とき:2016年7月16日12時~
ところ:岡山県備前市寒河~備前市役所
2016年7月16日、59回目の平和行進です。備前市日生の寒河で兵庫県から行進を引き継ぎました。
岡山県は150人が行進団を出迎えました。
岡山県平和行進実行委員会を代表して河重ひろ子さんがあいさつされました。「兵庫県の皆さん、参議院選挙の中でも平和行進、お疲れ様でした。昨年のNPT再検討会議や国連総会で核兵器廃絶や法的な規制の枠組みを求める声は大きかった。5月のオバマ大統領が広島を訪問された。核兵器の非人道性と保有国の責任に言及されている。核兵器の全面禁止のためにも日本の果たしている役割は大きい。国際署名を進めましょう」と話しました。
兵庫県代表の岡本喜一さん(年金者組合委員長)は「7月7日、大阪の川西で引き継いだ。今日、岡山に行進旗を引き継ぐ。行進旗は何千人という人たちの手によって引き継がれている」と岡山の行進実行委員会へエールを送りました。
通し行進者の山内金久さんは「東京、広島の1000㌔を歩く。通し行進は3度目、3年間続いた。一昨年は北海道からのコース。昨年は長崎だった。5月6日に東京夢の島を出発して、今日で72日目だ。元気いっぱいだ。平和行進の仲間と地方行政の職員の皆さんに支えられ、助けられてきた。行進を続けることが力だ。今年は最高の世界大会にしようと決意している。今日で11番目の自治体訪問となる。広島に平和の願いを届ける」と力強く語りました。
フィリピンから来たメアリー・テレーサ・ノーブさんは片言の日本語で、「フィリピンから来ました。皆さん、こんにちは」と話されました。
途中、日生支所では出発前に通し行進者の平松さんがトランペットを演奏されました。疲れた行進団の心が癒され、元気を取り戻しました。
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とき:2016年7月15日12時15分~
ところ:岡山市中国電力岡山支社
7月15日、金曜イレブンアクション、中電行動です。今日は27人の参加でした。
今日の替え歌はこれおおきな古時計の替え歌2
選挙も終わり、疲れていても元気な姿で集まりました。話は選挙のことばかり、票が取れたのか?もっと取れたのではないか?など、疑問や意見がいっぱい賑やかに集まって早速、出発前の意思統一です。
全国で6番目に避難解除命令が出た南相馬市ですが、対象者は1万人を超えて過去最多とされています。南相馬市は事故前に7万1500人の人口でした。それが15年の国勢調査では除染作業員などを含めて5万8千人に減ったそうです。現時点で1万7千人が避難しているとされますが、解除命令が出たからと言って帰還する人は少ないと考えられます。全く、悲惨な話です。
それでもって政府は支援金を切り、後は知らぬ存ぜぬなのでしょうか?そんなことは絶対に許されません。そんな暗い話ばかりかと思いきや、鹿児島県では川内原発にストップをかける知事が誕生しました。市民の統一した力が生んだ候補者です。頑張って欲しい。もう一つ、高浜原発の運転差し止め訴訟で、大津地裁は関電の異議を認めず退けたと知りました。嬉しいニュースです。関電は大阪高裁に保全抗告したそうですが、人命を無視してまで再稼働しようとする関電に怒りを覚えます。
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と き:2016年7月11日(月)
ところ:岡山県庁・岡山労働局
概 要
全日本建設交運一般労働組合中国地方協議会はブロックキャラバンにとりくみ、無年金・低年金などの理由で働かなければ生活できない中高年失業者の雇用確保問題をはじめ賃金・労働条件の改善を要請しました。
シルバー人材センターは高齢者の「生きがい」を目的としており、相場よりも低い価格設定となっています。しかし、政府はいま一億総活躍社会構想に基づき、シルバー人材センターの業務範囲を拡大しています。一般の派遣事業との違いが以前にもまして不明確で、ただシルバー人材センター所属というだけの理由で賃金は最低賃金よりも低くされています。しかも、会員である高齢者には労働災害保険が適用されないという大きな問題があります。
