連想分類語 原発ゼロ
ところ:県労会議会議室
概 要:
県労会議では毎月11日をイレブンアクションデーと定め、宣伝と署名行動、学習活動を行っています。現在、各地で原発ゼロをめざす運動が展開され、原発からの撤退は全国民の7割が賛成していると報道されています。しかし、「原発をなくしたら電力が不足する」「企業が海外に出て行ってしまう」という意見がまだまだ多数を占めているというのが街頭宣伝、署名にとりくんでの感想です。原発のない日本を実現するには、世論を形成し国民の意思を表さなければいけません。
このような現状のなか、原発ゼロをめざす恒常的組織の立ち上げ実行委員会が開催され、「原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山実行委員会」が結成されました。実行委員会は原発ゼロをめざすあらゆる個人・団体で構成されています。第1回実行委員会には岡山市職員労働組合、岡山県地域人権運動連絡協議会、原水爆禁止岡山県協議会、岡山県商工団体連合会などの団体が参加し、個人も含め8人が出席しました。
当面の活動を議論し、12月の11日に高知県梼原町の風力発電施設を視察するフィールドワークを行うことを決定しました。現在、企画を進めています。
「原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山実行委員会」は原子力発電所が存続し続けることへの危機感を共有し、原発の廃止、原発依存のエネルギー政策の転換の世論を形成することを大きな目的とし活動を開始します。
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ところ:岡山駅前ビックカメラ前
概 要:
11月も半ば肌寒い日が続いています。季節が秋から冬に変わり始めていることを感じます。県労会議は上関原発の建設に反対し、自然エネルギーへの転換を求める署名と宣伝を行いました。本日は9人が参加し、署名30筆を集めました。
伊原事務局長は、「私たちは東日本大震災の被害を忘れないために、毎月11日をイレブンアクションデーと定めて早期復興と原発ゼロの日本を求める運動にとりくんでいます。いま、福島から岡山に避難された人の数は500名にのぼります。多くの場合、母親と子供が避難し、父親は福島に残り仕事をしています。原発事故により家族が離れ離れとならなければならい悲劇が生まれています」と被災者の現状を伝えました。
東日本大震災による福島原発事故以降、中国電力は上関原発の建設計画を一時中断しました。しかし、国と中国電力が正式に建設中止を表明したわけではありません。伊原事務局長はマイクを通し、「福島原発の事故は収束のめどはついていません。放射性物質は放出されています。チェルノブイリ原発事故から25年経過していますが、周辺地域は今現在立ち入り禁止の危険区域となっています。放射能が完全に除去されるまでには1万~2万年もかかります。子どもたちに放射能で汚染された日本を残すわけにはいきません」と力強く原発建設に反対しました。
本日の署名には多くの通行人の方が積極的に協力してくれました。瀬戸内海に面した上関に原発が建設された場合、周辺海域は放射能で汚染され環境は破壊されてしまします。原発事故が発生すれば、岡山県も放射能汚染の危険区域となります。このように、重大な不安と懸念が抱かれています。
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