カテゴリ 青年部
と き:2019年9月28日(土)~29日(日)
ところ:全労連会館
概 要
9月28日(土)~29日(土)、全労連青年部第32回定期大会が開催されました。全国から63人の青年が参加しました。
今大会では、青年が最賃運動に積極的に参加することが提起され、全国一律最賃制の実現や最賃の大幅引き上げをはじめ青年が希望を持って働ける社会の実現をめざし、各地で奮闘する決意を固めあいました。
そして、空白となっていた部長、書記長が選出され、全労連青年部運動が新しい局面へと変化を遂げることに期待が寄せられました。
大会では、中澤秀一さんを講師に「最低生計費調査から考えるあるべき最賃制度」というテーマで学習会を行いました。
中澤さんは、「あるべき生活の質や人間関係を考えると、現在の最賃額では普通の暮らしは不可能だ」と話しました。
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と き:2019年8月9日(金)18:30~
ところ:岡山市内
概 要
8月9日(金)、長崎に原爆が投下され74年目の日に岡山県労働組合会議・青年部はヒバクシャ国際署名にとりくみました。行動には7人が参加し、10筆の署名を集めました。青年の中には今回初めて街頭署名にとりくむ青年もいました。
署名を集めていると、「この署名ならぜひ協力させてほしい」「核兵器はなくさないといけない」とみなさんすすんで署名をしてくれました。終了し片づけをしていると、「長崎出身です。署名させてください」と駆け寄ってくる人もいて、参加した青年は励まされました。
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と き:2019年6月1日(土)~2日(日)
ところ:岡山県
概 要
6月1日(土)~2日(日)、全労連青年部主催のユニオンユース・アカデミーが岡山県で開催され、全国から42人の青年が参加
第1日目は、立ハンセン病療養所・邑久光明園でフィールドワークを行いました。
難波幸矢さんの案内で、ハンセン病の歴史を振り返り、施設見学を通して差別の実相に迫りました。
ハンセン病患者当事者として入園者の浜本しのぶさんが話をしてくれました。
浜本さんは父親がハンセン病を患い、8歳のときに姉とともに愛生園の未感染児童の寮に入り、11歳のときに自身もハンセン病を発症。力強い関西弁が特徴的で、そこに浜本さんの故郷や家族に対する思いを感じさせます。
浜本さんは、「ハンセン病を発症し、施設に入れられてからはもう一生をここで過ごすことになるのかととても悔しかった。家族には縁を切られたも同然で、幼いころに両親とは生き別れになった。それでも家族のことを考えずにはいられない」と語りました。
フィールドワーク終了後は、岡山市内に戻り真備豪雨災害の実態と災対連の活動教訓を学びました。報告したのは、伊原潔さんで、「災害はまさに人権問題を浮き彫りにする。被災地にはそこら中に土砂や瓦礫なごみであふれている。それなのにゴミ袋の有料化を進めようとする行政。支援物資の受け取りも一人10点までとし、帰り際に持ち物検査が行われ、仮設住宅では画鋲でカレンダーを付けることもさせないなど。些細なことかもしれないが、人権侵害だと気づかれないまま、まかり通っている」と被災地の実態を報告しました。
2日目は、鈴木靜さん(愛媛大学教授)の講演が行われました。テーマは、朝日訴訟から考える人権で、人権とは何かの基本を学びました。
鈴木さんは、「朝日茂さんは、生活保護は生存権に基づいた権利だと声を上げ、社会の認識を大きく変えた人だ。その時問われたのが、医療従事者、労働組合の姿勢だ。朝日さんは病床から一人ではどうにもならないと訴えていた」と話し、「人権は自然発生的にできたものではなく、人の心の中にあるようなものでもない。人権は、憲法の中、世界人権宣言にある。それは、歴史的に権利を侵害されてきた人々が闘い撮ってきたもの。人権侵害は心がけるだけでは解決しない。運動して闘って勝ち取るものだ」と強調しました。
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と き:2018年9月23日(日)
ところ:全労連会館
概 要
9月23日(日)、全労連青年部はワークルール・シンポジウムを開催しました。講師は弁護士の笹山尚人さんと首都圏青年ユニオンの山田慎吾さんです。