岡山県に対しては、自治体として高齢者雇用安定法第5条による多様な就業機会確保のための付帯的な施策を実施してほしいという要請を行い、「地方自治法施行令第167条の2第一項第3号の改正公布に伴い、シルバー人材センターに準ずる者の認定具体化を全市町村に通達した。しかし、認定そのものは各自治体が個別に行うものであるため、県としては直截な介入はしない。シルバー人材センターの運営は厚生労働省の定めに準じて行っているが、労働者派遣事業・職業紹介業へと業務を拡大したいとの要望はないため、その他民間企業への影響はないと考えている」との回答がありました
労働局に対しては、シルバー人材センターの運営改善を求めました。シルバー人材センターで働く人の賃金が最低賃金を下回っていることにつては、「臨時的・軽微な業務であるため労働基準法や最低賃金法の適用はない。しかし、地域の労働者収入と比較して常識的な金額(最低賃金)を尊重するよう発注者にお願いしている」とのこと。また、偽装請負の問題については、「防止策として定期的に人材センターに出向き、業務内容や契約内容をチェックして指導している。また、民業と賃金を比較して著しく低い場合も指導している」との回答でした。
岡山県も労働局も国の方針に沿った回答・運営で、課題解決の見通しはまだまだ険しいものがあります。
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参議院選挙の結果について
県労会議が黒石健太郎さんの支援決議(6月10日)をしてから全力で支援運動をしてきました。結果は自民党候補に惜敗する結果となりました。
結果についてまとめました。
2016年第24回参議院選挙の結果は安倍首相を取り巻く改憲勢力が3分の2となる165議席以上を占めました。今回、自民党は56、民進党は32、公明党は14、共産党6、維新7、社民1、生活1、無所属4議席の結果になりました。
自民党は改選議席を6議席上回りましたが、実際には前回の2013年の選挙(非改選)に比して9議席減、公明党が3議席増の結果であり、与党としては6議席減となりました。確実に自民党の支持率は減っています。
一方、改憲を阻もうと統一候補を出して闘った野党4会派は選挙区で前回と比べると、民進党が15議席増、共産党が2議席減、社民党と生活の党は1議席で前回と同数でした。従って、4会派は12議席増となり野党共闘の成果を出しました。全国32ある1人選挙区では自民党が21勝11敗となりましたが、逆に統一候補側は自民党が31の内で重点区とした選挙区で2勝11敗という結果を出し成果を生んでいます。また、朝日新聞の出口調査によっても1人区の当方先は公明党で24%、無党派層では56%が統一候補に1票を投じており、その効果は明らかです。
改憲勢力が3分の2を占めたとはいえ、自民党の議席は27年ぶりに参院単独過半数に至らず、改憲勢力のバランスは微妙です。公明党の山口代表が「憲法9条改定は必要ない」と応えるなど、ポーズとも取れる発言をしていますが改憲の発議は各党の思惑によって簡単には進まないと予想されます。
開票結果(7月11日)
小野田紀美(自民)437,347当選
黒石健太郎(野党統一)329,501
田部雄治(諸新)20,378
参議院選挙での一コマ:七夕電話作戦は以下に
今回の選挙で岡山選挙区は黒石健太郎氏を候補者にして実力以上の選挙ができたのではないかと思っています。前回2013年に民主・社民・みどり・共産党が獲得した岡山の得票は246,319票でした。それが今回は329,501票を得たのですから素晴らしい成果です。逆に自公が獲得した票は490,727でした。結果は437,347票ですから大きく票を減らしています。黒石健太郎さんは敗れたとはいえ、相手候補を確実に追い込んでいます。ですから黒石候補は相当頑張って支持を広げています。
・・・・・・・・・ご紹介・・・・・・
黒石健太郎さんの決意(一部抜粋)
今回の活動を通じて、 本当に多くを学ぶことができました。
東京と地方の大きな差、 生活する人の考え方の違い、 世代間の違い、 政治に関わる人の目的意識の違いなど、 これまで本当に一部の方々のご意見しか伺ってこなかったと痛感いたしました。
日本は1億2000万人から成り立つにも関わらず、 ごくごく一部の方の気持ちしか理解しきれていなかったと感じました。
これは、政治に挑戦するにせよ、 事業を行うにせよ、 32歳の前半をこの学びにあてることができたことは、 今後の人生に、間違いなくおおきな財産となります
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とき:2016年7月7日(木)19時∼
ところ:労働者福祉事業会館(労金ビル)
