日付 2013年5月15日
毎月の恒例となり、この時期に欠かせないのが最賃の引き上げを求める宣伝署名です。県労会議パート・臨時労組連絡会は5月15日、天満屋アリスの広場前で宣伝署名を行いました。
県労事務局長の伊原さんは、「そろそろ中央最賃審議会が開かれ、6月には中央最賃審議会による引き上げの目安額が出される。岡山労働局は毎年7月になると最賃引き上げの審議が始まるが、今の時期に皆さんの声を集めて、審議会に最賃額の引き上げを求める署名を集めたい。今年は生活保護費が削減され、これと連動する最賃額は厳しい局面を迎えている。私達は最低でも時間給で1000円を実現しようと運動しているが、岡山の最低賃金額は691円だ。これではまともな生活ができない。世界の国々では賃金が上がっているが、日本だけは賃金だけでなくGDPも上がっていない。円安効果で大企業の業績が伸びているが、中小企業や地方の経済はますます厳しくなっている。デフレ経済を立て直すためにも働く者の購買力を上げていく必要がある。その力となるのが最賃額の引き上げだ。力を貸して欲しい」と訴えました。
署名をしていると、グループで買い物をされている年配の女性たちが、宣伝を見て「ムリ無理、時給を1000円なんて絶対無理。そんなことをしたら会社が潰れてしまう」と話しているのを聞きました。正社員がどれだけの収入があるのか知らないのでしょうか?或いは計算したことがないのだと思います。もっと、もっと知らせてく必要がありそうです。市民の疑問に応える宣伝署名に心掛ける必要がありそうです。この日の宣伝には9人が参加して、7筆の署名を集めました。
0 Comments | Posted by kiyoshi in 県民運動, 賃金闘争, 雇用