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7.1オール沖縄に連帯する集会inおかやま

7月1日(土)オール沖縄に連帯する岡山県連絡会が主催する集会が開かれました。

テーマは「沖縄県民の闘い、私たちの闘い」です。講師には沖縄3区選出の国会議員・玉城デニーさんです。ご本人は自由党の幹事長であり、沖縄県選出野党国会議員で結成する「うりずんの会」の事務局長もされています。

集会では自由党の岡山県連の姫井由美子さんが来賓としてあいさつされるなど、112人が参加して、募金の呼びかけに応えて50,546円が寄せられました。

集会では中尾代表があいさつを行い、「今日、7月1日は集団的自衛権容認の閣議決定がされた日だ。その後戦争法、共謀罪が強行された。沖縄戦後一貫して、米軍の東アジアの前線基地として強制使用され、安倍政権になってから辺野古基地建設を強引に進めている」と話しました。杉山ロクさんは沖縄の高江テント村に出向いて、そこで寝泊まりしながら住民と闘った経験を述べました。集会では沖縄県から取り寄せたパンフ「沖縄から伝えたい米軍基地の話Q&A」を参加者に手渡し、そのパンフに沿ってデニーさんが解説する講演となりました。

デニーさんは冒頭、「自分は父がアメリカ人でハーフだ。今でこそ堂々とできる社会の風潮があるが子どもの頃はよくいじめられた」と話し、「ハーフだが、両親が男前に生んでくれた」と会場を沸かせました。その通りで、デニーさんは58歳とは思えないくらい若く見え、イケメンです。

デニーさんは「米軍は1955年~57年に銃剣とブルドーザーで農地を奪われ、沖縄の基地化がすすめられ、基地依存の生活を強いられてきた。また、1972年に本土復帰をする27年間、米軍の施政権下にあった」と戦後の歴史を語りました。その中で、「沖縄は自ら基地を差し出した」という人がいるが、「それは間違い」であり、当時、宜野湾市周辺の集落は普天間飛行場建設で収容所に入れられ、戻るに戻れず周辺に住まざるを得なかったと説明しました。

「騒音はとにかく酷い。オスプレイなどが飛んでくると最初に衝撃音で家が振動し、その後に大きな音がする。垂直離着陸機(STOVL機)ハリヤーの音はすごい。協定を無視して住宅密集地の上を飛ぶ。いつどこを飛ぶかは軍事機密で教えてくれない。これが沖縄の現実だ」話しました。

オール沖縄について、「選挙ではどこでも勝てるわけじゃない。戦闘機の飛ばない地域では住民福祉が争点になり、難しい。裁判も翁長知事をさせているが、辺野古の承認取り消し裁判では敗訴して取り消さざるを得なかった。今度は工事の承認なしに埋め立てが行われている問題を争う。司法が政府に逆らえない状況がつくられている。安保条約が憲法に優先している」としました。

デニーさんは「運動では真実を伝えることが大切。ネット上ではデマがまかり通っている。沖縄のパンフはそのためにつくられた。北朝鮮のミサイル問題も同じだ。正しく見ていく必要がある」と参加者に強く訴えました。

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