岡山県労働組合会議

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連想分類語  NPO

と き:2014年8月11日(月)18:30~

ところ:岡山市勤労者福祉センター

概 要

 岡山県自治体問題研究所が行った市民公開講座に参加しました。今回の市民公開講座は、NPO法人タブララサの河上直美さんを講師にして開催されました。しかし、全体の参加者が6名と少なかったことが残念でした。

河上さんのお話は「若者が関わるまちづくり」というテーマで行われました。まず、「地域に若者は本当に必要なのか?」と問題提起し、「何かをするために若者の手が必要なのと若者に地域に住んでもらうことは違う。例えば、高齢者が余生を過ごすための地域というコンセプトでまちづくりをしている自治体がある。しかし、実生活では支えが必要になるため、高齢者を支えたいという思いで集まる若者もいる。地域活性化という義務感だけでは若者は集まらない」と話しました。タブララサの事例からは、「学生や20代~30代前半の社会人など比較的若いメンバーが集まっている。今は100人以上がキャンドルナイトなど私たちのとりくみに参加してくれている。しかし、コアになるメンバー18人しかいない。メンバーも徐々に変わってきており、常にコアになるメンバーを探している」と述べました。

タブララサのとりくみ多くの若者が参加する理由について、「タブララサにもエコな社会をつくるという目的がある。しかし、人によって何が楽しいかは違う。そのため、ルールの範囲内で楽しいと感じられることを複数用意している。音楽・アート・食・オシャレなど。そのため、キャンドルナイトに加わった人はまちづくりに参加したとは思っていないはず。楽しいから、誘われたから参加したという人が多いが、結果としてまちづくりに自分たちが加わっているという状況になる」と話しました。

河上さんの話しを聞いて改めて楽しいということが重要なことを感じました。また、タブララサのとりくみに参加している人たちはみんなオシャレです。エコ活動、ごみの削減と聞くとどこか堅い印象を受けます。タブララサではどうやってカッコよくするのか、活動をスマートにこなしていくのかが実は深く考えられているのだと思います。

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と き:2012年4月11日(水)18:30~

ところ:岡山市勤労者福祉センター5F

概 要:

 

 イレブンアクション岡山はこれまで学習会や講演会を7回行い、原発のない社会の実現について学んできました。3.11震災祈念のつどいは市民団体との共同が実現し、運動が広がっていることを実感しました。今回のイレブンアクションには「NPO法人おかやまエネルギーの未来を考える会(略称:エネミラ)」より廣元悦子さんを講師として招き、自然エネルギー導入促進についての実践報告をしてもらい、21人が参加しました。

 廣元悦子さんは、「地球温暖化による深刻な環境破壊を防ぐために、市民の立場で出来ることから始めようとエネミラを設立しました。現在、市内4ヶ所の市有施設に太陽光発電パネルを市民協働で設置しています」とエネミラについて紹介し、自身が仲間に呼びかけエネミラを設立した経緯について、「温暖化問題が深刻化している中、それに対しての対策があることを知り、2000年に会を設立しました。岡山市に協働で市民共同発電事業を行いたいと提案したことをきっかけにNPO法人化しました。現在、岡山県内で実際に自然エネルギーの導入を進める活動をしているNPO法人はエネミラだけです。そのため、県・市の審議会やアドバイザー会議などに出席し、市民としての意見を述べるなどしています」と話しました。「温暖化の主な原因はCo2だと言われています。防げるものは防ぎたい。そのためには、まず省エネに取り組み、自然エネルギーへ転換していくことが必要」との思いで活動にとりくんでいることを訴えました。

 廣元悦子さんたちは太陽光発電やバイオマスエネルギーについて勉強していく中で、「いつまでも勉強している場合ではない。私たち自身で自然エネルギーを作ることを考えなくてはいけない」と思うようになったとのことです。こうした前向きな姿勢が行動を起こし、活動を広げていくのだと知ることができました。

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