岡山県労働組合会議

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3.1核兵器禁止ビキニデー集会

と き:2018年2月28日~3月1日

ところ:静岡県静岡市・焼津市

「核兵器禁止条約を力に、核兵器のない世界、非核平和の日本の実現を」をスローガンに、

2月28日~3月1日まで3・1ビキニデー日本原水協全国集会・全体集会が開かれました。

初日の全体集会では850人が東静岡駅前のグランシップホールに結集しました。

岡山県からは11名が参加。主催者あいさつ、基調報告、来賓のあいさつ、特別報告に聞き入りました。全労連の小田川義和議長は「ヒバクシャ国際署名と安倍9条改憲NOの署名を広げて、禁止条約に参加する政府に変えよう」と主催者あいさつ。日本原水協の安井正和事務局長は「禁止条約が国際社会に変化をつくりだした。被爆国として役割を発揮しよう」と基調報告を行いました。来賓のあいさつでは和田征子事務局次長が「禁止条約で世界の思いドアが開いた」と述べ、日本共産党の紙智子参議院議員は「市民が世界を動かしている。禁止条約の批准を日本政府に署名の力で迫る闘いを広げよう」と決意を語りました。

特別報告ではオール沖縄現地闘争本部から安次冨造さん、市民連合静岡の芳賀直哉が訴えを行いました。

2日目は焼津駅前から墓参行進が出発。焼津市市民文化ホールに1800人が参加して閉会集会が開かれました。野口邦和さんが主催者報告を行い、「日本政府の怠慢でビキニ被災事件の全容解明に64年の今日でも課題を残している。政府はわずかな見舞金でアメリカの核実験を容認。調査は第5福竜丸だけで終わらせたがすべての被災者の援護と補償をすべき。そのためにも速やかに禁止条約の発効を実現させなければならない」と述べました。

中野弘道焼津市長は来賓のあいさつの中で「核兵器のない世界は共通の願い。北朝鮮の核実験は絶対に容認できない。平和首長会議、非核宣言自治体として世界平和の実現に向けて取り組む」と決意を述べました。

第5福竜丸元乗組員の池田正穂さん、大石又七さん、高知県の被災船員でビキニ国賠訴訟原告の増本和馬さんが隠され続けたマグロ漁船の実相を語りました。マーシャル諸島のブルック・タカラさんは水爆実験で被災・被爆した被害をと支援を訴えました。

大石さんは車いすに乗って登壇し、「たくさんの犠牲の上につくられた平和憲法を変えることなど許されない」と訴えました。

文化行事としての「津軽三味線」、海外代表とのトークセッション、被爆者国際署名を各県の報告など盛りだくさんの閉会集会でした。

岡山の代表団は終始行動を共にして交流しました。集会や墓参行進を通じて、若い参加者からはビキニデー参加は初めてだがこれからも平和運動に関わりたい」との声も聞かれるなど、「夏の大会に向けて一緒に頑張ろう」と話し合いました。

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