと一致した。参議院選挙でも核兵器廃絶と平和を求める勢力に前進してほしい」とエールを送りました。
村田澄男さん
続いて、岡山県の通し行進者、中島正智さんが紹介され、「未来の子ども達にきれいで平和な世界を残したいという思いで平和行進に参加した。福島に事故で放射能の恐怖を肌で感じた日本から世界に核廃絶を訴えたい」と決意を述べました。
中島正智さん
早速、行進旗の引き継ぎや湯茶の接待を終えると、「核兵器をなくそう、ノーモア広島、ノーモア長崎」と88名の行進団がスタートしました。
行進団の先頭
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と き:2013年7月12日(金)12:15~
ところ:中国電力岡山支社周辺
概 要
原発ゼロをめざして中国電力支社周辺をデモ行進する金曜アクションは今回で48回目となりました。猛暑の中22人が参加し、「ひょっこりひょうたん島」の替え歌に合わせて原発ゼロを訴えました。
東京電力福島第1原発の地下水や港湾内の海水で高濃度の放射性物質が検出されました。東電は7月11日に観測用井戸から地下水を採取した結果、ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり1400ベクレル検出されたことを発表しました。地下水の汚染がさらに拡大していることは明らかです。原発事故は依然として収束などしていません。放射線汚染は現在進行中です。
自民党・安部首相は原発の再稼働だけでなく輸出まで行おうとしています。市民の間には、「地震国であのような試練を経験したことから世界から見れば頼りになる」との主張をする人もいますが、福島原発事故はまだ終わっていません。良識と倫理意識が国際社会から問われているのです。
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とき:2013年7月3日11時20分~、14時~
ところ:岡山県庁、岡山労働局
7月3日、全日本建設交運一般労働組合中国地方協議会と同岡山県本部は岡山県庁と岡山労働局を訪問し、中高年失業者の雇用、賃金労働条件の改善を求めて要請しました。要請では「消費税増税や社会保障の改悪をはじめ、TPP交渉への参加は、失業者や低所得者の厳しい生活実態に追い打ちをかけるようなもので、断じて許せない。中高失業者の雇用と生活を守る立場から国に対しても要請してほしい」と岡山県には7項目、岡山労働局には5項目の要請を行いました。要請には中国事業団部から山田事務局長と山室中央執行委員をはじめ8名と県労会議から伊原事務局長、藤田常任幹事の2名が参加しました。
岡山県に要請書を渡す本家委員長(右)
県は事業団の要請について、①緊急雇用創設事業の継続について政府に要望する。②中高年齢者の雇用と就労機会の拡大のために、地方自治法の改正に沿って、市町村に対して指導していく。③住宅リフォームなど建設労働者に対する仕事起こしは、県産材の使用を前提に助成を行っている。と回答しました。一方で④福島第1原発の事故を受けて、原発廃炉や中国電力への働きかけや⑤オスプレイの岩国配備に撤回を要請については、国の専権事項として県としての対応をできないとしました。
労働局への要請
岡山労働局への要請では①シルバー人材センターの運営について、賃金が最低賃金を下回る場合や、競争入札の場合でも最低賃金を基本として、違反があれば指導すると答えました。しかし、②「じん肺基金制度の創設」については権限がないとしました。③トンネル工事などの粉じん対策では、所定労働時間が問題となるが過去にも指導はあった、としました。
時間が充分確保できず、県や労働局の姿勢の問題点を具体的に指摘できないなどの準備不足もあって、懇談は不消化となりましたが、逆に問題点も見えた要請行動でした。
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と き:2013年7月5日(金)12:15~
ところ:中国電力岡山支社周辺
概 要
外に出ると蝉の泣き声が聞こえるようになりました。いよいよ夏の到来を感じますね。本日は蒸し暑い天候でしたが、原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山は原発ゼロ、再稼働反対を求めて、中電前でデモ行進を行い23人が参加しました。
参加者みんなで、「シャボン玉とんだ」の替え歌を歌い、原発ゼロを訴えました。参議院選挙も始まり、各党の動きに注目が集まっています。
原発が日本からなくなるその日まで声を上げ続けましょう(^_^)/
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と き:2013年6月28日(金)12:15~
ところ:表町商店街
概 要
原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山は前回に引き続き、表町商店街を「森のくまさん」の替え歌に合わせて行進しました。陽射しの強い日でしたが、29人が参加しました。商店街のアーケードに救われ、「原発再稼働反対」「伊方原発動かすな」の声は気持ち良く響き渡りました。
27日に関西電力高浜原発(高浜町)の岸壁に、MOX燃料を積んだ輸送船が到着し、荷揚げ作業が行われました。関電は7月上旬にもプルサーマル発電の再開を前提に、高浜原発3・4号機の再稼働を国に申請するとしています。
