2.18県政学習会
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とき:2011年2月18日(金)18時~19時30分
ところ:勤労者福祉センター4階第2会議室
概要:
岡山県労働組合会議は2月22日、春闘の重要な位置づけとして県政学習会を勤労者福祉センターで行い、22名が参加しました。この学習会は4月10日が統一地方選挙の投票日であり、組合員への県政の情報提供を目的としたもので、県民本位の議会や地方自治を考えて行く上で貴重な手掛かりとなることを前提に、春闘方針に基づいて開催されました。講師には日本共産党の武田英夫県議を迎えました。武田県議は今期で退任を表明されていますが、県議会でも県民の立場に立って発言され、県民の利益のために惜しみない努力をされる議員として良く知られています。最近は民主党政権の下で、県政のゆがみを正そうと奮闘され、「地方議会を民主党の出先機関とする考え方は憲法違反であり、議会制民主主義を壊すもの」とする発言には、普段は共産党との意見の違いはあるが、石井知事や自民党からも同意の声が上がっていると聞きます。
国からの基金についての質問など、関心の高い学習会でした。
武田県議は20年の議会活動の経験から、①県議が古い体質から抜け出せず、未だに男女同権が理解できない保守的な議員の発言や議員歳費の使い方にけじめが付けられない実態が報告されました。②県議会には菅政権になってから、「TPPの問題に見られるようにJA岡山中央会も医師会も、民主党は公的保障制度が何たるかを分かってないと発言しており、県民の不安が広がっている」と話しました。「民主党は交付金や社会保険制度も理解していないのでないか」とする各界の発言も紹介しながら、「民主党の強権的な政治手法や地方議会に対する主張は間違っているおり、知事をはじめ民主党以外の会派から批判が続出している」と話しました。③県政の問題では雇用や中小企業対策をどうするのかが問われている、として雇用、農業、企業誘致、国保問題など多くの課題を抱えていると話しました。県にはお金がないというが、国からの基金が435億円(全部借金だが)あり、これをどう使うかが課題だとしました。どこまで活用できるのかを検討することが必要で、資料提供はするので各団体でも研究・要求して閉塞状況を変えていこうと呼びかけました。