日付 2014年7月18日
と き:2014年7月17日(木) 11時15分~12時 岡山県
14時~ 岡山労働局
ところ:岡山県庁、岡山労働局
概 要
建交労事業団部会は7月17日(木)キャラバン行動で岡山県入りをして、中国ブロックとして岡山県(8項目)と労働局(4項目)に、高齢者の雇用促進やシルバー人材センターの運営の仕方などについて要請行動を行いました。
県労会議からは伊原事務局長と藤田事務局長が参加。建交労中国ブロックは山田事務局長(広島)をはじめ9人が参加しました。
岡山県では黒ずみ労働政策課長をはじめ担当課から7人が出席。要請は①緊急雇用対策、②シルバー人材センターの活用、③地域支援事業、④公契約条例についてなど8項目を要請し、雇用対策について集中的な意見交換を行いました。
要請時間は45分、何と自己紹介と県の回答を受けているとすでに30分が経過。肝心の意見交換時間はわずか15分となりました。要請団は残り時間で、県の事業としての高齢者雇用がシルバー人材センターに偏っていることを示して、「厚生労働省の見解を認識しているのか」と聞きました。つまり、建交労事業団部会の事業を高齢者事業団として認めていることを承知しているのか?との質問に、県側は「知らない」という態度で国が言ってこない限り分からない、というのです。
加えて、県から聞くことはしない、というのですから驚きです。すでに中国地方では下関市、尾道市、三原市で認定の具体化が進んでいます。
岡山労働局への要請では、シルバー人材センターの問題や高齢者事業団の認定はすでに承知しており、認識に間違いはない、ということでした。しかし、入札や事業予算の関係で効率的な運用が必要とされている、などの曖昧な見解も同時に示していることに疑問を感じました。そこで要請団はシルバー人材センターが最賃を下回っているなどの法令違反をしていることを承知しているのか?との質問に対して、その有無や件数などは「お知らせできない」としました。しかし、事実に基づいたやりとりの中で「指導はしている。しかし、総会までは改善されず、最賃を下回っている」と実情を説明しました。それはこちらの認識と同じでした。岡山では703円ではなく700円で働かされています。
これは監督行政とは言えないもので、監督署には警察と同じくらいの権限があり、本来取り締まりの対象になるはずです。それをしない労働局。県も高齢者事業団として建交労事業部会を認めようとしない姿勢は、あまりにも醜く、そこまでする理由は何か?と追求したくなるほどです。権限をもつ組織のからくりの中に、どんな意識や命令、利権がからんでいるのか?さらに追求したくなりました。
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と き:2014年7月16日(水)12:00~
ところ:備前市寒河~備前市役所
概 要
兵庫労連津川議長
今年は沿道募金も3割増しで大奮闘した。福井地裁で素晴らしい判決が出た。命と生活ほど尊いものはない。人格権、それは人間の尊厳を守ることほど大事なことはないとするもの。考えてみれば平和行進ほどこの判決にふさわしいものはない。世界大会に向けて核兵器をなくそうという世論を盛り上げましょう。
岡山河重代表
今年は原爆が落ちて69年目の夏となる。私は原爆投下後7ヵ月後の広島に住んだ。その時の思い出は忘れない。悪魔の兵器核兵器をなくしたい。193カ国の国連加盟国の中で、171カ国が核兵器廃絶の加速化に賛成している。しかし、核兵器は17000発存在。人類を脅かしている。草の根の運動で核兵器廃絶の署名を国連に積み上げましょう。
全国通し行進者は竹田さん、海外代表のニーニョさん、田中さん、五十嵐さんです。
大阪市堺市教職員組合 田中薫さんから
竹田昭彦(74歳・平和遺族会)は14回目の全国通し行進を経験、五十嵐成臣さんは東京在住(JMIU)6回目の全国通し行進。
社会科の教師だったが退職してもう一度平和について考えるために平和行進に参加した。
ニーニョさん
今日は、ミンダナオ島から来ました。兵庫県の皆さんありがとうございます。皆さんに心から連帯を。皆さんの闘いは私たちの闘い。一緒に考えましょう。どんな困難にも打ち勝って前進しましょう
県内通し行進の志賀雅子さん
父は広島で被爆。肺がんで亡くなった。戦争が起こるなんて考えてなかったが、簡単に9条が踏みにじられた。福島では放射能の被害が起こるとは思ってなかった。戦争する国にしてはならない。1人でも多くの人に伝えたい。
行進者の声
◎平行進は初めて。切っ掛けは職場から無理やり送りだされた。でも、子どもの未来を考えると戦争は行けない。核の傘はアメリカに逆らえない(天上さん、小銭さん)
◎ニーニョさんの感想「大丈夫、大阪と兵庫をあるいて来たから」
◎平和行進は初めて。上司から教えてもらって「やりがいがあるから」と教えてもらった。
「楽しい」「来年も違うコースを歩きたい」(近藤)
◎2回目の行進。今日は大変だけど昨年より楽。原水禁大会は行けないがなるべく関わりたいと思っている。(額田さん)
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