1.5金曜イレブンアクション
0 Comments | Posted by kiyoshi in 金曜イレブンアクション |
と き:2018年1月5日(金)12時15分~
ところ:中国電力岡山支社周辺
1月5日(金)、金曜イレブンアクション。新春の抗議行動に20人が参加しました。
年が明けて263回目の行動ですが、参加者それぞれに新年のご挨拶から初めて早速、デモ行進で訴えました。今回は昨年のサンタさんに続きパンダさんが大活躍。怒りの声を上げました。
柏崎刈羽原発が規制委員会による「適合」との認定を受けたのが12月27日でした。これで7施設14基の原発が再稼働、またはその準備に入ります。地元の合意という点で新潟県は知事が容認していません。当たり前ですが福島第1原発事故の検証さえできていない中で再稼働などもってのほかです。
昨年のことですが、高レベル放射性廃棄物の最終処分場について、説明会に謝礼が学生に約束され動員されていた問題で、説明会を主催した原子力発電環境整備機構(NUMO)が調査したチームは、NUMOの職員が東京電力の社員らにも参加を呼び掛けていたと発表しました。これを受けてNUMOは全国説明会を中止するとしています。「委託先に事業を丸投げしていた」というのですから呆れます。東電もこの説明会に関わっていたことも間違いないと思います。
お金儲けの再稼働のためにはルール違反や社会の規範も守れない大手会社のやり方は、神戸製鋼や日産・スバル・三菱の自動車産業、三菱マテリアル、東レ、そしてJR西日本のやっていることと同じです。それでなくとも東電は国にしがみ付き、補助金をもらいながら被災者への支援を放棄する社会的な道義もない会社です。情けない。
こうした会社は儲けが一番であり、市民の生活や命は二の次になっています。再稼働などもってのほかですが、替え歌で「抗議の歌声」を響き渡らせました。東芝がアメリカの原発事業から撤退することになりましたが、腐りきった会社の成れの果てです。そこで働いていた労働者には何の責任もないことですが、会社の不祥事で被害をこうむるのは労働者という社会の構図は変わらないのか?と思うと情けなく思います。東電のような会社がいつまでも事業を続け、新潟の原発が再稼働に向けて動き出すことに心の底から怒りが湧いてきました。