全労連青年部の阿部副部長は、「ワークルールの必要性は昔から言われていることだ。改めて、学ぶことで職場での活動や労働条件向上のためのヒントにしてほしい」と開会趣旨を説明しました。
笹山さんは、「ワークルール教育の依頼は数多くある。特に大学や高が多い。やはり、労働者が権利を知らないままやりたい放題に働かされている現状を送り出す教育機関は憂いているのだ。ブラック企業に対抗するためには正しい労働法の知識が不可欠。労働法に違反している企業は残念ながら多い。労働法を守らないといけないという規範意識が低いからだ。しかし、たとえブラック企業だとしてもホワイトに変えることは可能だ。逃げてばかりいてはいつまでたってもブラック企業はなくならない」と話しました。
また、笹山さんは、学生は労働組合に対する知識があまりにも無さすぎるとも言います。その理由について、「労働法の細かな内容まで話す時間がどうしても足りない。労働法の構造論として労働組合の活動が位置づけられることまで話すには4時間は必要だ。最終的には団結と闘争をしないことには問題は解決できないことを伝えるには恒常的な学びが必要だ」と述べました。
労働組合に期待することとして、「労働組合は労働組合に何が可能かを示していかないといけない。賃上げや労働時間短縮に向けて実現可能な要求にとりくみ、とりくんだ結果について成功体験を広めていくことだ」としました。山田さんは、「おかしな働き方に遭遇したらどうするか」というテーマで事例をもとに参加者どうして話し合う時間を設けながら講演を進めました。
山田さんは、「大切なのは、自分一人で解決できるとか他人の手を借りることは恥ずかしいと思わないことが大切だ。問題を他人との間で共有し解決に他人の力を借りることは恥ずかしいことではない。そもそも労働者一人の力は弱い。一人にできることは限界がある」と労働組合には困ったときの相談先としての大切な役割があることを訴えました。
最後に、全労連青年部の弓田書記次長は行動提起を行い、「日常的に職場で労働法の学習を進めよう。しかし、学ぶだけで終わりにするのではなく、47のレシピなど活動のノウハウを学んでいこう」と述べました。
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と き:2018年9月22日(土)~23日(日)
ところ:全労連会館
概 要
9月22日(土)~23日(日)、第31回全労連青年部定期大会が開催されました。開会あいさつをした菅野副部長は、「青年部独自の団体交渉を開催する、統一行動を設定し街頭に出て宣伝を行うなど青年の活発な取り組みが広がっている。仲間を増やし、要求実現に向けてともに奮闘する年にしよう」と語りました。
来賓として、全労連・野村事務局長、全労連女性部・大西事務局長、農民連青年部・渡辺事務局長が出席しました。野村さんは、「働き方改革が強行されたが、職場に導入させないだけでなく廃止を求めて闘っていこう。財界の意向を反映させて制度をつくることができるなら、国民の意向で廃止することは十分可能だ」と話しました。
大西さんは、「女性労働者の半分以上が第1子出産とともに離職せざるを得ない状況にある。また、女性は長時間働けないからという理由での就職差別がある。その裏には、男は長時間働けばいいという男性差別がある。青年部と共同して運動を進めたい」と青年部へ期待を訴えました。
渡辺さんは、「今年は災害が多く農家の被害は大きい。野菜の価格が高騰していると言われるが、被災農家の収入になるわけではなく、農家の収入自体も低い。賃上げや最賃引き上げを実現することは、まっとうな価格で農産物の売買が可能になる」と労働運動と農民運動の共同を訴えました。
八重田副部長が議案提案で、「改憲、労働法制の破壊、核廃絶、ハラスメントなど身近なことから様々な問題に対して青年の要求や思いを交流する場がいまこそ必要だ。新年度は青年同士の交流の場をつくることを方針の土台とする」と話し、青年春闘決起集会の開催、3000万人署名のとりくみ、ユニオンユースアカデミーの開催、参議院選挙に向けたキャンペーンなどの方針が述べられました。
討論では働き続けることのできる職場を求めて実態調査をした経験や、平和憲法に関心をもって運動することの大切さ、青年部活動への思いが語られました。また、分散討論も行われ、「自分がワクワクする活動がしたい」「青年が楽しく活動することが組織拡大につながる」など自分たちが楽しみながら活動することの大切さを語り合いました。労働条件については、「職場の問題を話し合い共有することが大切」と青年を一人ぼっちにさせないことの大切さが強調されました。
