カテゴリ 平和
とき:2011年2月9日(水)12時15分~45分
ところ:天満屋アリスの広場
概要:
憲法改悪反対岡山県共同センターは1月9日、定例宣伝を天満屋アリスの広場前で行い14名が参加しました。風緩む季節になり、署名をしてくれる人も増えたように思います。
寒さも緩みゆったりと署名ができました
県労会議の伊原事務局長はセンターを代表して訴えを行いました。「菅首相は防衛大綱の見直しで動的防衛力の強化を打ち出した。中国や北朝鮮の脅威を煽って、南西諸島への自衛隊を配備するなど、軍事予算を増やしている。国民生活が大変な時に、消費税増税やTPPなど生活を脅かす話はあるが、他国との戦争の火種になる話ばかりで、平和憲法を発信する国として、私達国民が声を上げましょう」と訴えました。署名をしていると、「みんな平和を願っている」「署名は北朝鮮のことがあるから考えている」という声も聞かれ、署名を躊躇する人もいましたが、25筆を集約できました。
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とき:2011年1月22日(土)12時15分~45分
ところ:岡山駅ビックカメラ前
概要:
安保破棄諸要求貫徹岡山県実行委員会は1月22日(土)、昼時の岡山駅前で定例の安保宣伝・署名行動を行いました。冷たい風が身にしみる中で、6人が参加して21筆の署名を集めることができました。昨年は沖縄普天間基地即時撤去を求める署名活動を行い、最終的に12,706筆を集約しました。今年からは、中央安保が提起する「思いやり予算」削減・廃棄を求める請願署名に取り組むことになりました。
「思いやり予算」は1978年以来33年間払い続けてその合計額は6兆円を超えます。その増額を求めるアメリカの要請に応えて菅政権は、「特別枠」で現状を維持して「思いやり予算」に関する特別協定を3年から5年に延長して、5年間に毎年1900億円を固定化しようとしています。思いやり予算の現協定は2011年3月に期限切れとなります。
「国民生活が大変な時に、これ以上アメリカ軍のための思いやり予算など認めるわけにはいきません」と訴えました。署名では年配の2人が近づいて来て、それぞれ署名に応じてくれました。沖縄の米軍基地をご存知ですか?と聞くと、「随分前に沖縄に行きました。フェンスが高いことを覚えています」と話してくれました。
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とき:2010年1月12日(水)12時15分~45分
ところ:天満屋アリスの広場前
概要:
憲法改悪反対岡山県共同センターは1月12日、2011年初の憲法署名・宣伝行動に取り組みました。正月気分もそろそろ抜け始めた表町商店街ですが、天満屋アリスの広場前の人通りは以外に多く、共同センターはのぼり旗も賑やかに16人が宣伝に参加しました。「衆議院の比例定数削減・参議院定数削減は社会的弱者や少数政党を切り捨てる暴挙です。民主党政権のやり方は民主主義に反しています」「憲法は武力による紛争の解決を禁じています。菅政権は自公政権の時にもできなかった自衛隊の海外派兵を強行しようと、動的自衛力構想を打ち出しました。北朝鮮の問題も話し合いで解決すべきです」とチラシの内容を説明しながら署名をお願いしました。
憲法9条を守る宣伝ですと言うと、署名に応じていただけました
この日は、風が強く訴える声も震えるほどで、チラシの受け取りは芳(かんば)しくありませんでしたが、「私たちは憲法9条を守ろうと訴えています」と話すと、60代くらいの女性が署名に応じてくれました。憲法25条が保障する生存権でも「世間ではタイガーマスクを名乗る人達が恵まれない子供達の施設にランドセルをプレゼントして話題になっています。いい話です。
やはり年配の方の「戦争反対の声」は力強いです
しかし、タイガーマスクの本名である伊達直人と同じ名前の菅直人首相は国民に消費税増税をプレゼントしようとしています。憲法に照らして、国民の生存権を脅かすプレゼントはいらないと、ご一緒に声を上げましょう」と訴えました。30分の宣伝時間でしたが23筆の署名が集まりました。(憲法改悪反対岡山県共同センター事務局長・伊原潔)
