岡山県労働組合会議

はい、岡山県労会議です。086-221-0133

日付 2014年5月25日

とき:2014年5月24日(土)13時30分~

ところ:岡山県勤労者福祉センター4階大会議室

5月24日(土)、岡山県労働組合会議は労働法制の学習会を開き、20名が参加しました。講師は合同法律事務所・弁護士の則武透先生です。安倍政権は労働者派遣の規制緩和をもくろみ、永久派遣制度を狙っています。さらに地域限定社員や残業代ゼロ制度など労働法制の規制緩和で、企業にとって使い勝手のいい労働者を大量に生み出そうとしています。

     則武弁護士

則武先生は、「安倍政権の目指す労働規制緩和とたたかう」と題して、厚生労働省が労働基準法を一貫して緩和してきた経過を話しました。先生は、「アベノミクスの3本の矢の中に成長戦略があり、その仕組みに雇用制度改革がある。解雇規制の緩和、労働時間規制の緩和、派遣規制の緩和が柱であり、弁護士会からも反対の声が上がっている」と説明しました。厚生労働省は1947年に成立した労働基準法の労働時制限を1987年に緩和して、4週間単位から1か月単位へ。さらに変形労働制、フレックスタイム制を導入してきました。

 熱心にメモをとる参加者

1993年には3か月単位の変形労働時間を1年単位に改悪しています。割増賃金の適応除外も1987年から2003年にかけて緩和を繰り返しています。労働者派遣法も1985年の成立以来、当初は対象を限定していましたが、1999年には原則自由化し、2003年には製造業へも拡大したことが原因で、2008年にはリーマンショックで大量の派遣労働者が解雇され、日比谷に年越し派遣村ができた経過などを振り返りました。

   パワーポイントを使って説明

則武先生は「労働時間の緩和が多くの過労死を生んだ」と話しました。最後に則武先生は、「岡山県にはブラック企業とされる大手の会社が存在する。長時間労働や派遣労働が蔓延する社会は不安定であり、労使関係の紛争にも金銭解決が可能とされる社会を許してはいけない」と強調しました。

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とき:2014年5月24日(土)11時~12時

ところ:岡山駅さんすて

秘密保護法廃止を求める県実行委員会は定例の宣伝署名行動を岡山駅さんすてで行いました。県革新懇の氏平さんは「何が秘密かそれは秘密です。と言うのが秘密保護法の本質であり、秘密に接近したり、教唆、先導など秘密を知ろうとしただけで処罰される。憲法の基本的人権や表現の自由を侵害する悪法だ。廃止するしかない」と訴えました。

参加者は10人、署名は10筆を集めました。通りかかった人が署名をしてくれ、「頑張って」と千円のカンパをくれました。

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とき:2014年5月23日(金)9時30分~

ところ:岡山県庁議員応接室

5月23日、民主県政をつくるみんなの会は、倉敷駅高架問題で岡山県がJR西日本支社に依頼した計画の見直し案では経済効率がさらに悪くなり、問題視されていた踏切も残ることになることから、倉敷駅高架の計画を中止するよう2度目の申し入れを行いました。

都市計画の樋之津和宏課長はJRが出した見直し案を説明し、「費用の削減は1割であり、見直しによるメリット、デメリットはある。案は岡山県、倉敷市、JRの3者で話し合った結果であり、今後も臨港鉄道や街づくりの見直し案なども出しながら検討していく。現時点では評価できない」と話しました。

みんなの会は今回の説明会では、「3者で話し合ったものであり、倉敷市は承知していること。踏切は2か所しか除去できない、JRの試算では費用が縮減されているが地下道の増設などで市の負担が増えること、倉敷駅の高架工事の変更は期間も長く複雑な工法によりコストがかさむ事、さらには経済効率が悪くなることが予想されることが明らかになった」と話し合い、さらにみんなの会でも検討を加え、今後県の検討結果を待って対応していくことが確認されました。会ではこの日に、これまで集まった署名10269筆の署名を県に提出しました。

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