日付 2011年11月7日
と き:2011年11月7日(月)12時15分~12時45分
ところ:天満屋アリスの広場前
概要:
憲法改悪反対岡山県共同センターは11月7日(月)12時15分から30分間。天満屋アリスの広場前で定例の憲法宣伝を行いました。参加者は10人、署名は17筆を集めました。
若い方の署名は頼もしいです
宣伝では伊原事務局長が、「震災から8カ月が来ようとしているが、復興税とする増税だけが国民に示され、現実的な復興政策が見えない状態が続いています。憲法が暮らしに活かされているとは言えない状況です。震災の復興に全力を上げなければいけない時に、政府は憲法審査会始動のために具体的な手続きに入りました。また、政権党に有利な選挙制度に変えようとしています。しかも、民主主義にふさわしい比例定数を80議席も減らそうとしています。ご一緒に憲法の精神が活かされる政治の実現に向けて頑張りましょう」と訴えました。年配の男性は、「テレビで見たから署名をする」と言って応じてくれました。マスコミの効果は高いにも関わらず、本質的な報道がされないことは非常に残念です。
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ところ:岡山市勤労者福祉センター4F
概 要:
今期のテーマ「ジェンダー」を学んでいく中、世の中の流れの多くが男性を中心としたものであることに気づき、問題意識を高める受講者が増えています。第4講義では看護学校で講師をされている崎本敏子さんを招き、「女性を活用する国、しない国」と題して講義を行ってもらいました。
崎本敏子さんは、「日本は男女差別撤廃条約を締結しています。それにもかかわらず、女性の活用が進んでいません。欧米諸国との違いは何なのでしょうか」と疑問を示しました。現在、国連の女性差別撤廃員会から日本は「雇用主、学校、夫(男性)がこれまでの態度を改める必要がある。しかし、こうした変化については日本人のほとんどがまだまじめに考えていない」との指摘を受けており、海外からの強い批判があります。崎本敏子さんは統計データを示し、「2008年の時点で全体の労働人口に対する男性の割合は72.8%。女性の割合は48.2%です。女性の働き方を見ると、正規職員約30%、パート90%、アルバイト50%、非正規約70%となっています。男性は約80%が正規労働者です」と話し、世界からの批判は当然だとしました。
終わりに、「女性を都合よく利用するための活用ではなく、女性自身をよりよく活かすための活用が必要です。そのためには、女性自身が意思決定をきちんとすることが大切です」と話し、岡山市さんかく計画、岡山県ウィズプランを紹介しました。憲法を活かし、必要な法律を整備し、日常化していくことが盛り込まれています。
今回の講義では「男女共同参画計画」についても触れられました。男女雇用機会均等法や女性差別撤廃条約がいくら締結されても、男性自身が変わらないことにはどうにもならない問題です。女性だけではなく、男性が考え方を変えることが特に必要とされているのではないでしょうか。
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