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とき:2010年12月25日12時15分~12時40分
ところ:岡山駅カメラ前
概要:
安保破棄諸要求実現岡山県実行委員会は12月25日(土)に定例の宣伝を行いました。耳がちぎれそうな寒さと激しい風に中で、横断幕の掲示をあきらめ、のぼり旗が倒れないように足で支えながらの宣伝となりました。宣伝では「日本の米軍への思いやり予算は世界に類のないもので、アメリカ軍に使っている軍事費は協定国の中で1番の支出となっている。日本経済が大変な時に、軍事予算を増やすべきではないことや3600億円にもなる思いやり予算をなくすことが重要」と訴えました。
危険な安保条約の実態を話す中尾さん(平和委員会)
寒い中、宣伝に駆けつけた仲間9名と共に「思いやり予算をなくそう」と訴えるチラシ200枚を配布しました。さすがに寒くてポケットから手を出してくれる人は少なく、いつものような反応を感じることはできませんでした。
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とき:2010年12月18日14時~16時
ところ:岡山県総合福祉会館大ホール
概要:
岡山市職労などがすすめる「私たちのまち・岡山を考える 市民のつどい実行委員会」は、12月18日、岡山県総合福祉会館でジャーナリストの堤未果さんを迎えて、「希望をみすえ、貧困と格差社会を考える」と題する講演会を開きました。講演会には250人が参加しました。参加者はアメリカで起きていることは日本の5年後の社会であり非常に危険なものだ、とする堤さんのショッキングな話に釘づけになりました。
映像を使って、身近な話題から話は始りました。右側が堤未果さん
堤さんは10年前まで日本証券会社の社員であり、2001年9月12日にニューヨークで起きた同時多発テロ事件の時に、隣のビルに勤務されており、その時に受けた悲惨な体験がジャーナリストになったことが契機となったとして、以後、アメリカ社会をルポする毎日が始まったと言います。アメリカ社会は報道こそされてないが、ニュ-ヨーク街は空き家が多く、6割の人しか定職がない。失業すると再就職に18ヵ月も掛ることや女性は13.9%、若者は26%の失業率になっている、と話しました。何が原因なのか?なぜ貧しくなったのか?リーマンショック以降と言われるが、実施にはそれ以前から進んでいた。ある時から格差の中身はガラッと変わった。格差は人種格差という形から経済格差へと変化していった。中間層がどんどん落ち始めた。2極化が激しくなったと言います。
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2010年12月9日(木)12時15分~45分
ところ:岡山駅ビックカメラ前
概要:
12月9日、憲法改悪反対岡山県共同センターは岡山駅ビックカメラ前で宣伝・署名行動を行いました。定例では天満屋アリスの広場前行う宣伝ですが、当日の時間帯が他団体とかぶったため駅前宣伝に切り替えたものです。ところがこれがヒットして、当日は20人が参加するなどして大規模な宣伝行動となりました。
世代を問わず、署名に応じてくれました。
風が強く、横断幕は掛けられませんでしたが、桃太郎旗を立てかけ、「民主党が狙っている武器輸出3原則の見直しは、専守防衛を基本としたこれまでの政府の考え方を変えるものであり、防衛産業の要求に沿ったものだ」と批判しました。日本はすでにソマリア沖の海賊退治として自衛隊を派遣しており、隣国のジプチ共和国に自衛隊の基地建設を7月からはじめています。基地ができれば戦後初めての国外軍事施設ともなりかねません。
北朝鮮と韓国の砲撃戦は戦争への危機感を高めています
