岡山県労働組合会議

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日付 2013年11月8日

と き:2013年11月8日(金)12:15~

ところ:中国電力岡山支社

概 要

 原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山は秋晴れの下64回目となる中電前抗議行動を行いました。本日の行動には36人が参加し、「森のくまさん」の替え歌で、脱原発を訴えました。

 福島原発事故により避難している被災者について政府は、自宅への期間を諦めた人への支援策を検討することにしました。政府は希望する避難者全員の期間を原則にしていましたが、除染がなかなか進まず、避難が長期化しているため、他地域への移住を選ぶ選択肢も示し、移住先での住宅確保の支援が軸になるとしています。

 街頭からは「がんばって」と拍手を贈ってくれる人がいました。

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と き:2013年11月3日(日)13:30~

ところ:岡山総合福祉会館

概 要 

 岡山県内の労働組合、民主団体などで組織された「憲法のつどい岡山実行委員会」は、日本国憲法公布67周年を記念する集いを開催しました。生憎の雨でしたが、120人が参加しました。

 主催者を代表して挨拶した中富公一実行委員長は、「安倍政権は日本をとり戻すというが何からとり戻すのか。自民党の改憲草案を読むと国民の手からとり戻すとも読める。英語で訳すと『Japan is back.』となり、安倍政権は戦前の日本まで逆戻りするつもりでいる。今日の集会を通して、憲法ができた背景、憲法の精神を考え直してもらいたい」と述べました。

 続いて報告と訴えとして、原発事故により福島から岡山へ避難されてきた菅野久美子さんが壇上に上がりました。菅野さんは、「のどかで暮らしやすい故郷でずっと暮らしていくと思っていた。3.11直後の福島原発の事故により生活が一変した。翌日以降のテレビで原発が爆発したというニュースを見るまで、私の頭には原発の『げ』の字もなかった。そして、東京の友人から『非難するなら私のところに来てもらって構わない』といわれて初めて、県外の人から見たら自分たちは避難が必要な場所にいるのだと気が付いた」と述べ、「暮しを応援してくれるたくさんの人たちのおかげで今の生活がある。私たち親子は誰から恨んだり妬んだりすることなく感謝の気持ちを持って生きることができている。そして、一人でも多くの子どもたちが笑顔で未来を夢見ることができるように日本と世界が向かっていくことを願っている」と訴えました。

 記念講演を行ったのは、名古屋大学名誉教授・森英樹さんです。森さんはまず67年前の憲法公布当時の新聞を使い、「67年前の憲法公布式典は、天皇が『憲法を公布せしめる』という形になっている。また、憲法公布祝賀大会が行われた際には10万人が集まったと記録されている。当然憲法の誕生を喜び祝ったのだと思うと、君が代の唱和や天皇万歳が行われたとある。こういった雰囲気の中で日本国憲法が誕生したことを考えてもらいたい」と述べ、「本日は文化勲章が授与される日でもある。しかし、文化勲章はれっきとした勲章であり、天皇との距離で決まるものだ。この点を注意してみる必要がある。戦前の憲政の神と言われた尾崎行雅は『現在なお奴隷的教育を受けつつある国民が、憲法を運営するのは困難だろう』と述べ、国民の中に憲法が根付くのには1世紀近くかかることを指摘している。日本人は独立した頭にまだなっていない」としました。

 自民党の改憲草案について、「自民党は日本国憲法が近代憲法であることを止めようとしている。自民党は天皇を元首とし憲法よりもさらに上におこうとしている。つまり、明治憲法よりもさらに遡り専制君主制に逆戻りしようとしている。時代錯誤甚だしいことだ。そして、国民に対して憲法尊重義務を課し、近代憲法の理念である権力を縛る憲法の理念をなくそうとしている」と述べ、秘密保護法の上程や集団的自衛権など安倍政権の暴走を批判しました。歴史認識の問題では、「アメリカからも中国、韓国との関係が悪化し、アジア情勢が不安定になるとの懸念が表明されている」と話しました。

 まとめとして、「憲法のこころに立ち返り、第一次安倍政権の改憲を押し返した市民の力で今回も堂々と迎えうとう」と話しました。

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