地元の反原発団体は「原発の再稼働は許されるものではない。そもそも、再稼働の条件となっている防波堤が完成していない。事故が起こると福井県はもとより、京都をはじめ関西全域に被害を及ぼすことになる。ただでさえ危険な原発に規制を緩和した燃料を使用することは安全軽視も甚だしい」と抗議の声を上げています。
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と き:2013年6月24日(月)12:15~
ところ:ビックカメラ前
概 要
原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山は猛暑のなかで宣伝と署名行動を行いました。本日の行動には10人が参加し署名7筆を集めました。
マイクを握ったのは県労会議事務局長・伊原潔さんで、「福島原発事故から2年以上が経過した。依然として福島第1原発からは汚染水があふれ出るなど事故の収束とは程遠い状況にある。また、事故原因も究明されていない。それにも関わらず、安倍首相は原発再稼働・輸出を推進し、参議院選挙では原発再稼働を公約に掲げるとまで公言した」と述べました。
また、「自民党の高市早苗議員は、『原発事故で死者は出ていない』という常識では考えられないような発言をした。安倍首相は原発のさらなる新増設を発言するなど、いま政治家の見識が問われている」と話し、「参議院選挙が近づいている。今回の選挙で原発に固執する政党にNO!を突き付けよう」と訴えました。
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とき:2013年6月22日(土)18時~
ところ:まきび会館
高梁市の職員で文化財保護の職務に従事していた森宏之さんが2004年に過労で亡くなった件で、地方公務員災害補償基金(以下、地公災基金)がまともな調査もせずに死亡原因を公務外として、公務災害認定をしなかった事を踏まえて、4年半の裁判に原告の森貴美さんが勝利しました。
訴訟を支援する会は6月22日、報告集会と懇親会を開きました。約20人が参加して、勝利判決を祝い、原告の貴美さんを励まし、これからの基金の動きを見守ろうと確認し合いました。
報告集会の中で原告を支えて奮闘された奥津亘弁護士は、「当初は審査会の資料もなく、周囲の人も口が重たかった。高梁市の市長が変わったことを契機に、教育委員会の態度も変わり資料が手に入った。貴美さんが森さんの仕事を詳細に調べて緻密な資料をつくった。それによって一日の残業量が割り出され、裁判長もこれを認めたことだ。また、自治労連と自治労が小異を捨てて大同に就いた支援が勝利につながった」と裁判勝利の要因を語りました。
奥津亘弁護士
原告の貴美さんは、森さんが亡くなった当時の事を振り返りながら、「倒れた時、夫の心臓が止まり、脳出血も危険な状況だとドクターヘリから連絡があった。手術後の一週間、子どもと毎日見守り続けたが主人はなくなった。それから2年もして公務外通知が来て、困っている時に奥津先生に出会った。子どもの年齢を聞かれ、一歳だと答えると、だったら諦められないな、と言われた言葉は今でも忘れない。子ども3人を抱えて、生きている事が苦しい日々が続いた。支えてくれた人達には感謝でいっぱい。9年前から心の針が止まっていたが、やっと腕時計を付けられるようになった。心の針を戻したい」と長く苦しかった胸の内を明かしました。
故・森宏之さんの妻であり原告の貴美さん
その後の懇親会では、考古学の仲間や労働組合の役員から支援の契機となった思いが語られました。その言葉の中には、森宏之さんが学者としても労働運動の役員としても人を引き付ける人格者だった事や、地公災基金のあまりにもずさんな調査結果に、公務に関わる関係者が義憤に駆られた事が溢れていました。労働組合の違いを超えて、支援の輪が広がったことにも新鮮な動きが生まれました。互いの役員が名刺交換をして、交流する事の大切さを語る状況はまさしく、森さんがやり残した大切な遺跡を共同して発掘しているようでした。
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とき:2013年6月21日(金)12時15分~
ところ:表町商店街
6月21日、イレブンアクション岡山実行委員会は、定例の金曜アクションを表町商店街で行いました。台風が近づき雨の中で行われたデモ行進は、商店街のアーケードに救われて、「原発再稼働反対」「伊方原発動かすな」の声も気持ちの良いほど響き渡りました。
今回のアクションは原子力規制委員会が7月8日に新しい規制基準を適応して、原発の再稼働をさせる時期とも重なり、アピールはグッドタイミングでした。
参加者は24人、伊原県労事務局長を先頭に、「森のくまさんの替え歌」を歌いながら商店街を練り歩きました。今回も「抗議ニュース」が配布され、自民党の高市早苗政調会長の「原発事故で亡くなった人はいない」などの発言に、全国から抗議が巻き起こり、高市氏が謝罪撤回したことや規制員会の新しい規制基準に従って、高浜原発や伊方原発の稼働が申請された事が報じられました。金曜アクションは来週も表町商店街をデモ行進する予定です。
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