提案された議案は満場一致で採択され、団結ガンバローで大会を締めくくりました。
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5月26日(土)~27日(日)、全労連青年部はユニオンユースアカデミー2018を開催し、横須賀軍港フィールドワークと憲法カフェが行われました。全国から39人の青年が集まりました。
横須賀軍港フィールドワークでは鈴木和弘さん(神奈川県平和委員会)がガイドを務め、「ベトナム戦争、湾岸戦争、アフガン攻撃、イラク戦争で戦端をきったのは横須賀母港の艦船だ」と日本はアメリカの戦争と無関係でないことを訴えました。
フィールドワーク終了後はホテルに移動し、千坂純さん(日本平和委員会・事務局長)を講師に学習会を行いました。千坂さんは、「憲法への自衛隊明記は、2015年に成立した安保法制を前提にしている。安保法制によって自衛隊は専守防衛の制約が取り払われ、他国と戦争できる状態にある。現在の憲法に照らせば違憲。つまり、9条改憲によって自衛隊を名実ともに軍隊にすることが目的だ」と安倍9条改憲の危険性を指摘しました。
感想交流では、「横須賀の艦船は武器を搭載しており、自衛のためとは思えない」と改憲と戦争に対する危機感を語りました。
翌日の憲法カフェでは、改憲反対に寄せられた疑問にどう答えるかを考えました。アドバイザーとして青龍美和子弁護士が参加。青龍さんは、「世界は対話による紛争解決を目指している。核兵禁止条約はそのことを証明している。平和の先頭に立つ日本を実現するためにも、現在の自衛隊は何を持っているのか、何をしているのか実態を知ることが大切だ」とコメントしました。
青年からは、「北朝鮮との対話を日本も進めないといけない」「」「9条が変わったら予算面でも軍事が優先される」「憲法を考えたのはアメリカ人だけど、いいものはいい」という意見が出されました。
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と き:2018年2月10日(土)
ところ:岡山市勤労者福祉センター
概 要
2月10日(土)、岡山県労働組合会議青年部は第7回定期大会を開催し、16人が参加しました。
来賓として県労会議の伊原事務局長があいさつを行い、「将来、労働組合を担っていくことになるのは皆さんだ。学びを深め、活動に活かして欲しい」と話しました。
大会の中では、それぞれの働き方や労働条件を話し合い、違いや共通点を見つけ、職場での取り組みに活かすことを目的に「働き方交流」が行われました。県労会議青年部には様々な職場で働く青年が結集しています。しかし、それぞれの青年が職場どのような働き方をしているのかについてはあまり話し合ったことがありませんでした。労働条件や職場の状況について交流したいという青年の要求から「働き方交流」を実現しました。
その後、弓田さんが議案の提案を行いました。弓田さんは、「2017年度は、県内の労組青年部の状況を把握し課題や悩みを共有し、問題意識に合致した企画や会議の運営を目指して活動した。各青年部で後継者の不在と組織拡大を課題として抱えていることがわかりました。それぞれの問題意識を出し合い、どうしたら解決することができるかと議論を深めることができた1年だった」と活動総括を行い、「2018年度は個々の事情に寄り添うことはもちろんのこと、学んだことを活用し、労働法制の規制緩和反対や改憲阻止の問題で街頭に立つなど、行動していく」と話しました。
各職場からは、新歓のとりくみや、レクレーション活動、学習のとりくみが語られました。高教組の河合さんは、「岡山県教育委員会との交渉の結果、退職韻引き下げの年度内実施を阻止できた。組合があるから闘うことができる」と発言しました。
提案された議案は満場一致で採択され、閉会となりました。
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12月17日(日)、岡山県労働組合会議青年部は、働き方の問題は根本に何があるのかを学ぶことを目的に働き方たんけん隊」と題した学習会を行いました。講師に長久啓太さん(岡山県労働者学習協会)を招き、12人が参加しました。
