日付 2011年9月9日
と き:2011年9月9日
ところ:天満屋アリスの広場前
概 要:
まだまだ残暑が厳しい中、憲法改悪反対岡山県共同センターは天満屋アリスの広場前で宣伝・署名行動を行いました。本日は12人が参加し、署名19筆を集めました。
県労会議の伊原事務局長がマイクを取り、「いま憲法9条を中心とし、憲法の改憲論が浮上しています。戦争の放棄を宣言し、平和を誓った憲法9条は日本が世界に誇るべき憲法です」と話し、「アメリカは米軍再編を行い、日米同盟を拡大・強化しようとしています。アメリカが引きおこす戦争に日本が参戦するために、自衛隊を戦争のできる軍隊に変えること。日本を戦争する国に帰ることが憲法9条を改憲することの目的です」と憲法改憲論の背景にはアメリカの軍事政策があることを示しました。また、伊原事務局長は、「憲法を改憲し、天皇を元首としようとする意見まで出ています。憲法9条の改憲と合わせ、まるで戦時中の日本に逆戻りをしようとしているかのようです。とても恐ろしいことだとは思いませんか。憲法を守り、平和な世界を築くための署名に協力お願いします」と道行く人に訴えました。
署名に協力してくれた人の中に岡山空襲の被害に合われた人がいました。戦争は2度と繰返してはいけないと署名に協力してくれました。
反対に、憲法9条は変えなければいけないという人もいました。理由を尋ねると、「中国と北朝鮮が侵略してきたときにはどうするのか」と言われました。しかし、そのような根拠はどこにもありません。現在、テレビなどマスコミを通じて、中国・北朝鮮に対して恐怖を煽るような報道がされています。いま必要なことは、テレビでの報道によって憲法改憲を判断するのではなく、冷静に世界を見つめることです。世界の流れは「国連憲章にもとづく平和の国際秩序」であり、「干渉と侵略、戦争と抑圧」に未来はありません。
0 Comments | Posted by sakaki in 平和, 活動日誌