連想分類語 品川正治
輝け 日本国憲法!集会
とき:2010年5月3日(月・祝)13時30分~16時
ところ:岡山市三木記念ホール
内容:合唱 岡山合唱団
詩の朗読 岡山詩人会議「夢遊童子」
品川正治氏の講演「戦争・人間・そして憲法9条」
参加者:350人
合唱団のみなさん「花はどこへ行った」「我が窮状」「すべて時代のせいにして」の3曲を合唱
この姿勢のまま動かずに、とても86歳の高齢とは思えない口調で講演する品川正治氏。言葉はゆっくりと聞き取りやすいことに驚きました。
概要:東大入学時に大学生の徴兵召集猶予の制度がなくなって、いつ自分も徴兵されて戦死するかもわからないという時代だった。そこで救いをカントに求めた。その理由は「この国は国家としての理性を失っている」という思いと同時に「国民として正しい死に方は何か」と考えたからです。この2つの命題を会得してから死にたいと思いました。と学生時代を振り返った品川さんは徴兵されて鳥取の連隊に配属されました。戦争体験を話す際に、現実の戦闘体験を話すことは辛かったのですが、今話すことが必要と思った。そういう最後の世代です。戦友が中国の壕の中で死んで、そのことがトラウマになった。皆、本土防衛は経験していても戦地には行ってない。一人でも多くの人に本当の戦争体験を話したほうがいいと思ったのです。自分は哲学青年でした。国家が戦争をしているときに、自分は如何に生きればいいのか考えた人生でした。戦争を経験し、憲法9条を知った人間として国家が起こした戦争に対して、どう考えたか。自分は間違っていた。戦争になぜ反対しなかったのかと。起こしたのも人間、それを止めるのも人間、それができるのも人間です。戦争は天変地異ではない。戦争を起こそうとする人がいる。あなたはどっちなのか、座標軸を持ってほしいのです。もあるんです。日本ははっきりと否定しています。人間としての憲法を持っている日本と9条を守ってほしい。と話す品川さん。話は憲法だけでなく経済にも及びました。経済を人間の目で見ることが主権者としての自覚を育てると。
詳しくはココに憲法集会・品川正治さんの講演60KB
閉会の挨拶をする高教組・岩佐委員長
元気というのは若い人からもらうものだが、今日は年配者の品川さんに元気をもらった。主権者として日本を動かす一人に成りたいと決意を語りました。
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