岡山県労働組合会議

はい、岡山県労会議です。086-221-0133

日付 2011年2月25日

とき:2011年2月25日(金)12時15分~

ところ:岡山市アリスの広場前

概要:

 県労会議はTPP(環太平洋経済連携協定)参加反対の宣伝行動を呼び掛け、2月25日の昼休みに天満屋アリスの広場前で署名と合わせて宣伝を行いました。宣伝には10人が参加して、「TPP参加で食料自給率も雇用も地域経済も危機に」とするチラシを配布しながら署名をお願いしました。

300枚のチラシが配布されました

 宣伝では県労会議の伊原事務局長がマイクを握り、「TPPはもともとチリやブルネイ、シンガポール、ニュージーランドなどの4カ国で、人口では2640万人の国々が中国などの安い農産物に対抗して協定した貿易協定だが、アメリカのオバマ大統領がこれを利用して、日本への圧力として更なる自由化を求めたのがTPPです。TPPに参加すると、農業だけでなく350万が失業するなど、雇用にも大きな影響がでる。岡山県では582億円の減産と試算されている。こんな協定は認められない」と訴えました。署名は13筆でしたが、用意したチラシは300枚が30分で無くなりました。

対話になり、関心は高いようです

 対話した年配の女性は、「農業支援なら理解できるが、農協には協力できない」と話しました。しかし、別の女性は「菅首相は一体何がしたいのか分からない」と署名に応じてくれました。TPPについては政府の誤った宣伝や農業に対する国の支援策に疑問を持つ人など、様々な反応があることが分かりました。私達は分かり易い宣伝を心がけ、共同した運動を追求する必要があると実感しました。県労会議では3月23日に、JA岡山中央会から講師を招き学習会を開く予定です。

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