7月7日(木)、黒石健太郎さんの個人演説会が労働者福祉事業会館にて開かれました。
参加者は250人と立ち見の人も出るなど、熱気のある集会となりました。
集会では河原会長、金澤連合会長、江田五月参議院議員、高井崇志衆議院議員などが挨拶をされました。また、今回は個人演説会の中でも初めていっぽんの会として大坂圭子さんが挨拶に立たれました。会場に共感の拍手が湧きました。高井崇志さんと江田五月さん、大坂さんのお話を紹介して会場の様子をお伝えします。選挙では同じような話が度々出てきますので、新鮮なお話をできるだけ紹介したいと思います。
☆大坂圭子さん@いっぽんの会のお話
自分達にできることは何か?とスタンディングを始めた。半数近い人が投票を決めていない。残りの日の奮闘が決まると思う。安保法制は子どもバージョンの絵本が出ている。私のやめてという本だ。内容は、国と国の戦争、殺される前に殺すと言い訳して始める戦争。始めるのは簡単だが終わるのは難しい。人殺しの道具が並ぶお店ができる。学校で学ぶのは殺すことしか認めない。戦争するのをやめてと言う。と紹介しました。涙を誘う内容ですが同時に戦争が簡単に始まってしまう危険も訴えている内容でした。
☆高井崇志さんのお話
最終版になった。今日は政策宣伝カーに乗って本人に替わって訴えて来た。5分くらいの演説を70数回やった。昨日の新聞には改憲勢力が3分の2の勢いとの報道だったので、本当にこれでいいのかと問いかけた。自民党の改憲案は①政府が国民を縛る、②国民の義務ばかり、③立憲主義の否定だ。安倍改憲を信任することになり、フリーハンドを与えることになる。増税を先送りしたが社会保障まで先送りするのが安倍政権。保育も同じ。年金はもっと大変だ。1年間で5兆円の財源が消えた。民主党の計算では20兆円の損失と見ている。誰も責任を取らなくていいのか?まだクロケンは負けている。後ひと踏ん張りで自公の候補者を追い抜こう。
☆江田五月さん
戦後、参議院のバッジを初めて胸に付けたのは父の江田三郎だった。バッジを志を引き継げる人にバトンタッチしたい。アベノミクスは彼にとっては成功していると思う。企業が一番活動し易い国、働く者の賃金を搾り取る政策など、どれも成功している。しかし、国民にとってはどうなのか?政治の目的が違う。アベノミクス失敗という結果をだそう。
連続テレビのトト姉ちゃんでは今戦争が終わったばかり。戦争はついこの間のこと。皆が口を閉ざしたが、反対した人達は特高警察に捕まった。戦後、憲法があったから雑誌をつくれた。幸福追求権を保障しているのが憲法。憲法の下で平和・人権が認められてきた。しかし、安倍首相は違う。憲法は4日で素人がつくった恥ずかしいと言っている。不十分さはあるがこの憲法の下でやらなければならないことが多くある。黒石健太郎君を育てよう。
☆黒石健太郎さん、怒りの訴え
バングラディッシュで日本人が殺された。日本人が狙われた。安倍政権によって平和憲法の解釈が変えられ戦争する国になったからだ。テロが日本で起きる可能性が出て来た。改憲されればなおさらだ。絶対にそうはさせない。
教育問題は深刻。給付型の奨学金制度をつくる必要がある。お金がなくて孫を大学にやれなかった年配の女性のお話を聞いた。悔しさが滲みでていた。これが今の日本だ。貧困を解消する必要がある。まともな就職先さえない中で現役世代の老後をどう保障していくのかが課題。今のままではなけなしのお金を貯蓄するしかない。それでは経済は活性化しない。子どもを育てるにもお金が必要。しかも保育園にも入れない状態。1ヵ月11万円の保育園があるがこれでは生活できない。保育士の賃金を上げる提案もわずかな引き上げで幕引きとなった。笑い事じゃない。
何故こんなことになったのか?格差の広がり、再分配機能の回復が求められる。経済は消費が活発になれば活性化する。政府の方針を変えなければいけない。普通の人の思いを踏まえた経済政策が必要だ。期日前投票を終えた方もいると思うが更なる支援をお願いしたい。
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と き:2016年7月4日(月)14:00~
ところ:岡山地方裁判所
概 要
年金裁判は、2013年10月分から2014年3月分までの年金額が1%減額されたことの取り消しを求めて、2015年5月29日に岡山地裁に提訴しました。その後、被告国が「広島地裁へ移送すべき」との移送申立を行い、岡山地裁で裁判を行うことが困難になっていました。広島高裁岡山支部に抗議を行い、「取消訴訟」から「給付訴訟」に訴えを変更して再度提訴することで岡山地裁での裁判となりました。 第1回目の口頭弁論まで1年近くかかりましたが、傍聴には120人が参加し、原告を激励しました。
