日付 2016年3月17日
と き:2016年3月17日(木)12:15~
ところ:岡山駅西口さんすて前
概 要
岡山県春闘共闘委員会は昨日の回答指定日を受け、17日を統一行動日と位置づけて宣伝行動を行いました。行動には19人が参加し、チラシ400枚を配布しました。
戦争法廃止や賃上げをはじめ春闘での要求実現に向け連日奮闘しています。昨年4月からの消費税増税や物価の高騰で、私たち労働者・国民の生活は苦しくなる一方です。実質賃金は低下し続けており、この20年で平均年収は50万円も減りました。安倍首相は企業が儲かれば賃金が上がり景気も良くなるといい続けていますが、そんなことはありません。
景気を回復させる、いちばんの特効薬は、働く者の賃金を上げて国民の消費を増やし、国内、地域でお金を回すことです。物価上昇を上回る大幅な賃金引上げと雇用の安定、社会保障の充実で労働者・国民の暮らしにゆとりを取り戻し、地域経済を活性化させることが必要です。
マイクを握ったのは県労会議・伊原事務局長で、「安倍首相は一億総活躍社会を提唱し経済を最優先した政策を実施しようとしている。しかし、労働者派遣法の規制緩和、消費税増税、社会保障の削減など労働者・国民のためになるようなことは行われていない。テレビでも報道されたが『保育園落ちた。日本死ね!』という言葉は本当に切実だ。ここに安倍政権の矛盾が現れている」とし、「安倍政権はアメリカと一体になって戦争するための国づくりを進めている。軍事費のために福祉予算は削減され、労働者には負担ばかりが押し付けられている。さらには、大企業の内部留保はついに300兆円を越えた。お金は使うことで経済に好循環が生まれる。お金を貯めるのではなく使い、いざという時は社会保障によって生活が守られる。そのような社会にしていくべきではないか」と訴えました。
本日の宣伝は看護署名を集めました。集まった署名は43筆で、看護師の増員は医療現場の労働改善はもとより、医療向上のためにも必要であることをアピールしました。
全国の職場で「誰でも月額2万円以上、時間額150円以上の賃上げ」を求め、なんとしても大幅な賃上げをかちとるために行動を展開しています。
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と き:2016年3月17日(木)8:00~
ところ:NTT岡山支社
概 要
通信労組はNTTグループ各社の賃金回答が平均1600円、1日50円程度の低額回答であったこと、非正規社員についてはゼロ回答であったことを受けてストライキを決行しました。
NTTの2015年3月期連結決算は増収増益決算となっています。営業収益は11兆953億円で5期連続の増収となり、内部留保は9兆5128億円に達しています。株主への年間配当を110円とする一方で、2年連続して非正規雇用労働者への「賃上げゼロ」回答、ベースアップではなく評価格差拡大という賃金改善にとどまり、生活改善は極めて不十分です。 内部留保の内3.66%を還元することで、月額28,000円、時間賃金250円以上、特別手当の増額を実現することができます。NTTの回答は承服できるものではありません。
本日のストライキには12人が応援に駆けつけました。県労会議を代表して三上議長があいさつを行い、「民間賃金の引き上げは公務労働者の賃金の引上げにも大きく影響する。賃金の引上げがなければ生活改善はおろか、地域経済の回復もあり得ない。NTTは謂わずと知れた大企業だ。社会的責任を果たすことを今後も追及していこう」と話しました。
その後、ストライキ宣言が読み上げられ参加者の拍手で承認されました。
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