学習会は、講師の話を聴いて終わりにするのではなく、参加者同士の交流に重点が置かれていました。内場部長の開会あいさつの後に、アイスブレイクとして偏愛交流が行われました。事前に配布された用紙に趣味や好きな音楽、映画などを書き込み、自己紹介しました。
長久さんは、「働き方を考えることは生活の質を考えることになる。1日は24時間しかない。労働条件によっては労働時間が長すぎ自由時間が減る。また、いくら賃金をもらうかによって生活にゆとりが生まれる。労働条件にこだわることで生活の質を向上させることができる」と述べました。
その後、参加者同士の働き方について話し合いました。自分とは違う職種や働き方に興味は尽きず、会場は盛り上がりました。
労働条件は自然によくなるものではありません。長久さんは、「法律上は労働者と使用者は対等だ。実際には労働条件を決める際には使用者が圧倒的に優位。つまり、放っておけば労働条件は悪くなる。そのため、憲法は労働者が自らの尊厳を守る手段として、団結権、団体交渉権、ストライキを保障している。労働者がモノが言えることがよりよい職場づくりの土台だ」と憲法と労働者の関係を話し、「労働者一人ではとても弱い。そのため、労働組合があり、仲間とともに活動して労働条件を改善させることができる。労働組合活動は、自分の時間とお金を使う活動だ。納得がないと難しい。多くの人は労働組合すら知らないし、学校でも教えてくれない。労働組合を知るたくさんのきっかけをつくろう」と呼びかけました。
参加者からは、「違う職種の人の話が聞けて良かった」「新入社員に組合加入を呼びかける参考になった」と感想や、「経験年数の長い人の方が労働条件に対する問題意識が高い」という意見もありました。
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と き:2017年9月23日(土)~24日(日)
ところ:全労連会館
概 要
全労連青年部は第30回定期大会を開催し、2日間で傍聴を含め44人が参加しました。大会では、憲法・平和、組織拡大、労働法制の取り組みを中心に、青年自らの職場での活動が語られました。
開会あいさつを行った郡司副部長は、「安倍政権は臨時国会を開くことをせず、解散に踏み切るつもりだ。森友・加計疑惑の追及を逃れるためであることが見え透いている。様々な人が安倍首相の解散を無責任であると批判しているが、いま私たちがすべきとは何かをしっかり考えて選挙に臨んでいこう。そして、今年の運動の成果は核兵器禁止条約が国連で採択されたことだ。わたし自身、諦めずに粘り強く運動することの大切さを実感した。諦めずに声を上げ続けていこう」と述べました。
今回、来賓として全労連幹事・布施恵輔さんと民青同盟・宅田葉月さんの2名が出席しました。布施さんは、「アジア諸国をはじめ世界各地で青年の活動が政治を動かしている。全労連青年部に結集している青年たちにこそ社会を変えるための希望がある」と伝えました。宅田さんは、「安倍政権は憲法を踏みにじり、青年の声には一切耳を傾けていない。いま青年の活躍が野党共闘を後押し、青年の声が社会を変えている只中にある。総選挙で私たちの思いを表そう」と来る総選挙での青年の活躍を呼びかけました。
議案提案を八重田副部長が行い、「非正規雇用の増加に加え、低賃金、長時間・過密労働によって青年の明るい未来が奪われている。今の働き方に疑問や悩みを抱いても自己責任論に押しつぶされてしまう。まだまだ労働組合の存在や価値は知られていない。青年労働者にこそ労働組合が必要だ」とし学習やつながりを活かして組織拡大・強化を実現することを提案しました。
その後、8グループに分かれて分散討論を行いました。どのグループでも青年労働者の切実な実態が語られました。「忙しい中で組合活動もしないといけない。会議に参加するだけでも青年にとっては闘い」「職場に自分一人しか組合員がおらず、日常活動すら満足にできない」など仕事と組合活動を両立させることの難しさが主に語られました。
2日目の全体討論では、県労会議青年部の内田部長が発言しました。今年度は会議参加率の向上を目指して活動し、会議に参加できていない青年とは面談を行っていることを報告しました。今後の課題として、「上部団体の提起する活動を優先するのではなく、メンバーの抱える課題をあぶりだすことが大切。この間の議論の中で、多くの青年が後任問題で悩んでいることが分かった。組織本体が後任問題をどう考え、フォローするのかが重要ではないか」と問題提起しました。
