岡山県労働組合会議

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7.7金曜イレブンアクション

と き:2017年7月7日(金)12時15分~

ところ:中国電力岡山支社周辺

7月7日(金)、なぜか七夕です。津波と原発事故で亡くなった方との出会いを示唆しているような気もする日ですが、蒸し暑い日です。熊本・大分の災害に比べればたいしたことではありませんが、今日は18人が参加しました。

7月1日から福島原発訴訟裁判が始まっています。6月30日に報道された被災者の中西さんのお話を報道で知りました。西中さんは、「悔しさや悲しさが込み上げてきました。せめて病気だったお父さんの藤吉さんをベッドの上で亡くならせてあげたかった」との言葉は重く辛いです。多くの方が同じ思いでしょう。それを当時の社長たちは無罪を主張するというのも頷けません。「予見できなかった」ではなく、「指摘に耳を貸さなかった」が本当ではないでしょうか?

訴訟団の団長をされている武藤類子さんは、「福島県田村市では多くの人が亡くなり、今も苦しみが続いている。事前に対処していればこんなことにはならなかった」と話しています。

喜ばしい報道はありませんが、六ケ所村再処理工場建設費が当初の4倍、2.9兆円に跳ね上がったとの報道を知ってびっくりポンです。全部電気代で賄われることに変わりはありませんが、これまでにも失敗続きの再処理工場です。本当にできるのでしょうか?騙されている気がします。

高浜原発3号機も営業運転をはじめました。これで全国5基目になります。関電は電気代を下げると言っていますが、そんなことでごまかされはしません。いったい、廃炉費用にこれから先どれだけのお金がかかるのでしょうか?もうすぐ原発の使用済み核燃料の冷却プールは満杯です。

規制委員会田中委員長の発言も呆れました。「北朝鮮のミサイルは原発よりも東京都のど真ん中に落ちたほうがいいんじゃないか」と言うのですから、これにはガックリです。

高浜原発再稼働にあたって住民に説明する際、ミサイルのことを聞かれての発言のようですが、日頃から適当な受け答えが露呈した格好です。あまりにも情けないです。

今日は替え歌で「時は巡り流れて消えた/故郷は戻らない/支援閉ざされた街/暮らしは還らない/生きる勇気/未来見つめ/命守れる社会つくると/誓いは固く」と抗議のデモを行いました。

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