月別 2016年12月
と き:2016年12月2日(金)12:15~
ところ:中国電力岡山支社周辺
概 要
原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山は恒例の原発再稼働抗議デモを行いました。新京橋付近は映画撮影のため公共交通機関も含めて交通規制がされておりいつもより込み合っていました。また、撮影現場を一目見ようと駆けつけた若者が多数見受けられました。
本日の行動には24人が参加し、原発推進に抗議し、補償の打ち切りなど福島県民切捨ては許さないと声を上げました。 政府は廃炉を検討中の高速増殖原型炉「もんじゅ」に代わる「高速実証炉」の開発方針を示しました。フランスなど海外との協力や、もんじゅなどの国内施設を活用し、今後10年程度で基本的設計を固めるとの方針です。しかし、もんじゅには1兆円超もの費用が費やされており、成果などの検証は何らされていません。
もんじゅを廃炉にした場合、核燃サイクルのためのプルトニウム、使用済み核燃料はただのゴミとしてそのまま残ることになります。国内の貯蔵施設は限界で、海外に保存先を求めていますが、核のゴミをおいそれと引き受けてくれるような国はありません。結局、核のゴミの処理方法がないため、核燃サイクルを続けるしかないという悪循環に陥っているのが日本です。しかも、原発を稼働し続ければ核のゴミは増える一方です。
一刻でも早く原発を止め、小出氏の指摘の通り福島に最終処分場をつくるなど対策を講じていかなければ、日本は滅んでしまいます。
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と き:2016年11月30日(水)12:15~
ところ:岡山駅西口さんすて前
概 要
原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山は福島切捨て政治を止めさせ、国と東京電力の責任で被災者者への賠償を求める署名宣伝を行いました。急な呼びかけということもあり、参加者は4人と少なめでしたが、12筆の署名を集めました。
マイクで訴えたのは県労会議の伊原事務局長で、「福島原発事故から5年が経過。未だに8万人を超える人が避難生活を余儀なくされている。それでも安倍政権は原発事故などなかったかのように、原発再稼働を進めている。同時進行的に避難指示解除や自主避難者に対する住宅無償提供の打ち切り、営業損害賠償の打ち切りなど安倍政権によって福島県民切捨て政策が進められている。そんな勝手を許すわけにはいかない」と怒りを表しました。
避難生活が5年も続けばそれは日常です。避難者も新しい地での再スタートを始めています。そんな中、福島県から横浜市に自主避難した中学1年の男子生徒が、転入先の市立小学校でいじめを受け不登になるという事態が発生しました。
男子生徒は、賠償金をもらっているだろうなどと言い掛かりをつけられ金銭を要求されたり、暴行を受けた経緯を手記で明かしました。また、事件発覚後、男子生徒は原発事故を「ネタ」にしたいじめに傷ついた心情や抵抗できなかったことへの悔しさを表明しています。
こうした事態は子どもの間に限ったことではありません。大人の間にも福島からの避難者に対して、「補償金をもらって贅沢な暮らしをしている」という偏見と差別が見受けられます。
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