日付 2011年3月18日
とき:2011年3月17日(木)18時30分~19時30分
ところ:倉敷労働会館
概要:
3月17日、国民春闘倉敷地域共闘委員会主催による「2011年春闘勝利に向けた決起集会」が開催され50人が参加しました。開会にあたって、平林議長が「震災で被災された方々に心からお見舞い申し上げます。春闘を自粛してはという声が聞かれますが、救援活動と同時に頑張っていきたい」と決意を述べました。来賓として日本共産党から赤坂てる子県会議員が参加して、「今、大企業の内部留保は250兆円を超えています。春闘によって内部留保を、賃上げ、被災地支援に回し、国民の命と暮らし、健康を守ることを目指しましょう」「共産党は選挙の延期を申し入れたが、菅政権は被災地を除いて選挙の実施を決めた。被災者支援に全力をという国民の気持ちを全く理解していない。私たちもともに頑張りましょう」とあいさつしました。
講演をする宇野忠義(弘前大学名誉教授)さん
集会メインの記念講演では宇野忠義(倉敷農業を考える会代表)さんがTPP(環太平洋経済連携協定)についての講演を行いました。宇野さんは、「TPPの特徴は国境なき市場・人・モノ・金の完全自由化である。医師会も自由化で公的保険制度が危うくなると反対している」「政府は自由貿易の名の下で財界・大企業の要求を実現しようとしている」と指摘されました。また、資本の儲け本位の横暴により、貧困と格差がもたらされとして、「財界・大企業優位のあり方からの転換が求められている。そのためには賃金引き上げによる内需拡大、国民生活の回復が必要。2011年春闘は、国民本位の政治を作るという重要な位置づけで、自信をもって取り組んで欲しい」と集会参加者を励ましました。
吉田事務局長が経過報告と行動提起をした後、平林議長の音頭で「ガンバロウ!」を唱和しました。
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