裁判で意見陳述を行ったのは原告の東都支男さんで、「日本の年金制度は高齢期の所得保障の役割を果たせていない。社会保障改革推進法によれば、主要な財源は消費税とされ、年金・医療・介護は保険制度とされる。さらに、自助・共助が控除を補完するとされている。社会保障が所得の再配分の仕組みであるなら、応能負担が原則なはずだ。自助・共助の優先は国の責任逃れに他ならない。私たちは、高齢期にも人間の尊厳が保たれる日本社会を切望して訴えを起こした。生きているうちに三権分立が機能し後世に範となる判決を望む」と訴えました。
口頭弁論終了後、弁護士会館で報告会が行われました。古謝弁護士が裁判の解説を行いました。①国がいったん法律で決まっていた年金支給額を減額するには、厳格で合理的理由が必要とされます。国は「物価の下落」を理由としていますが、パソコンや家電などの消費財の価格低下が大きな要因であり、日常生活に不可欠な食品などの価格は下がっていません。国民健康保険、介護保険、医療費は増加しており、物価の下落の恩恵などありません。②年金支給額の引き下げは内閣及び厚生労働大臣の裁量権を逸脱しています。内閣が年金減額を決定した時期は消費税増税が決まっていた時期と重なります。アベノミクスという意図的な株高円安政策で石油・天然ガス・、食糧などの輸入価格が高まり、生活必需品や公共料金の価格が高騰していました。そのような状況下で年金減額を行うのは間違った判断であり、年金受給者の生活に配慮する必要があります。
参加者から原告に対して激励の言葉や支援の決意表明が行われ、報告集会は終了しました。次回口頭弁論は9月20日に行われます。
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とき:2016年7月3日(日)11時45分~
ところ:シンフォニーホールから表町商店街
ラストサンデーの7月3日(日)、11時45分にクロケン応援部隊が総結集。クロケンさんのお父さんを先頭に表町商店街を練り歩きました。30人くらいが7月10日は投票日、安保法制は止められるとのプラスターを掲げて歩きました。商店街を一軒一軒、訪ね歩き握手するクロケンさん。真っ黒に日焼けして、少し痩せた感じですが元気いっぱいです。私たちも「黒石健太郎です。よろしくお願いしますと唱和しました」シンフォニーフォールから天満屋アリスの広場へ。街頭演説にも力が入ります。
「日本の経済どうするのか?少子高齢化はず~っと前から分かっていたこと。子どものための予算を増やしましょう。保育士さんの給与を上げないと子どもを安心して預けられない。地域の経済を立て直したくても現政権は大型開発予算優先の政治。間違っている。改憲をさせてはいけない。野党の議席を守らせてほしい」と訴えました。午後からは岡山駅東口とイオンの前で宣伝。共産党の女性メガフォン隊にも遭遇。応援にも力が入りましいた。しかし、ここに来て負けているという情勢分析です。それを突破するのは野党共闘の力です。
再度、その事を意識した共闘の大波をつくりだし、野党共闘の結束で改憲阻止、安倍政権打倒の旗を高く掲げることこそ重要です。何としても勝ちぬいて欲しい。街の雰囲気を変えることです。そのためにも共闘の力をフルに発揮する必要があります。今日の宣伝に参加してそれを強く感じました。どうして共闘の一体感が出ないのか?もどかしいですがここは我慢です。7月8日には元書記局長・現副委員長の山下さんも岡山入りします。共同した街頭宣伝ができないものか?期待は高まります。
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とき:2016年7月2日(土)14時~
ところ:岡山市民会館
参議院選挙も折り返しとなった7月2日(土)、黒石健太郎個人演説会が開かれました。会場には高井、津村、柚木の3人の衆議院議員と江田五月参議院議員、後援会長の河原弁護士、そして民主党の細野豪志さん、県連合会長の金澤さんなど民進党関係者壇上に並び、会場には2階席も含めて約1000人が「黒石健太郎に勝利を」と決起しました。
