岡山県労働組合会議

はい、岡山県労会議です。086-221-0133

日付 2010年8月26日

とき:2010年9月18日(土)13時~

ところ:勤労者福祉センター4階第2会議室

概要:15回大会と講演会

   講演会のテーマは「STOPセクハラ・NOパワハラ」

   講師は原田隆弁護士(あさひ法律事務所)

チラシはココ女性部大会チラシ228KB

とき:2010年8月26日11時~

ところ:岡山労働局企画室

概要:

 岡山県労会議とパート・臨時労組連絡会は8月26日、労働局に対して「最低賃金の引き上げに関する要請」を行いました。要請には花田議長、伊原事務局長、高木パート・臨時労組連絡会の高木会長が出席し、労働局からは山本賃金室長、有本賃金室指導官、片山企画室補佐が対応されました。要請の趣旨は、①民主党が提起し、合意された経済成長戦略に基づき2020年までに最賃を平均1000円、最低でも800円とした到達に向けて、一層の努力をすること、②生活保護との整合性をはかること、③地域間の賃金格差を是正し、A~Dの4ランクの最賃格差をなくすこと、④全国一律の最低賃金制の法制化をはかること、⑤最賃審議会や委員の推薦にあたっては、公示と同時に県労会議にお知らせいただくこと、⑥審議会に日程などについても申し出に応じてお知らせいただくこと。など、6点を要請しました。

山本賃金室長(右)に要請書を渡す花田議長

⑤⑥の申し出については連絡があれば知らせるとの返事でしたが、これまでとは後退した内容となりました。その他の要請事項についてはこれまで通りの「総合的に判断して」という回答であり、「本省に伝える」との返事に終始しました。県労会議としても労働局の姿勢は「のれん押し、糠に釘で何の反応もなければ、返事もない。最賃の答申も額だけで経過やまとめの報告もなく、答申理由や説明がないのは県民に対して不誠実ではないか?」と粘って話を進めようとしましたが、「そういうことにはなってない。皆さんの要請や要望は誠実に伝えている」の一点張りで進展はありませんでした。花田議長は、「公示というのは広く知らせることに意味があり、何もしないことではない」と再度、要請事項を説明し、県民に理解が得られる対応を求めましたが、山本室長は「信じてもらうしかない。地方で判断するようにはなってない」と全く不誠実な内容でした。最賃審議会の経過は専門部会が8月19日に行われましたが、結論が出ず、9月2日に再度、審議が行われる予定です。

要請書はココ最低賃金の引き上げに関する要請80KB

とき:2010年8月25日18時~

ところ:ピュアリティーまきび

概要:

 8月25日、国鉄労働組合岡山地方本部は1047名JR採用差別事件の解決・レセプションをピュアリティーまきびで開催しました。採用差別事件は23年間に及ぶ闘争となりましたが、民主党政権になってから政治解決に向けた動きが高まり、今年6月28日に国との和解が成立しました。国鉄がJRとして分割民営化された時、当時、日本の労働組合の中でも戦闘的な闘いで社会的にも大きな影響力を持っていた国労は国鉄の分割民営化に反対していました。当時の中曽根康弘総理は「一人も路頭に迷わせない」としながらも、後の回顧録の中で「民営化の目的は国労を潰すことが目的だった」と語っています。1987年4月の国鉄分割民営化で「JR不採用」とされ、さらに1990年4月には国鉄清算事業団から2度の解雇宣告を受けました。

感謝とともに23年の闘いを振り返る柴田さん

 国労は労働委員会・裁判闘争・ILO勧告を勝ち取る闘いに全力を上げ、当時、全国各地から支援共闘ができ、県労会議もこの一員として闘ってきました。組合員の皆さんにはカンパや物品販売などで多くの支援を頂きました。この採用差別事件の当事者で岡山争議団の柴田俊夫さんは県労会議の初代の議長でした。その時の事務局長が現在の県労会議の花田議長です。

県労結成当時を思い出しながら、柴田さんの苦労を労う花田議長

 県労花田議長は、「柴田さんが自らの闘いと同時に県下の労働運動を引っ張ってこられたことに敬意を表します。国労の団結と支援共闘の皆さん、それを支えた家族の力だと思う。バトンを引き継ぐことが恩返しだと思う」と話しました。

感謝の挨拶を述べる後藤委員長

レセプションの冒頭に挨拶に立った国労の後藤委員長は、「当事者を含めて解決案をめぐって議論を重ねながら、最終的に解決案を受け入れた。JRへの採用問題はあるものの、解決案を受け入れたことを嬉しく思っている」と、参列した104名に関係者に感謝とお礼を述べました。また、解決までの23年の記録集を編纂され、関係者全員に記念品として贈呈されました。解決を祝うと同時に、JRへの採用に向けた闘いの決意が次々に語られるなど、閉会までの2時間は走馬灯のように過ぎ、安堵とも決意ともとれる複雑な思いが交錯する懇談は終わりました。国労の皆様、お疲れ様でした。闘いは続きます。国家的不当労働行為は止むことはありません。国民的な闘いはこれからです。ともに頑張りましょう。

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