日付 2010年12月6日
とき:2010年12月3日~5日
ところ:長崎県佐世保市内
概要:
日本平和大会が12月3日~5日、長崎県佐世保市で開かれました。全国から1200人が参加して各地で取り組まれている米軍再編強化に反対する闘いや、沖縄の普天間基地返還・辺野古移設に反対して連帯する運動を交流されました。岡山県からは平和委員会の大西会長をはじめ、実行委員会から17名(昨年同数)が参加しました。
主催者を代表してあいさつする全労連大黒議長
大会では、海外代表として原水禁大会や平和大会で何度も来日されているイ・ジュンキュさん(韓国)やコラソン・ファブロスさん(フィリピン)など4名が来賓として挨拶を行いました。韓国代表は北朝鮮の砲撃事件に対する李明博大統領の対抗手段は北朝鮮と韓国との緊張を高めているが、韓国国民は平和的解決を願っていると話しました。フィリピン代表からは米軍施設を撤去した運動など貴重な経験が紹介されるなど、日本の平和運動を励ます連帯の言葉を聞くことができました。地元の佐世保実行委員会は合唱やダンスなど文化行事満載の歓迎でした。基地調査のガイド役での奮闘をはじめ、高校生の合唱団や市民団体のよさこいダンスなどが会場を盛り上げ、大会成功のために幅広く文化団体が組織され、日頃の活動のスタイルや大会成功のために苦労された様子を知ることができました。沖縄県知事選挙で大奮闘したイハ洋一さんや宜野湾市の新市長となった安里さんからのビデオメッセージが届き、大きく映し出されたスクリーンを通じて、選挙支援へのお礼と闘いの決意が述べられると会場は大きな連帯の拍手に包まれました。
ビデオメッセージで知事選挙支援の感謝を述べるイハ洋一さん
地元高校生の合唱
躍動的なよさこいダンスの歓迎
大会前の基地調査で船上から撮影してイージス艦(調査船と並走)
弓張展望所から見る佐世保軍港
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とき:12月4日
概要:
12月4日、女優 大原ますみさんを迎えて、朗読劇『夏の会と共に歩む会・おかやま』のつどいが開催されました。
朗読劇「この子たちの夏」は2007年秋、演劇制作体「地人会」の解散に伴い、1985年から23年間767回の全国を巡る公演活動が中止されました。この公演に出演してきた18人の女優が集まり2008年3月、新しく「夏の会」を立ち上げ、女優たちによる朗読「夏の雲は忘れない」1945・ヒロシマ ナガサキの公演活動をスタートしました。
突然肉親を奪われた怒りや悲しみ、親子の絆、愛の深さを多くの若い人たちが自分のこととして考えていただきたく、小さな灯ですが点火いたしました。
この18人の女優の皆さんの活動に共感し支援し、共に歩んでいこうと2008年10月18日に岡山で会を結成しました。そして昨年の7月12日に岡山公演を700名の皆さんの参加をいただき大成功でした。2010年の7月には倉敷で公演がありました。
大原せつこさんの朗読
12月4日に開催したつどいではこの間の取り組みを報告すると共に、大原さんの朗読、代表者の住宅さんの「ちくわ笛」で明るく楽しいつどいになりました。
「夏の雲は忘れない」1945・ヒロシマ ナガサキは主催者と実行委員、そして女優たちの共同作業で成立する公演です。2011年7月に岡山公演を予定しています。多くの皆さんの参加を今からお待ちしています。
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