すべての議案は満場一致で採択され、最後は団結ガンバローで閉会となりました。
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と き:2017年1月15日(日)14:00~
ところ:オルガビル
概 要
岡山県労働組合会議・青年部は第6回目となる定期大会を開催しました。役員を含め13人が参加し、すべての議案を満場一致で採択しました。
開会に先立って、谷口朋美さん(岡山県平和委員会・事務局長)を講師に招き学習会を行いました。「平和運動とわたし」というテーマで谷口さんが平和運動に携わるきっかけを話してもらいました。
谷口さんは、「今でこそ基地撤去、核兵器廃絶、安保破棄などの平和運動を一生懸命にしているが、初めのうちはそんなことには全く興味がなかった」とし、「『ミスター味っ子』というアニメを見て調理師になりたいと思うようになった。いつか自分のお店を持ちたいと思いながらも、岡山医療生活協同組合に調理師として就職した。家から近いという理由で、医療生協が何かも知らずに働いていた。1996年の7月、初めて平和行進に参加した。自分から出たいと言ったわけではなく、職場から行かされたため、まったく意味がわからなかった」とこれまでの歩みを振り返りました。
谷口さんに転機が訪れたのは1999年。岡山労働学校「社会と生き方を考える」教室に通い始めたときです。谷口さんはその時のことを、「同期の看護師さんに一緒に行かないとたまたま誘われた。ここで、ものの見方、考え方を学んだのだが、なぜか労働学校の運営員を任されることになった。それ以降、色々なものに誘われるようになり、2003年の3・1ビキニデー集会に参加した際に平和委員会に入会。この時点ではまだ活動はしておらず、平和新聞もロッカーに山積み状態だった」と若干恥ずかしそうに話し、「2005年に岡山で開催されたピースエッグに参加して以降、私は平和活動に積極的になった。3日間平和のことだけを考える企画で、最終日には参加者の顔立ちが違っていた。それぞれが信頼関係を作り成長を実感できる場だったと思う。こんな場を岡山でもつくりたいと思い、岡山県平和委員会で働き始めた」と出会いの中で成長できたことを語りました。
谷口さんは、「平和運動は一人では続かない。緩やかであってよく、基本点で一致できる仲間が必要だ。手が届く範囲での平和運動が大切で、仲間同士の連帯と運動が見えるようにすることが大切だと思っている。実際には、運動の成果はほとんど見えない。参加者が少なくてしんどい思いや不安を感じることもある。それでも、相談でき、励ましてくれる仲間がいれば違ってくる」と参加者に訴えました。
学習会終了後定期大会に移りました。全労連青年部から香月常任委員が来賓として出席されあいさつしました。香月さんは、「佐賀県労連青年部初めて行ったのはバレンタインのチョコづくり。最近の若者の傾向として、労働組合が何かがわかっていない人は多い。だからこそ、青年のしたいことをとりいれながら楽しく組織拡大をしていきたい。また、九州ブロックでは福岡に青年部があり、今年中には熊本にも青年部ができる予定。岡山は6回も大会をしている。負けないように私たちも奮闘していく」と述べました。
そして、内田部長が2016年度総括・2017年度活動方針を提案し、「2016年度は労働組合の意義・目的・役割を学び、可能性に確信をもって行動することと、仕事を越えた青年の交流を活性化することを目指して活動してきた。ほぼ毎月にわたって青年部会議や事前の三役会議を開催し、方針に沿った議論を行うことができた。一方、県労青年部が企画した学習会は次なる活動への結集には繋がっていない。その点は今後の課題だ」とし、2017年度方針について、「青年部役員自身が県労青年部や各労組青年部に参加することが難しくなっている。そのことは県労青年部の活動はもとより各青年部との連携に支障をきたす一因となっている。個々の事情に寄り添った対応を行い、県労青年部だけでなく産別労組青年部の活性化を図っていく」と提案しました。
提案された議案は満場一致で採択され、定期大会は終了しました。
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