11.23-25 日本平和大会2012 in 東京(基地調査から青年集会)
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と き:2012年11月23日(金)~25日(日)
ところ:東京都内
概 要
極端なまでに右傾化する政党・政治家が増えています。自民党は国防軍を持つことを改憲案に明記し、日本維新の会は核武装することは必要と言っています。憲法9条をなくし日本を戦争のできる国にしようという動きが活発化しています。こうした情勢の中で日本平和大会が東京で開催されました。
23日には基地調査が行われ、横田基地と横須賀基地に分かれて行動しました。今回は横田基地調査に参加しました。横田基地はベトナム戦争が激化すると同時に、ジェット戦闘機の出撃拠点として機能するとともに、輸送・中継・補給・修理の基地として強化されてきました。そのために爆音が激化し、事故も多発し、滑走路直下の昭島市堀向地区の住民は集団移転に追い込まれました。
案内をされた現地平和委員会の池田さんは、「1970年代には関東計画により首都圏の空軍施設・米軍居住地が横田基地に集約され、第5空軍、在日米軍司令部が移転してきた。移転にかかる費用は私たちの税金で賄われ、思いやり予算の布石となった」と話し、「1976年には周辺住民が『静かな夜を返せ』と横田基地公害訴訟を初めて提訴した。初めに闘っていたのは農民で、それを労働者、学生が応援していた」と説明してくれました。
基地調査終了後、19時から青年企画ピースシャウトが開催され、50名の青年が参加しました。
ローランド・G・シンブランさん(フィリピン大学教授)により「基地返還の経過といま」というテーマでお話がありました。
ローランド・G・シンブランさんは、「フィリピンでは若者が重要な役割を担っている。フィリピンで基地返還を実現できたのは学生たちが自主的に全国組織を結成し運動を進めたからだ。現在日本からも多くの平和活動家がフィリピンを視察している」と学生の学生たちの力が大きかったことを訴えました。最後に、「若いみなさんはこれからのこの国の平和を左右する。すべての米軍基地をなくすために最後までたたかい続けましょう」と締めくくりました。
そして、現地実行委員により「基地をなくしたらヴィジョン」が発表されました。基地をなくした跡地を利用して、メガソラー発電を設置することや、児童養護施設・DV被害者支援センターを建設することなどが提案されました。これらは基地をなくし、思いやり予算を廃止すればすぐにでも可能なことです。
全国各地の青年が登壇(^_^)/
平和の思いを訴えました!
最後に「RANKIN TAXI」のライヴで青年集会は幕を閉じました。
基地撤去、オスプレイ配備反対をラップで伝えました(^_^)/