北朝鮮と韓国の砲撃戦を契機とした戦争への危機感は、対岸の火事ではなく日本にも当てはまるとして、武力に依らない平和外交を訴えました。米国と一体となった軍事演習が展開されていることを紹介し、憲法を守って平和で安心して暮らせる日本をつくろうと訴えました。この日の宣伝では35筆の署名を集めることができました。
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とき:2010年12月3日~5日
ところ:長崎県佐世保市内
概要:
日本平和大会が12月3日~5日、長崎県佐世保市で開かれました。全国から1200人が参加して各地で取り組まれている米軍再編強化に反対する闘いや、沖縄の普天間基地返還・辺野古移設に反対して連帯する運動を交流されました。岡山県からは平和委員会の大西会長をはじめ、実行委員会から17名(昨年同数)が参加しました。
主催者を代表してあいさつする全労連大黒議長
大会では、海外代表として原水禁大会や平和大会で何度も来日されているイ・ジュンキュさん(韓国)やコラソン・ファブロスさん(フィリピン)など4名が来賓として挨拶を行いました。韓国代表は北朝鮮の砲撃事件に対する李明博大統領の対抗手段は北朝鮮と韓国との緊張を高めているが、韓国国民は平和的解決を願っていると話しました。フィリピン代表からは米軍施設を撤去した運動など貴重な経験が紹介されるなど、日本の平和運動を励ます連帯の言葉を聞くことができました。地元の佐世保実行委員会は合唱やダンスなど文化行事満載の歓迎でした。基地調査のガイド役での奮闘をはじめ、高校生の合唱団や市民団体のよさこいダンスなどが会場を盛り上げ、大会成功のために幅広く文化団体が組織され、日頃の活動のスタイルや大会成功のために苦労された様子を知ることができました。沖縄県知事選挙で大奮闘したイハ洋一さんや宜野湾市の新市長となった安里さんからのビデオメッセージが届き、大きく映し出されたスクリーンを通じて、選挙支援へのお礼と闘いの決意が述べられると会場は大きな連帯の拍手に包まれました。
ビデオメッセージで知事選挙支援の感謝を述べるイハ洋一さん
地元高校生の合唱
躍動的なよさこいダンスの歓迎
大会前の基地調査で船上から撮影してイージス艦(調査船と並走)
弓張展望所から見る佐世保軍港
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とき:12月4日
概要:
12月4日、女優 大原ますみさんを迎えて、朗読劇『夏の会と共に歩む会・おかやま』のつどいが開催されました。
朗読劇「この子たちの夏」は2007年秋、演劇制作体「地人会」の解散に伴い、1985年から23年間767回の全国を巡る公演活動が中止されました。この公演に出演してきた18人の女優が集まり2008年3月、新しく「夏の会」を立ち上げ、女優たちによる朗読「夏の雲は忘れない」1945・ヒロシマ ナガサキの公演活動をスタートしました。
突然肉親を奪われた怒りや悲しみ、親子の絆、愛の深さを多くの若い人たちが自分のこととして考えていただきたく、小さな灯ですが点火いたしました。
この18人の女優の皆さんの活動に共感し支援し、共に歩んでいこうと2008年10月18日に岡山で会を結成しました。そして昨年の7月12日に岡山公演を700名の皆さんの参加をいただき大成功でした。2010年の7月には倉敷で公演がありました。
大原せつこさんの朗読
12月4日に開催したつどいではこの間の取り組みを報告すると共に、大原さんの朗読、代表者の住宅さんの「ちくわ笛」で明るく楽しいつどいになりました。
「夏の雲は忘れない」1945・ヒロシマ ナガサキは主催者と実行委員、そして女優たちの共同作業で成立する公演です。2011年7月に岡山公演を予定しています。多くの皆さんの参加を今からお待ちしています。
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とき:2010年11月16日(火)18時30分~20時30分
ところ:山陽新聞社「さん太ホール」
講演者:浅井基文さん(広島市立大学平和研究所長)
テーマ:核密約はなぜ廃棄できないのか?
