岡山県労働組合会議

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連想分類語  憲法集会

とき;2013年5月3日(金・祝)13時30分~

ところ:三木記念ホール

5月3日、輝け日本国憲法!集会が開かれました。

岡山合唱団の皆さん

合唱に詩の朗読を終えると、松本ヒロさんがお笑いライブで会場を沸かせました。

2年ぶり、松本ひろさんのライブ

今年の講演で来岡2回目となった水島朝穂(早稲田大学教授)さんが「いま、憲法とは何かを考える 日本国憲法66周年の岡山で」と題して、安倍首相の改憲発言や憲法審査会の動きなど、緊迫した情勢を前に立憲主義の日本にとって何が危険なのかを話しました。水島先生は、「安倍首相は恐い。憲法を知らずに向かってくる。彼のやろうとしていることは改憲ではなく壊憲だ。4月28日に主権回復の日式典を強行したが総理失格だ」「歴史認識も教養もない。憲法が何かを知らないで変えるとは裏口入学宣言に等しい」と怒りを込めて語りました。憲法について、「安倍首相は日本国憲法の立憲主義を分かってない。99条は権力者の憲法遵守義務を定めている。そもそも立憲主義とは、政府の統治を憲法に基づき行う原理で、政府の権威や合法性が憲法の制限下に置かれる。日本国憲法は基本的人権など国民の権利を守るよう権力者を縛っている」と説明しました。

水島朝穂さん(早稲田大学)

「マスコミが憲法改正か反対か?というアンケートをしているが、全くわかってない。それは結婚に賛成か反対か?と問われているのと同じだ」と批判しました。先生は続けて、「それでも国民は世論調査で憲法9条の改悪に反対している。改憲を目論む勢力は首相であり、自民党や維新の会の国会議員だ。こうゆう人たちは憲法遵守の義務がある。改憲論者の中でも96条の国会議員の発議要件緩和には反対論が多い。その意味でも96条では改憲論者は味方にできなくても敵にはならない」と運動論を展開しました。水島先生は最後に、「憲法は守るものではなく権力者に守らせるものだ」として、改悪反対運動の視点を強調しました。

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