河原会長は「アベ首相は選挙で勝ったら自衛隊は国防軍になる。英はEUの離脱を国民投票で決めたが後悔している人が多いと聞く。選挙は大切だ。アベ首相は必ずやる。日本を戦前に戻すことがあってはならない。江田五月さんの議席を守らなければならない。まだ負けている。必ず勝利しよう」と訴えました。3人の国会議員はそろって演壇の前でマイクを握り、柚木氏は「床に臥せっている先輩のお二人が命を削って黒石健太郎を応援している。何よりも江田五月さんがその先頭に立っている。火の玉になって頑張ろう」、津村氏は「ロシア、中国など世界は大きく動いている。今日はバングラディッシュでテロが起きた。こんな時でも日本は政治と金の問題が絶えない。がっかりしている。非自民の2大政党をつくろうと訴えてきた。なんとしても勝利しよう」、高井氏は「安倍政権は経済が大切だと言いながら、選挙で勝つと秘密保護法、戦争法を強行成立させた。本当に悔しい思いをしてきた。絶対に3分の2の議席を与えてはいけない」と訴えました。来賓としてあいさつをした連合の金澤会長は「アベ首相は国民を騙して、悪法を成立させてきた。改憲も狙っている」と述べました。市民の代表としてあいさつに立った吉岡弁護士は「皆さん、目をつぶって想像しましょう。自民党の憲法改正草案が通った時の日本を!ありとあらゆる式典で、国旗掲揚、国歌斉唱が強制されます。君が代は歌いませんと言ったら、逮捕されるかもしれません。自衛隊は国防軍になり、どんどん増強されます。軍事費(防衛費でははない)は右肩上がり。財源確保のため、福祉や社会保障費は削られます。それくらいでは追いつかなくなります。そうなると増税。最悪のシナリオは戦争。戦争は儲かります。」と危機感を表しました。
民進党前政調会長の細野豪志氏は「とてもいい若者。年末に電話をくれた。皆さんの思いを組んでいい演説をするようになった。江田先生の議席を一緒に継いでいきましょう。我々はなんでも反対ではない。安倍政権に必要なのはブレーキだ。年金財源を株につぎ込んで5兆円の損失を出している。皆さんは貯蓄の半分を株につぎ込んでいますか?安倍政権に丸投げするわけにはいかない。もう一度政権を目指す。具体的に経済をどうしていくのか?アベノミクスの下ではこれ以上経済はよくならない。規制改革をやってもいいが、そこで生み出される産業や商品が売れなくては意味がない。非正規の労働者が4割もいる。これ以上、法人税の減税をしても意味がない。大企業は350兆円も内部留保をため込んでいる。中小企業の経営を安定させること。人生前半の社会保障をどう支えるのか?学校で給食をバカ食いする子がいる。何故か?朝晩食べてないからだ。1クラスに1人はこうした子が入る。これを救うのは政治の役割。子どもは親を選べない。もういい加減、無駄遣いは止めるべき。社会保障の負担分を税金で支えられないのか?これを実現できて初めて経済成長を実現できる。この政策を我々にさせてほしい。あと一週間だが、このままでは厳しい。差はわずか。岡山から安倍政権にストップをかけたい。」と訴え盛んな拍手をあびました。
ここで出陣式や街頭演説、集会の様子が映し出され、音楽とともに黒石健太郎さんの登場です。会場の一人一人と握手をしながら演壇に立つと「3点の決意と報告をする。第1は短期目線の政治から脱却する。第2は未来に責任を持つ。もう一度政権を担える受け皿をつくる。第3に争点は何かだ。1点目は半年間の地域の経済は崩壊している。買い物もいけない。切実な問題がある。どうして?人口が減れば日本経済が縮小していく。働く人の給与も減る。医療・介護も疲弊する。根源は人口減少・少子高齢化だ。しかし、これは自分が小学校の教科書に載っていた。根本的な問題が何十年も放置されてきた。今もその政治は変わらない。給付制の奨学金も決まらなかった。保育園を落ちた悩み。保育士の給与が低い。5万円の引き上げを提案した。しかし、自民党から否決された。これでは保育士さんが安心して働けない。数兆円の公共事業はすぐに決まる。政治家が責任を持たなくて誰がするのか?本当に未来に責任を持つ政治を。2点目は政権の受け皿を作ること。毎日、やりくりして税金を払っている。東京都知事のようにポケットマネーになっている。必要なのは過去を反省して政権を担える政党になることだ。変えようではなく、政権担当能力を持つことだ。改革を推し進めていく。もう一度その受け皿を作りたい。第3は憲法を変えるのかどうかが問われている。何が自民党の憲法草案に書かれているのか?自衛隊が国防軍になる。日本軍を地球の裏側まで派遣する。他国との間の戦争に巻き込まれる危険が高まること、イスラム国の標的になることは誰が考えてもわかること。そうした国にしたいのか?憲法9条まで変えれば何事へも歯止めがかからなくなる。ここを落とせば、改憲勢力に議席を与えれば、たった全国2つの野党の議席を失う。お力添えをいただければ挽回できる。残り1週間の奮闘を」と深く頭を下げ万雷の拍手に包まれました。
