日付 2010年3月26日
とき:2010年3月18日
ところ:広島・中国人事院事務局
概要:正規・非正規ともに処遇の改善を
人事院中国事務局へ要求書提出(全労連公務部会・公務労組連絡会)
10春闘の山場を迎えた、3月18日に全労連公務部会・公務労組連絡会は全国統一行動を行った。この日公務労組連絡会中国ブロック協議会は、人事院中国事務局に対して賃金改善や非常勤職員の処遇改善などについて要求書を提出し、その後昼休みを利用して集会を開催しました。あいにくの雨のためデモ行進はやむなく中止しました。自治労連岡山県本部から3人が参加しました。
集会で川后事務局長は申し入れの報告と共に闘いの課題を3点提起しました。
1,官民賃金の引き下げにどのように対応するのかと言う問題で、公の賃金を引き上げ内需の拡大を図ることが、民の賃上げにも影響し全体の景気回復につながる。
2,非正規労働者との格差の解消では、公務でも1/3の非正規労働者がおり、正規と非正規の格差解消が重要だ。公の非正規は低賃金で公が民をさらに引き下げている。また公が出す仕事で民の賃金を下げている事の改善に向け具体的な措置が必要だ。
3,政府が進める「地域主権改革」は社会保険庁などの分限勧奨など「構造改革」路線で大量に分限免職になる。こうした事態は人事院に責任がある。
この3点を指摘した基で官民共に運動を強めて戦っていくことが重要だ。人事院への要請では昨年のような5月の一時金削減の特別勧告をせず、大幅賃上げを求めて要請を終わった事を報告した。その後「最低賃金を1000円に」「大幅賃上げで景気の回復を」等シュプレヒコールを行い闘う決意を固めあい集会を終了した。
中国人事院事務局前で
0 Comments | Posted by kiyoshi in 公契約運動, 賃金闘争, 雇用