岡山県労働組合会議

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連想分類語  岩国市

日本平和大会in岩国

と き:2013年11月15日~17日

ところ:山口県岩国市民会館

日本平和大会が11月15日~17日に岩国市民会館で開かれ1200人が参加しました。岡山県代表団は若者を中心に、全国に学び、岡山の経験を活かそうと分科会でも積極的に発言しました。

オープニングの歌声(広島歌声サークル)

開会に先立って開催された国際シンポジウムでは、米軍基地の現状と課題について、日本伊波洋一さん)、韓国(パク・チョンウンさん)、フィリピン(コラソン・ファブロスさん)の代表がそれぞれ発言し、米軍基地に反対する運動を交流しました。韓国・参与連帯平和軍縮執行委員のパク・チョンウンさんは「米韓相互防衛条約は今年で60周年を迎え、社会のあらゆる分野でアメリカとの一体化が進められている」として、韓国司法権の侵害や環境破壊を指摘しました。

パク・チョンウンさん(韓国)

開会総会は地元・山口県労連の藤永議長など3人の司会で進行し、全労連・大黒作治議長が開会の挨拶、日本共産党の緒方靖夫副委員長が来賓の挨拶、日本平和委員会の千坂純事務局長が主催者報告を行いました。緒方副委員長は「特定機密法案の狙いは集団的自衛権の行使にある。次々にボロが出て、担当大臣が答弁不能に陥っている。こんな法律を衆議院特別委員会で強行採決し、日本版国家安全保障会議設置法案と共に国会通過をめざしているのが安倍政権だ。この道はいつか来た道であり特高警察だ。世界平和の基軸は軍均衡論に立たず、仮想敵国を持たないことだ。その為のパスポートは日本国憲法だ」と話しました。

全労連・大黒議長

緒方靖男さん(日本共産党副委員長)

千坂事務局長は「アメリカとの軍事同盟強化に反対する国民の怒りと闘いは急速に高まっている。しかも、これを打ち破る条件は充分にあるというのが情勢の大きな特徴だ。世界ではASEANがアジアを中心に軍事同盟ではなく、平和的解決と戦争放棄のルールづくりを進めている。日本はアメリカとの軍事同盟にしがみ付き、中国や韓国との首脳会談もできない状況にある。集団的自衛権を世界規模で進め、改憲派からも邪道と批判される安倍政権は防災の名でオスプレイの訓練を全国展開しようとしている。日本の平和と安定への転換こそ求められている。秘密保護法の廃案をはじめ、平和を求める共同を大きく発展させてよう」と訴えました。

千坂純さん(日本平和委員会事務局長)

開会総会では全国各地で闘っている代表団が次々に壇上に登りました。オスプレイの飛行訓練が強行されている高知県本山町、滋賀県あいばの訓練基地からの抗議行動、京都府のバンドレーダー配備反対、神奈川県横須賀基地から原子力空反対の闘い、沖縄県からは辺野古の埋め立てをはじめ、高江ヘリパッド建設反対の闘いなどが紹介されました。

全国の平和運動が結集した開会総会

翌日は12の分科会に分かれ経験交流が行われました。

分科会「なぜこの世論、戦争と基地の根っこを切る」に参加した青年

第6分科会「原発ゼロへ原発と日米安保、米核戦略」では、約30人が参加して反原発の運動が交流されました。ただ、反原発の運動と日米安保を結びつける視点が弱く、反原発の運動のみが紹介されるという問題を残しました。上関原発建設では沖縄県の事務方が辺野古建設に対する県の対応として参考にしている報道が沖縄タイムスで紹介されており、県知事に対する建設反対の要請行動の強化が求められています。

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とき:3月5日(火)14時~15時

ところ:岩国市役所前公園

3月5日(火)、オスプレイの低空飛行に反対する岩国市民集会が緊急に呼びかけられ90人が参加しました。この集会は2月28日に在日米軍が日本政府に対して、3月6日~8日に米軍海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)所属の垂直離陸機MV22オスプレイ3機を岩国基地に移し、低空飛行訓練を行うと伝えたことから急遽呼びかけられたものです。オスプレイは昨年10月の沖縄配備後、フィリピンなど海外での低空飛行訓練を行ってきましたが日本国内では初めてです。在日米軍が昨年6月に公表したオスプレイ配備に伴う「環境レビュー(審査報告書)」では、全国6つのルートでそれぞれ年間55回程度、低空飛行を行うとしています。そうなればブラウンルートとされる岡山県の上空を飛び交うことも考えられます。今回の市民集会は昨年9月30日に市民集会を開いた団体が引き継いだもので、「活かす会」「力にする会」「瀬戸内ネット」の3団体が中心になって開催されました。

岡山からは安保破棄実行委員会から中尾代表、伊原事務局長、日本共産党中国ブロックから石村智子さんの3人が参加しました。集会実行委員長の河合弘志さんは「危険なオスプレイの低空飛行訓練を許すことはできない。今年1月28日に、沖縄県民は全県の首長と議会議長140人が東京に赴いて建白書を安倍首相に手渡した。そしてオスプレイの配備は差別であり県民に対する侮辱だと訴えた。私達は沖縄県民の日常を脅かすオスプレイの飛行を黙って見ているわけには行かないが、今度は岩国市民がその恐怖を体験することになる。沖縄県民に連帯して闘いたい」と話しました。

リレートークの中で、岡山県にも発言を求められ、中尾代表は「危険なオスプレイの低空飛行反対の声を上げることは当然だが、その根っこにある安保条約、日米同盟の強化に反対していくことが重要だ。沖縄の声はアメリカ軍に無視されて公然と軍備増強が進められている。日本全体がアメリカの戦略のため、人権を踏みにじられている。安保廃棄のためにともに闘おう」と訴えました。

集会の最後では気球風船を飛ばしながら「オスプレイは出て行け」と何度も唱和しました。

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