岡山県労働組合会議

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5.9沖縄普天間基地の即時撤去と安保条約破棄を求める宣伝・県民集会

街頭宣伝

とき:2010年5月9日12時30分~13時

ところ:岡山駅前ビックカメラ・コンビニサンクス前

若い人たちが積極的に署名してくれました

講師の加藤弁護士も署名行動に参加

沖縄の状況を訴える加藤裕氏

県民集会

とき:2010年14時~16時

ところ:勤労者福祉センター5階体育集会室

概要:安保破棄岡山県実行委員会は5月9日の昼時、沖縄普天間基地の即時撤去と安保条約破棄を求める街頭宣伝に取り組み、午後からは沖縄から講師を招いて県民学習集会を開きました。この問題では鳩山首相が5月4日に沖縄県を、7日には徳之島を訪問しながら、基地移設を断固拒否にされています。街頭宣伝では、マスコミの連日報道で沖縄県民の怒りに心を寄せる人が増えていることが実感され、署名数はこれまでの最高に達し、30分で71筆を集約しました。また、県民集会の参加者も加わって、21人に膨れ上がった宣伝隊が講師の加藤裕氏の訴えともに、にぎやかで迫力溢れる宣伝となりました。若い人がグループで、或いはチラシを受け取った人が引き返して署名してくれるなど、手応えを感じる宣伝となりました。午後からの講演では沖縄から手弁当で講演に来てくれた弁護士の加藤氏が90分にわたり、沖縄の新聞やDVD映像を使って沖縄の生の運動を紹介しました。米軍によって、強制的に、しかも国際法にも違反する土地強奪によって生まれた普天間基地の歴史と、基地がもたらす騒音や海兵隊員の犯罪に苦しむ県民の実態を詳しく報告しました。その中で、県民は1985年に起こった少女暴行事件を契機に8万5千人の大集会を開き「これ以上の米軍の横暴を許さない」という怒りを示したことや、2004年に沖縄国際大学に墜落した米軍ヘリ事件などで、「普天間基地の即時撤去をという要求が県民全体の要求に広がった」と話しました。基地に賛成していた人達も、基地建設と米軍基地への雇用だけではもう経済は活性化しないことを学んだことや、鳩山首相が公約した県外・国外移設に期待した面もあり、裏切られたという思いが非常に強くなり4月25日の9万人大集会の力になっていると説明しました。政府は「お願いする」と言いながら、一方で高江地区のヘリパッド建設に反対する住民を政府が訴えるという逆の現象も起きていると話しました。加藤氏自身が弁護士として住民を弁護し、家族まで見せしめとして裁判に巻き込む卑劣な政府のやり方を追及する活動を紹介するなど、話は怒りとともに人権と美しい自然を守ろうとする氏の活動と人柄がにじみ出た内容となりました。参加した122人は、講演が終わると一斉に大きな拍手が上がり、平和委員会からも寄せ書きの連帯旗が贈られるなど、普天間基地の即時撤去を求める沖縄の運動に連帯する気持ちに満ちた集会となりました。

集会には122人が参加しました

ハンサムでかっこいい弁護士、弁舌さわやかな45歳。俳優の沢村一樹に似ている。

平和委員会から連帯旗が送られました。

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