日付 2017年1月31日
とき:2017年1月31日(火)10時~
ところ:久米南町・美咲町
県内キャラバン13日目の訪問となった久米南町と美咲町です。これで24自治体を回ったことになります。あと岡山県を除いて3自治体です。
○久米南町
非正規の賃金について、4月から上げるようにしている。事務職の賃金は基本的に正規職員の初任給に合わせているが、人は変わらないので賃金は経験年数に応じて上がっている。
保育や給食でも人はなかなか来ない。そのために賃金は上げている。保育園は3園あり、担任を持ってくれる職員が少ない中で、その手当を付けている。非正規も正規になりたがらないというのは事実だが、29歳までの採用にしている。認定保育園への移行は考えていない。
公契約について、指名入札制度でやっている。業者は土木が8、建築が3、電気が3くらいで、ランクはc・dだ。総合評価なども考えていない。
○美咲町
一般職の事務は正規職に沿っているが、5年勤めれば4号俸上げている。保育園は4園あるが、確保は難しく賃金を上げたいと考えている。しかし、多職種との整合性もあるのでさらなる引き上げについて検討中。
公契約については1昨年に総合評価の算定率を20%にしたが、実施できていない。自治内の業者は約53業者。最近は業者のレベルも上がり、予定価格にほぼ並ぶようになった。自治体の方が計算間違いで不調になったケースもある。やる気のない業者は入札価格を見ればすぐにわかる。最低制限価格も上げており、85~90%。
鳥取県の2次下請けまでを認める契約指針や国が昨年12月9日に成立させた建設工事従事者確保法などについてお話しました。
国の流れとして大手中心の通達が増えているのではないか?と意見を求めましたがお返事は避けられました。ただ、建設工事従事者確保法については困った様子を伺いました。
技術者の流出はあまり感じてない。
0 Comments | Posted by kiyoshi in 公契約キャラバン, 活動日誌