11・19 保育署名行動
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と き:2016年11月19日(土)14:00~
ところ:マツモトキヨシ前
概 要
岡山県保育団体連絡協議会は、安心できる保育の実現を求めて署名行動を行いました。このとりくみには56人が参加し、1,003筆の署名を集めました。
「保育園落ちた日本死ね」と訴えるブログが大きな契機となり、保育所の待機児童問題と保育所に働く労働者の低賃金・人手不足が大きな社会問題となりました。政府も与野党も保育所職員の待遇改善策を提案するなど、参議院選挙では争点にもなりました。
県保連会長の篠田さんは、「私たちをはじめ、国民の多くの願いは安心して子どもを産み、育て、働き続けることだ。来年4月からの認可保育所入所のための申請書類の配布が市区町村の窓口で開始される中、親たちから不安と懸念とともに、現状の打開を求める切実な声が相次いでいる。厚生労働省のまとめでは今年4月に、認可保育所を希望しながら入れなかった子どもは全国で2万3553人と2年連続で増加となり、やむを得ず認可外施設に預けた子どもなどを含めると約9万人が待機児という深刻な状況だ。このため認可保育所に子どもを入れるために、親が奔走する「保活」はますます激化している。「保活」に苦労しないと保育所に入れない国で、安心して出産して子育てができるはずがない」と訴えました。
すべての子どもの健やかな成長・発達が保障され、そのために必要なのが保育環境の整備と保育士の処遇改善です。政府でも具体的な対策の検討が始まっていますが、保育への民間企業の参入や保育園基準を緩和するなど規制緩和による対策に終始しています。いま、全国各地の保育関係者・保護者・労働組合などが連帯し、公的保育の拡充を求める予算要求行動、制度の改悪を許さない運動を展開しています。