概要:
安保破棄実行委員会を代表してあいさつする中尾さん
11月16日、「安保条約をもっと知ろう、学習会」が開かれ75名が参加しました。広島市立大学広島平和研究所所長の浅井基文さんが講演を行い、「核密約はなぜ廃棄できないのか?」をテーマに、80分間に及ぶ安保条約と核密約の関係にある洞察力溢れた見解が述べられました。浅井さんは事前に課題を与えられているとして、事前に核密約に関して事前に事務局が投げかけた疑問点などを紹介して、その疑問を解きほぐすように詳しくお話しされました。
講演をする浅井基文さん
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とき:2010年11月3日(水・祝)13時30分~
ところ:岡山県総合福祉会館
講師:有馬理恵さん(演劇家、劇作家)
概要:事務局長の感想的まとめ
11月3日、憲法公布記念の集いが県総合福祉会館で開かれ、約200人が参加しました。つどいでは、俳優座所属の演劇家であり、日本平和委員会代表理事でもある有馬理恵さんを招き、「差別と戦争をなくすために」と題してお話を聞きました。実行委員会は岡山大学職組の歌声に続き有馬さんの講演と続きましたが、参加者は演劇家が平和や憲法問題をどのように語るのかに興味を持っている人が多くいました。有馬さんの話が始まると、さすがに女優らしくその語り口は明瞭で、聞き取り易いことが分かりました。しかも自らの体験に基づいた平和と人権へのほとばしるような情熱が伝わり、差別・偏見への奥深い怒りにも引き込まれました。
講演する有馬理恵さん
有馬さんは部落差別の象徴のような生い立ちで、自身の母方の家の敷居もまたげない悲しい体験があり、高校生の時に観劇した「釈迦内柩唄・水上勉作」で、その内容が自分の境遇と重なり合い、強い衝撃を受け号泣して気絶したことが紹介されました。有馬さんの人生と運動への情熱の根源に触れる思いでした。釈迦内柩唄の20分バージョン(実際は100分)がその場で演じられ、講演の迫力はいっきに爆発しました。地方公演のエピソードでは右翼の人たちとの交流や部落解放同盟の幹部が有馬さんの幼いころの近所のおじちゃんだったとかで、数々の困難?を度胸で乗り切ってきた逸話に感動したり、笑ったりで前半の話に聞き入りました。後半は彼女が結婚したというお話でした。有馬さんは6年前に有馬総一郎さん(04年イラク日本人人質事件で有名な写真家)と結婚したそうです。この事件で有馬さんは再び、ご主人への世間の偏見と中傷に3年間悩まされたと言います。「世間には暇な人がいるな」と思うと同時に、政府の自己責任の宣伝と同時に、政府自らが危険でない地域と言っておきながら、記者会見では「危険な地域に入った日本人」というレッテルを張る無責任さに驚いたと言います。おびただしい中傷と文書による嫌がらせを受けそうです。3回も引っ越しをしたそうです。子どもさんができお付き合いしている人たちからもイラク人質事件の話題になって時、正面から向き合えなかったと話しました。今では自分を見つめ直しはっきりと、「自分の夫は郡山総一郎だと逃げずに言おう」と決意していることや、こうした偏見を振りまき、誹謗中傷を誘って国の責任逃れをすることは許せないと、怒りをもって話されるのを聞くと「自分たちに何ができたのかな?」振り返ってしまう場面もありました。有馬さんは今、憲法ミュージカルに取り組んでいるそうです。有馬さんは日本軍にレイプされ慰安婦されたフィリピン女性の役柄に演じているそうです。この取材で体験したフィリピンの人たちの日本人の罪を問い詰めるようなまなざしに有馬さんは戸惑いを覚えたと言います。久々に生の体験に立脚した力強い話を聞いて感動した人も多くいたと思われます。これ程、平和と人権への強いメッセージを受け取った経験は少ないでしよう。今年の11.3集会は転機が来たと思える企画でした。
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