最後に江田五月参議院議員は「半年前の黒石健太郎はまだヒヤヒヤしたが、もう一人前の政治家だ。参議院の生活もあと20日。胸につけているバッジを黒石健太郎にバトンタッチしたい。参議院の議席は私たちの先輩が守ってきた。多くの思いが込められたバッジだ。しかし、今は半分を与党が持っている。ゼロにすることはできない。その気持ちを投票に表してほしい。連続テレビ小説でトト姉ちゃんを見ていると、今日戦争に負けた。当時も戦争反対を言う人はいっぱいいた。しかし、口を封じられ戦争へと突き進んだ。戦後、みんなで努力してきた。今の憲法のもとで、個人は尊重される。それが国の力になる。今でも憲法のもとでやるべきことがいっぱいある。しかし、アベ首相は憲法が憎い。誇り高い日本民族の精神を奪った若造が戦後4日間でつくった憲法が気に入らないとして、戦後70年の歩みをご和算にする。未来を憲法のもとで花開かせることが大切だ。今の情勢の下ではまだ勝てていないが3か月分の遅れを取り戻しつつある。そのためにさらに声を広げてほしい。選挙に行こう。みんなのための政治は自分でつくらなきゃいけない。庶民の願いが通じる政治をつくろう」と訴え大きな拍手に包まれました。
と き:2016年6月29日(水)19:00~
ところ:城下地下広場
概 要
ピースキャンドル実行委員会主催による「岡山大空襲から71年~犠牲者2000人へとどけ!ピースキャンドル~」が今年も開催されました。雨天のため城下地下広場での開催となりましたが、50人を超える人が参加しました。
犠牲者2000人を表す折り鶴
1945年6月29日午前2時43分、岡山はB-29による空襲に襲われ、約9万5千発もの焼夷弾が落とされました。少なくとも1,737人が亡くなり、多くの人がやけどを負いました。アメリカ軍の報告によると、当時の市街地の内63%が焼失したとされています。ピースキャンドルはこの岡山大空襲の記憶を風化させないことを目的にしています。
まず、岡山大空襲の実態を知ってもらうために葛原一也さんによる空襲紙芝居の上演がありました。紙芝居では普通の生活をしていた普通の市民が空襲に襲われ、子どもからお年寄りまで犠牲になったこと。戦争という悲劇がもたらした災禍を物語っていました。
その後、元教員の松谷恭子さん(82)の空襲体験を聴きました。「空襲だ!と言われて大慌てで逃げた。岡山の様子は辺り一面真っ赤で、ものすご爆音で怖かったのを覚えている。明け方には黒い雨が降り、雨の中を歩いて逃げていた、辺りには死体があったのも鮮明に覚えている。私が空襲体験を話すのは、二度とこのようなことが繰り返されて欲しくないからだ」と参加者に訴えかけました。
チームものものによるミニライブ♪
みんなでピースサイン♬
午後8時、ろうそくに点火。ピースマークが浮かび上がる中、参加者が一人ひとりが手に持ったろうそくに点火し合うキャンドルリレーが行われ、黙とうを奉げました。
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と き:2016年6月29日(水)12:15~
ところ:岡山駅西口さんすて前
概 要
JAL不当開校撤回を求めて街頭宣伝を行いました。選挙期間中であることから、メガホンでの訴えとなりました。激しい雨が降る中5人が参加し、チラシ300枚を配布しました。
マイクをとったのは伊原事務局長で、「ベテランの解雇は空の安全にとって大切だ。当時の稲盛会長が安全は二の次で儲けが1番と発言している。利用者の立場からしたらこれは由々しき事だ。こうした経営体質に対してモノを言う労働者を狙い撃ちにした解雇が行われたのだ」と訴えました。
そもそも解雇にいた経った直接の原因は放漫経営にあります。役員は経営破綻の責任をとっておらず、解雇の必要性がなかったことを認めながらも職場復帰させないことは異常です。JALはベテラン職員を大幅に減少したため、飛行機の整備が充分に行き届かず、トラブルが絶えません。空の安全を守るためにも解雇された職員の職場復帰を求めます。
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