2.23県春闘共闘・地域総行動
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とき:2011年2月23日(水)終日
ところ:岡山県内各駅頭、岡山市中心街
概要:
岡山県労会議は全労連に結集する2011年春闘の中で地域総行動を重視して、目にも見え音も聞こえる宣伝活動を全県に広げるようと県下一斉の早朝宣伝に取り組みました。日本経済のゆがみを是正させる運動として、「働く者の賃上げと国民経済の抜本的改善を」と、署名行動や宣伝に取り組み広く県民に協力と支援を訴えました。
岡山駅前での早朝宣伝行動
岡山県労働組合会議を中心とする県春闘共闘は2月23日を春闘前半の山場をつくる運動として取り組み、早朝より県下各地の駅頭宣伝や午前午後の2回に分けた宣伝・署名行動、NTTや経済界への要請行動、昼休みのパレードなど多彩な行動を展開し、労働者の賃金引き上げによる日本経済の再生をと訴え、終日行動を展開しました。
天満屋アリスの広場前の宣伝署名行動
シンフォニービル横での宣伝行動
早朝駅頭宣伝では県労会議に結集する仲間150人が県下31の駅頭で9000枚の宣伝チラシを配布しました。また、消費税増税反対・最低賃金引き上げの宣伝・署名行動では、のべ73人が参加して午前・午後の各1時間宣伝する中で、消費税増税反対署名は89筆、最賃引き上げ署名は129筆集約することができました。経済界への要請行動では県労会議花田議長を先頭に24名が参加をして、日本経済の再生をテーマに懇談を行いました。昼のパレードでは岡山市シンフォニーホールから駅前中国銀行まで約30分のコースに80人が結集しました。倉敷地域では議員への要請行動や夕方には市内デモ行進を行いました。
昼休みデモには80人が参加しました
昨年の秋から県労会議では月8回の宣伝活動(テーマ毎に)を行っていますが、こうした活動が実を結び、県労会議の待つ力を総結集する運動へと発展させることができました。また、菅民主党政権が消費税増税を社会保障制度の財源とするとした使い古された理屈で、再び消費税増税を強行しようとしていることから、これに反対する署名行動を並行して行いました。県民の反応は上々で、最近の消費税宣伝では署名数も伸び悩んでいましたが、人数が多いことや横断幕なども目立ち、充分な手応えを感じることができました。まさに賃金闘争と政治課題を結びつけた春闘は結実した運動と発展しました。
午後からの消費税増税反対宣伝
岡山駅前での最賃引き上げ署名・宣伝
県労会議では大企業の内部留保244兆円を社会に還元し、地域経済が活性化するよう大企業が社会的責任を果たせと以前から訴えていますが、23日の行動では思いっきり主張することができました。日本経済を打開せよとする国民世論の先頭に立てた一日と言えます。