2011年頌春
0 Comments | Posted by kiyoshi in 活動日誌 |
2011年、明けましておめでとうございます
県労会議は今年もすべてのジャンルで闘い、労働運動の先頭に立って頑張ります。皆様の今年1年のご多幸をお祈りしています。
春闘スローガン(予定):
すべての労働者の賃上げ・雇用確保を 実現しよう 内需主導の景気回復
花田議長の新年挨拶
新年おめでとうございます。
大晦日に日本航空は165人の整理解雇を強行しました。「整理解雇の4要件」という雇用の重要なルールを壊すという全労働者にかかわる重大な事態で、解雇撤回をめざして連帯して闘いましょう。
菅政権は公約を破り、大企業に追随・応援団になり、アメリカ従属の姿勢を露骨に強め「このままでは暮らしは大変だ」と言う声が大きくなっています。
労働者の賃金は、2009年には前年より23万円(月約2万円)も減少しています。(国税庁調査)そして年収200万円以下の労働者は4人に一人、1099万人にも達しています。1997年から2009年までの間に正規労働者は463万人減少し、非正規労働者は551万人増加、とりわけ青年層に働いても自活できない労働者が増加しています。
完全失業率は5%で高止まり、有効求人倍率も0.55%に低迷、高校・大学卒の就職内定率も過去最低で、青年層での雇用の悪化は深刻になっています。一方資本金10億円以上の大企業は、2009年に内部留保を11兆円増やし244兆円にも積み上げ、空前のカネあまり状況になっています。
非正規化・賃金引き下げ、消費の減少、経済成長の停滞、賃下げという悪循環を続ける限り景気の回復、暮らしの改善はできません。春闘から全ての労働者の賃金引き上げと雇用の安定等の要求実現めざしてがんばりましょう。
今年もよろしくお願いします。
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